ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

92話 幸せ  (アーロンパーク-24)

2015年10月02日 | 東の海編




アーロンは、下等な人間が、崇高な魚人に対して反抗することに怒った。
壁の中から、【キリバチ】と呼ばれる巨大なサメの歯型の刃のついた刀を取り出すと、ルフィを高速で追い回した。

逃げたルフィが飛び込んだのは、アーロンパークの最上階の窓・・・、そこはナミの測量室だった。

ルフィはその部屋の異様さに気付く。
「・・・何だこの部屋、紙ばっか」





アーロンはルフィに教えた。 「ただの紙じゃねぇ、8年間かけてナミが描いた海図だ。あの女は天才だよ。持ち合わせた才能を無駄にする程不幸愚かなことはねェ!!ここで海図を描き続けることがナミにとって、最高の幸せなのさ!!!てめェにこれ程効率よく、あの女を使えるか!!?」
アーロンは、じっとして動かないルフィを【キリバチ】の刃の中に収めて高笑いした。






ルフィは、1本のペンを見つめていた。そのペンには血がにじんでいた。


暫くペンを見つめていたルフィは、静かにペンを床に置くと、手でキリバチを握った。
アーロンは、ルフィの首を飛ばそうにも、【キリバチ】がピクリとも動かないことに気付いた。
そればかりか、ルフィは素手でキリバチの歯を握り潰したのだ。




「つかう?」
ルフィの怒りが頂点に達した。





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