むじな@金沢よろず批評ブログ

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「來自紅花坂(コクリコ坂から)」 私の高校時代と似ているので感情移入できた

2011-11-28 01:15:15 | アニメ・ラノベ
「來自紅花坂(コクリコ坂から)」を26日夜、台北の欣欣秀泰で見てきた。

1963年横浜にある架空の進学校を舞台にしたお話。
60年代に進学校で私立共学というのはありえない設定だが、学校の雰囲気などは私の母校によく似ているので、なんとなく懐かしい感じがして、感情移入できた。

まあ、人数は母校のほうが少ないが、うちの場合は昔の陸軍の馬小屋を改装した汚いクラブハウスの部室とか、けっこう意味のない議論とか、「うん、あるある」という感じ。
学校新聞やっていたので、ガリ版てのも懐かしい。まあ、さすがに80年代初頭だと一枚ずつすっていくんじゃなくて、輪転機でまわすやつだったが、謄写版というのは同じ。
あのころ活版もわざわざ和文タイプで打っていたんだよなw。で、文字盤をひっくり返すと、しかも第二種(画数が多く判別しにくい漢字ばかり)の文字盤だった日には修復が一週間がかりだったりw。文化祭(開校記念祭といったが)の前とかには意味もなく泊まりこんだりしたな。先輩が屋根裏から勝手に引き込んだコンセント(その先輩はその専門知識を生かして東工大5類に進んだw)があったので、コーヒーメーカーとか電器ストーブをこれまた勝手に持ち込んだり、思い切り消防法違反だわなw。まあ私が卒業した2年後に建物から火が出て焼失しちゃったけどw。
全国各都道府県の国公立トップ校は似たようなもんだろうけど。
街並みは私が物心ついたころとはすでに違うが、学校の雰囲気は似ている。

しかし、長澤まさみの吹き込み演技は下手糞だなw。なんでジブリって専門の声優使わず、アイドルを使いたがるんだ?w
絵も今となっては非常に古臭くてタイプで、細部が描かれないし。
要するにジブリはもはや時代遅れだってことだろう。
とはいえ、今回のストーリーは久しぶりによかった。
「ハウル」以降噴飯物だったからな。「アリエッティ」は悪くはなかったが、よくもなかったし。

そういえば、MRT駅にかかっている看板では、海の声役が「長澤成美」になっている。「長澤なるみ」って誰だよ!?w

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