ナミ、チョッパー、フランキー、そして生首を持ったサンジが、追手から逃げる為に飛び込んだ部屋『ビスケットルーム』には、大小さまざまなサイズの子供達が寄せ集められていた。
子供達は突然の侵入者に驚いたが、フランキーロボや、チョッパーたぬきに興味しんしんで尋ねてきた。
「誰なの?凍った人たち?逃げてきたの?」質問の意図がわかりかねている時に、侍の生首が子供達にしゃべりかけたから、子供達 . . . 本文を読む
一方、サニー号に残っていたナミ、チョッパー、サンジ、フランキーの4人は何者かに睡眠ガスで眠らされて、監禁されていた。
ただ、ブルックはここにいない。恐らく眠っているブルッックを死体だと思って放置したのだろう。
4人が監禁部屋で見たのは、バラバラになった”人間の顔”であった。
バラバラになった顔が、「拙者の顔をパズルのように組み立ててくれ」と喋るので、なんとかパーツを組み立ててみると一つの . . . 本文を読む
ルフィら4人の前に現れた竜は、口から火を吹き、人間の言葉で「ブ!お前達も七武海の仲間か!?」と聞いてきた。
竜の皮膚は固く、力は尋常ではない程強かったが、ルフィとゾロは竜との戦いを楽しんだ。
ルフィが竜を叩き落とそうと竜の背に乗った時、竜の頭部に人間の下半身らしきものが刺さっているのを見つけてその不思議に喜んだ。
ゾロはウソップの【緑星トランポリア】で空高く飛ぶと、【居合い・死・ . . . 本文を読む
海上には、火の海に囲まれて轟々と燃え盛る"火の島"が見えて、ルフィは冒険の匂い満載のその島に上陸すると言い出だした。
3本の指針がある『新世界用ログポーズ』を持ってしても、その島はどの指針も指していないという異常さである。
そんな騒ぎの中、サニー号の電伝虫が緊急伝言を受信する。
電伝虫の先の相手は切羽詰った様子で、「助けてくれェー!!あぁ寒い・・・ボスですか?仲間達が次々に斬られて . . . 本文を読む
魚人島を出た船は、いよいよグランドライン後半の海、”新世界”を目指して順調に海底をぐんぐんと上昇して突き進むんでいた。
サニー号の甲板では、ルフィはぼーと上を見上げて物思いにふけっていた。
「・・・ここ上がったらよ・・・シャンクスのいる海だ!!!会いてえなァ」コビーとの”約束”も新世界だ。
この海を拭けたら、そこは世界最強の海だと思うと、ルフィは体の奥底からゾクゾクしてきた。
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[1]冒険の海
(8)-魚人島編(598話~653話)
1、再出発の島
2、深海の冒険
3、魚人島の冒険
4、16年前、オトヒメとタイガー
5、魚人島の戦い
6、戦いの後にのこるもの
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【(8)魚人島編(598話~653話)】
(8)-1:再出発 . . . 本文を読む
いろいろあった魚人島だったが、とうとう”麦わらの一味”の出発の日を迎え、人々はこぞって見送りに行った。
ケイミーが、マダム・シャーリーに店を空けて見送りの許可を貰いに行った時、マダムが占いの水晶を自ら割っていたことに気付いた。一度も外したことのないマダムの占い『”麦わらのルフィ”が魚人島を滅ぼす』という事態は”まだ”起こっていない。マダムは「今回の占いが外れたのなら、それが一番嬉しいけど・・ . . . 本文を読む
ルフィ達が「おかし工場」で、四皇「ビッグ・マム」にケンカを売っている頃、竜宮城ではネプチューン王とジンベエが魚人島の今後について話しあっていた。
ジンベエ率いる”タイヨウの海賊団”は、現在”ビッグ・マム”の傘下に下っていた。
新世界では、”四皇”の誰かの傘下に下るのが、仲間の命を守る最良の手段であり、そのツテで現在こうして、魚人島は”ビッグ・マム”の名を借りて無事でいられるのだった。
だ . . . 本文を読む
ナミの命令で、カリブーに奪われた城の財宝奪還に行かされたルフィ、ゾロ、サンジの3人は「おかし工場」の近くでカリブーを見つけて、無事に城の財宝を全て奪い返すことが出来た。泥棒から奪い返した財宝は全て一味にやるという王との約束があった為、これでナミのご機嫌は最高潮に達するはず。
---すげーいっぱい肉くえるな
だが、「おかし工場」では魚人島への新たなる脅威が迫っていた。
ホーディ達のクーデタ . . . 本文を読む
宴会の酔い覚ましの為、テラスに出ていた”麦わらの一味”に、ジンベエが話しかけた。
その先の世界を進む為に知っておくべき、世界の2つの変化を、ルフィが知っているかを確認したのだ。
まずは、赤犬と青キジの大ケンカと海軍本部の新元帥について。
2年前の「頂上戦争」直後、センゴク元帥が職を降り、海軍元帥の席が空いた。
センゴクは部下かりの信頼厚い「青キジ」を推したが、政府上層部からは「赤犬」を推す . . . 本文を読む