ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

96話 東一番の悪 (ローグタウン-1)

2015年10月06日 | 東の海編




5人の"一味"を乗せた船は、順調に"グランドライン"を目指していた。
しかし、ナミが手に取った新聞に挟まっていた一枚のちらしが、平穏を破る。
ルフィが、3千万ベリーの賞金首になっていたのだ。





その数日前、海軍16支部のネズミ大佐より連絡を受けた、世界政府直下の"海軍本部"での会議で、ルフィの賞金額が話し合われたのだ。
海軍本部少佐の「ブランニュー」は、幹部達に懸賞金額について説明した。
「道化のバギー1500万」「海賊艦隊提督、首領・クリーク1700万」「魚人海賊団、ノコギリのアーロン2000万」というイーストブルーの大物海賊団が粉砕されている事実を重く受け止め、しょっぱなから3000万ベリーの世界的にも破格の賞金設定となったとのこと。
ちなみにイーストブルーの懸賞金アベレージは300万ベリー。


海軍本部には、海賊に負けず劣らずの屈強な漢達が集っていた。海賊と違うのはその志が、世界平和、絶対的正義にある事だった。それが、一切の弱みを許さぬ大海賊時代の『平和』の砦であった。


かくして、”麦わらのルフィ海賊団”の手配書は、世界に配布された。
この手配書を手にした「鷹の目のミホーク」は、とある島の海賊を訪ね、その海賊団の頭にルフィの手配書を見せた。
「鷹の目」の訪問を鋭い眼光で睨みつけたその片腕の男に、「鷹の目」は気にすることなく、ルフィの手配書を見せた。
その男、シャンクスは手配書を見るや「きたかルフィ」と目を輝かせた。
シャンクスは、「こんな楽しい日に飲まずにいられるか!!」と「鷹の目」を誘って大いにはしゃいだ。









一報は、ルフィの育ったフーシャ村にも届いた。
湧き立つ村人達の中で、唯一村長だけはルフィが海賊という悪党になった事が不満気であった。
「・・・夢か・・・・運命か・・・・。」
村長は、ルフィが背負う運命の事を知っているようだった。






さて、ルフィ達一行は、グランドラインに入る前に、『始まりと終わりの町』とよばれる『ローグタウン』のある島に立ち寄った。
ここはかつて、海賊王ゴールド・ロジャーが生まれ、そして処刑された町だ。


海賊王の町は大きく、賑わいのある町で、”麦わらの一味”は各自それぞれに、旅に必要に物の買い出しに出た。

ルフィはまっさきに、海賊王の処刑台に向かった。ここが大海賊時代の”はじまりの場所”。







”海賊王”ゴール・D・ロジャーが遺した”大海賊時代”の大きな渦に、ルフィは今乗り込む。
それは夢か、それとも運命か。










最新の画像もっと見る

コメントを投稿