呂秀蓮前副総統が呼びかけている台湾派週刊新聞「玉山周報」(Formosa Weekly)のテスト号が4月10日に発刊された。週刊紙としては7月1日に正式に創刊。
将来的には昼発行の日刊紙「玉山午報」へと発展させる。
この新聞、outspokenなアネットおばさんが音頭をとっているという点で、実はそれほど期待していなかったのだが、実験号を手にしてみると、思ったよりは出来が良い。
編集方針は、編集長から直接話を聞いたところによれば、「政治やスキャンダルは少なめに、国際ニュースや台湾文化、社会運動関係のニュースを多めに」という編集方針らしい。
だとしたら、なおさら歓迎である。
はっきりいっていま唯一存在する台湾本土派の日刊紙「自由時報」は反中国という点だけは民進党など台湾派の主流と同じスタンスとはいえ、楽生院保存運動、脱原発運動などといった市民運動には冷淡な右翼路線で、しかもリンゴ日報の影響を受けて多色刷りの派手派手軽薄路線だ。
台湾派としては以前存在した「台湾日報」は比較的リベラルで市民運動よりで良い新聞だったのだが、2006年に廃刊になって、台湾派新聞は、自由時報しかないという無競争状況が続いていた(台湾時報も存在するが、北部ではほとんど見かけない)。
もし玉山午報が軌道にのれば、良質な日刊紙となるのではないかと多少期待ができる。
しかも、韓国のハンギョレみたいな国民株主制度、さらにオーマイニュースみたいに「公民(市民)記者」制度をとって「財閥の介入から独立した新聞」を謳っている点も期待できる。
実験号は、母体準備機関、玉山文化事業股份有限公司籌備處、台湾台北市中正區衡陽路51號西側12樓之4、電話:02-23131868 で無料で配布されている(ただし、現在は呂の財団に置かれている準備会社は近く引越しの予定とか)。
公式サイトはhttp://formosapost.com
将来的には昼発行の日刊紙「玉山午報」へと発展させる。
この新聞、outspokenなアネットおばさんが音頭をとっているという点で、実はそれほど期待していなかったのだが、実験号を手にしてみると、思ったよりは出来が良い。
編集方針は、編集長から直接話を聞いたところによれば、「政治やスキャンダルは少なめに、国際ニュースや台湾文化、社会運動関係のニュースを多めに」という編集方針らしい。
だとしたら、なおさら歓迎である。
はっきりいっていま唯一存在する台湾本土派の日刊紙「自由時報」は反中国という点だけは民進党など台湾派の主流と同じスタンスとはいえ、楽生院保存運動、脱原発運動などといった市民運動には冷淡な右翼路線で、しかもリンゴ日報の影響を受けて多色刷りの派手派手軽薄路線だ。
台湾派としては以前存在した「台湾日報」は比較的リベラルで市民運動よりで良い新聞だったのだが、2006年に廃刊になって、台湾派新聞は、自由時報しかないという無競争状況が続いていた(台湾時報も存在するが、北部ではほとんど見かけない)。
もし玉山午報が軌道にのれば、良質な日刊紙となるのではないかと多少期待ができる。
しかも、韓国のハンギョレみたいな国民株主制度、さらにオーマイニュースみたいに「公民(市民)記者」制度をとって「財閥の介入から独立した新聞」を謳っている点も期待できる。
実験号は、母体準備機関、玉山文化事業股份有限公司籌備處、台湾台北市中正區衡陽路51號西側12樓之4、電話:02-23131868 で無料で配布されている(ただし、現在は呂の財団に置かれている準備会社は近く引越しの予定とか)。
公式サイトはhttp://formosapost.com