[1]冒険の海
(1)-東の海編(1話~100話)
(2)-アラバスタ編(101話~215話)
(3)-空島編
1.怪物の出る海
2.ジャヤ、黒ひげとの出会い
3.モンブラン・クリケット
4.世界最高権力
5.空島の冒険
6.神エネルとの戦い
7.カルガラとノーランドの物語
8.おれ達はここにいる
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空島から「落下」したゴーイング・メリー号は、青海に勢いよく叩きつけられて相当な衝撃を受けた。
ある程度高度が低くなりすぎると、空タコの膨張がきかずにしぼむらしいが、それでも空タコに守られて、無事に青海に戻ってこれたことに間違いはない。
麦わらの一味は、海が青いことに懐かしさを覚えると同時に、白い海の夢でも見ていたかのように思えた。
空は高く、遠かった。
ナミは空島から持ち帰った古代ウ . . . 本文を読む
「大地ヴァース」のシャンドラ遺跡では、空の人達もシャンドラの人達も共に困っていた。
大恩人である”麦わらの一味”が、礼を言う暇もなく島を飛び出して行ったのだから。
この有り余る感謝を、どうやって伝えればよいのか、皆が途方に暮れていたが、”麦わら”らしくもあった。
麦わら達がもたらした、"新しい世界"の取り決めをしなくてはならない。
空の人と、シャンディアが共に生きる新しい国と . . . 本文を読む
ルフィは「黄金を奪って逃げるぞ」と言って、仲間達を静かに起した。
そろそろ、青海・・・グランドラインへと戻る頃だが、滅多に来れない空島で各自思い残すことのないよう行動してから、ここを出よう。ルフィは大蛇の腹の中に黄金がたくさんあるのを見つけていたので、それをリュック一杯に盗んで行こう!と考えたのだ。これにはナミも大乗り気でついて行った。
ロビンは、沈みがちな気持ちで、黄金の鐘と共 . . . 本文を読む
スカイピアを失い、雲隠れの里を失って空島を離れようとしていた人々が、次々と「神の島(アッパーヤード)」へと上陸してきた。
この島でエネルに倒されていた、ラキ、カマキリ達シャンドラの若き戦士達や、エネルの元で戦わされていた神官達も、
6年間監禁され、エネルに労働を強いられていた神兵達も続々と解放されて集まってきた。
死んだと思っていたコニスの父パガヤさんも、白海まで落とされたものの命は助 . . . 本文を読む
ルフィは、とうとう"黄金の鐘"を鳴らした。
「届け!!!届けェ---!!!!聞こえているか!!?ひし形のおっさァん!!!サル達ィ!!黄金郷はあったぞーーー!!!!」
その、この世のものとは思えない美しい音色は、空の国中に響き渡った。
ガン・フォールは「いつか・・こんな時が来ると・・信じてた・・・」と涙を流した。
ただ神に祈るしかなかった空の人々は、願いが通じたことを感謝し . . . 本文を読む
空の国を完全に葬り去るはずだった【巨大雷迎】は、ルフィの活躍によって弾けとび、そこに広がる美しい青空は、希望そのものだった。
ワイパーはボロボロの体が壊れそうなほどに叫んだ。
「鳴らせェ麦わらァ!!!シャンドラの灯を!!!!」
元神ガン・フォールも、平和への願いを込めて空へ叫んだ。
「聞かせてくれ小僧・・・!!!島の歌声を!!!!」
もちろんルフィはそのつもりだ。
「じゃあな . . . 本文を読む
ゾロ、ノラ、ワイパーが決死の思いで倒した「巨大豆蔓ジャイアント・ジャック」を伝って、ナミとルフィが、エネルの方舟へ飛んだ。
エネルは【超巨大万雷ママラガン】で、「神の島アッパーヤード」を破壊して沈めてしまおうとした。
そうすれば「巨大豆蔓ジャイアント・ジャック」は根ごと青海へ落ち、もう二度とエネルのいる高みまで到達する者はいなくなるからだ。
無数の落雷が「神の島アッパーヤード」を . . . 本文を読む
カルガラの思いと無念、その意志を引き継ぐワイパー達シャンドラの子孫達の思い。
ノーランドの思いと無念、その意志を引き継ぐモンブランの強い意志。
誰も知らない大蛇「ノラ」の孤独。
彼らの思いを繋げてやりたいと思うルフィと”麦わらの一味”。全ては思いは大鐘楼へと繋がる・・・!!
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大鐘楼を手に入れたエネルは、用の無くなった空島の全てを破壊すべく、最後の【雷迎】を形勢しだしていた。
ナミが、豆の葉にメッセージを書き込んで、下にいる仲間達の元に落とした。
「ジャイアント・ジャックを西に切り倒せ」 . . . 本文を読む