(1)東の海編--→⑤サンジ登場--→[ドン・クリーク海賊団.6]
ギンは、サンジとルフィを向いて立つと「あんたらには、傷つく前に船を降りてほしかったんだが」と前置きしたが、サンジは「クソくらえ」と答え、ルフィは「おれはお前らみてェな弱虫には負けねぇから!強いんじゃなくて人数多かっただけ」と言ってのけた。
そのルフィの挑発的な言葉に、ボスである首領(ドン)・クリークが出てきて、ルフィに凄 . . . 本文を読む
(1)東の海編--→⑤サンジ登場--→[ドン・クリーク海賊団.5]
ゼフへの恩返しの為に命を投げ捨てようとするサンジに、ゼフは「サンジ!!余計なマネするな!」と止めるも、サンジの決意は固い。あの日からずっと、ゼフから受けた”恩”に報いることを考えていたのだから、その思いがそう簡単に覆るわけがない。
サンジはふらふらになりながらも「余計なマネはどっちだよ、その右足さえ失ってなきゃ、こんな奴ら . . . 本文を読む
(1)東の海編--→⑤サンジ登場--→[サンジ少年と海賊ゼフ.2]
一人になったサンジは、憎い海賊ゼフに頼らず、一人で生き延びることを自分に誓った。
幸い食料は5日分、湧き水もある。5日分の食料を20日分に分けて空腹との戦い続けた。食べたい、食べてはいけない、その葛藤を水で紛らわそうとするも、空腹は容赦なく常時襲い続ける。
遭難から5日目、とうとう目の前を1隻の船が通るが、気づいてもらえず . . . 本文を読む
(1)東の海編--→⑤サンジ登場--→[サンジ少年と海賊ゼフ.1]
子どもの頃、サンジはコック見習いとして客船「オービット号」で修行をしながら働いていた。サンジの夢は、コックなら一度は夢見る伝説の海”オールブルー”を見つけること。
”オールブルー”とは、東の海、西の海、北の海、南の海、この四つの海にいる全種類の魚達が住んでいる海域のことである。世界中の食材が集まる海とあっては、料理人の腕 . . . 本文を読む
(1)東の海編--→⑤サンジ登場--→[ドン・クリーク海賊団.4]
一難去ってまた一難。
今度はギンが、オーナーゼフの頭に銃をつきつけて、サンジに呼びかけた。
「もうやめてくれ、サンジさん。おれはあんたを殺したくねェ!!・・過去にどれだけスゴかった男でも、こうなっちゃただのコック。頭を撃ち抜くのも簡単だ。この男を助けたいんだろ?サンジさん。大人しくこの船を降りてくれ!!」
ギンのその手に . . . 本文を読む
(1)東の海編--→⑤サンジ登場--→[ドン・クリーク海賊団.3]
戦闘中に鼻血を出したパールさんは、血を見て動揺し、全身から火を噴きだす【ファイアーパール】へとグレードアップした。ジャングル育ちのパールさんは身の危険を感じると、猛獣が嫌う火を出して身を守ろうとする癖があった。
全身燃え盛るパールが動く度、バラティエに火が移るもパールさんに近付くことすら出来ないでいると、サンジが燃えるパ . . . 本文を読む
(1)東の海編--→⑤サンジ登場--→[ドン・クリーク海賊団.2]
サンジが蹴った「サバガシラ1号」は、船のヒレ(海上デッキ)に落ちた。
パティとカルネは、すぐさまレストラン船に乗り込んでコック達をなぎ倒して船を奪おうとしているクリークの部下達と戦った。
「コックになって十数年!訪ねた店は300軒、巡り巡って行き着いたのがこの店よ!乱闘すんのも料理すんのも好き放題だ!こんないい店、他にゃいね . . . 本文を読む
(1)東の海編--→⑤サンジ登場--→[ドン・クリーク海賊団.1]
ドン・クリークは何事もなかったように、「レストラン船」と「ゼフの航海日誌」奪取を開始した。陽気な魚のデザインのレストラン船を入手すれば、好きなだけ"だまし討ち"ができる、というクリークの思いはどこまでも邪道だった。
ルフィは、ゼフにクリークを退治すると雑用係を辞めていいという約束をとりつけると【ゴムゴムのロケット】で飛び出 . . . 本文を読む
(1)東の海編--→⑤サンジ登場--→[鷹の目の男.4]
ゾロは敗北を自覚し、自ら体を差し出すようにして「鷹の目」の黒刀で斬られ、海にくずれ落ちた。
全てを見ていたサンジは、ゾロの言葉を思い出していた。
「剣士として最強を目指すと決めた時から、命なんてとうに捨ててる」
だが、サンジはイラついた。(何でだ・・・!!相手は本物の世界一だぞ、結果は見えてた・・、死ぬくらいなら野望を捨てろよ!! . . . 本文を読む
(1)東の海編--→⑤サンジ登場--→[鷹の目の男.3]
東の海(イーストブルー)で、世界最強の剣士「鷹の目の男」と、「海賊狩りのゾロ」の対決が始まろうとしていた。ゾロは、人生の目標にしていた男との対決の機会が、こんなにも早く
めぐってるとは思ってもいなかった。
だが、戦いを前に鷹の目の男が取り出したのは、リンゴでもむくかのような小刀だった。
鷹の目は言う。 「多少名を挙げた剣士がいたと . . . 本文を読む