一世紀の永い戦いに、決着がついた。
ブロギーが振り下ろした渾身の大斧が、Mr.3の策略によって足を滑らせて倒れたドリーの頭上に力いっぱい振り下ろされ、ドリーは血を吹き上げて膝をつき、そのまま地面に倒れこんだ。
倒れたドリーの傍らに立ち尽くしていたブロギーは「・・・・7万・・・3千・・・467戦・・!!1勝・・・」と絞り出すようにつぶやいた。ブロギーは泣いていた。
だが、その戦 . . . 本文を読む
腹の中を爆破され、ルフィに倒されて立ち上がった"青鬼のドリー"は、自分を止めようとするルフィの上に恐竜の骨の家を乗せて、ルフィの身動きをとれなくした。
ルフィは、骨の中から必死に「この決闘は邪魔されたんだ!!!邪魔が入った決闘なんて、決闘じゃねェぞ!!!!」と叫んだが、聞き入れられることはなかった。
「黙れ、たかだか10年や20年生きただけのお前らに、エルバフの"高き言葉"が聞こえ . . . 本文を読む
怒ったドリーは、ルフィに攻撃を開始するも爆発の影響で意識が朦朧としており、またルフィが悪魔の実の能力者とは思わず油断したのもあり、ルフィの【ゴムゴムのロケット】をその腹にくらって、血を吐いて倒れた。
ドリーを倒したルフィは「おれは怒った!!!誰かいるぞ、この島に・・・」と酒に爆弾を入れた姿なき犯人に、怒りをあらわにした。
その時、真ん中山が本日2度目の噴火を起した。
爆弾事件を知 . . . 本文を読む
グランドラインのとある小さな島「キューカ島」では、Mr.3(ミスタースリー)と呼ばれる男が、ミス・ゴールデンウィークと共に、休暇を楽しんでいた。
この二人こそ、暗殺組織"バロックワークス"のオフィサーエージェントで、ビビとナミ、ゾロ、ルフィの暗殺の指示を受けた凄腕暗殺者である。コードネームが小さくなる程の強さを増す。Mr.3は「優れた犯罪者は、優れた頭脳によって目的を遂行するものなのだカネ . . . 本文を読む
巨人に遭遇したナミの悲鳴は、誰にも届かなかった。
巨人は、もう一度ナミに話しかけてきた。「酒を持っているかと聞いたんだ」
少しならあると答えると、嬉しそうに「そうか、持ってるか」と人懐こい笑顔を見せた。
その巨人「プロギー」は、近くに居たティラノザウルスと思しき恐竜の首を一撃で斬り倒し、「我こそが!!!エルバフ最強の戦士!!!プロギーだ!!!ガババババハ!!!」と雄たけびを上 . . . 本文を読む
ビビを連れて出航したゴーイング・メリー号は、ビビの心配と不安と哀しみをよそに、賑やかで、和やかで、楽しげな笑顔があふれていた。
ここは危険なグランドラインの海で、今まさにバロックワークスの刺客に追われているというのに。
ビビはナミに「いいの!?こんなで!!!」と抗議したが、ナミは「悩む気も失せるでしょ、こんな船じゃ」と笑顔を見せた。
ビビは、それが彼らの気遣いでもある . . . 本文を読む
囮となったイガラムの乗った船が、バロック・ワークス社の追手に爆破された。
すでにビビの正体がバレている可能性が高く、早急にビビを連れてウィスキーピークを出る必要がある。バロック・ワークスの社員は総勢2000人はいる、と言われている。
ルフィ達は知らないが、イガラムの船の爆破現場に社長の片腕、副社長の「ミスオールサンデー」がいた。
その「ミスオールサンデー」が、ゴーイング・メリー号 . . . 本文を読む
バロックワークスの、上位オフィシャルエージェンシーであるMr.5と、ミス・バレンタインは、ルフィとゾロの一振りで吹っ飛んでいった。
「何だあいつら」「・・・うざってェ」
ビビとカルーは、この2人の様子を見て驚愕する。
「・・・そんなバカな・・!!こんな強さの奴らがグランドラインの入口にいるなんて・・・」
一旦戦闘本能に火がついたルフィとゾロの戦いは、止まらなかった。
「どちらが強いか . . . 本文を読む
「ゾローーーーー!!!!おれはおまえを許さねェ!!!勝負だ!!!!」
歓迎の宴から目を覚ましたルフィは、歓迎してくれた人達に刀を抜こうとするゾロに激怒していて、ゾロの言う事を聞く耳はなく、本気でゾロに殴りかかってきた。
ルフィの行動に驚き、とりあえずルフィを跳ね飛ばしたゾロだったが、ルフィの実力を知る故に一瞬たりとも気を抜くことはできない。
ゾロは、王女ビビに"バロックワ . . . 本文を読む
酔いつぶれていたと思われていたナミもまた、ゾロ同様にこの町の"歓迎"に警戒して、酔ったフリをしていただけだった。
「で?10億ベリーの恩賞を約束してくれるの?」と交渉を持ちかけるが、イガラムは「では王女に直接交渉して頂ければ!」と返した。先に王女を助けることが条件というわけだ。
ナミは「わかったわ、ひとまず王女を助けてあげる。さァ!行くのよゾロ!!!」と命令した。
しかし、アホ . . . 本文を読む