むじな@金沢よろず批評ブログ

台湾、国際情勢、アニメなどについて批評

クールベ、その他の美術のことども

2007-05-01 17:59:00 | 芸術・文化全般
オルセーでは印象派系の作品も実物で見ることができて感動だったが、プルードンと親交があり、かつ思想的にも共鳴していたクールベの作品も代表作の「画家のアトリエ」、「世界の起源」、「プルードンの肖像画」などもあって、良かった。ただ、間抜けなことに、やはり有名な「プルードンと子供たち」もオルセーだと勘違いしていたのだが、これはプリ・パレのほうだったので、今回は間に合わず残念だった。
オルセーはトイレの数が少ないのが難点か。ルーブルのほうがトイレは充実していた。もっとも私は汗かきで、今回のような妙に暑いパリでは日中はトイレに行かずに済むことも多かったので、お世話にはならなかったが、今後体調が若干悪いときとか、あるいは女性とかは困るだろうな、と思った。
今回、美術館としては、ルーブル、オルセーのほかは、中世美術館、ロダン美術館、ドラクロワ美術館を回った。ロダンは庭園もあって良かった。中世も有名な「美女と一角獣」シリーズのタペストリーがここにあるし、わりと中世好きとしては良かった。ただ中世といっても時代が新しい15世紀のものが多かったが。ドラクロワはいまいち。だから、後から考えるとその代わりにプチパレとオランジュリーを回ったほうが良かったかも知れない。
将来的にはやっぱり是非ともスペインのプラド、イタリアのウフィツィ、ロシアがまともになったらエルミタージュにそれぞれ行きたいと思う。

そういえば、オルセーって中国語では「奥塞」で、これは台湾なまりの北京語読みだと[au2]-[sai2]になって、台湾語のau3-sai2(論外、どうしょうもなく駄目駄目の意味)と同じ音になって、笑えた。事実は逆なんだが、どうして中国語でこんな表記をしたのか、わからんが。ひょっとしてトイレの数が少ないのが「駄目」なのか?


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