ベトナムはもうすぐテトで「街はその準備でにぎわっている」
10時のチャーダーにいつも一緒に行く社員が「増田さんリンゴ食べてください。おいしいです」と
リンゴを分けてくれた。
ベトナム語でリンゴは「TAO」(タオ)と言う。私もベトナム語の名詞を習っていて
リンゴ=TAOと覚えたが、しばらくはベトナムの店頭でリンゴは見かけることは少なかった。
そしてこの写真が「リンゴ」だとわかったのは、後の事である。
ベトナム人の言う「TAO」はこの写真の事なのだ。
これはこれでおいしい。ほのかな甘みがあってさっぱりしてておいしい。
しかし日本人とっては「リンゴがこの果物」とは考えにくい。
日本のリンゴは「寒い地方でとれる」従ってベトナムでは栽培できない?(一部サパやダラットといった
高地で栽培はされているようだが?) 時々ハノイの道端で「ダラットリンゴ」と銘打って売っている
日本風のリンゴがあるが、社員に言わせると「全て中国製」だそうである。
一度買って食べたが「まずかった」
最近はニュージーランドやオーストラリア産の日本のリンゴと同等なものがスーパーでは売られている
価格は日本のリンゴ以上に高いが、あまりおいしくはない。絶対に「日本のリンゴの方がおいしい」
自分が思うに「ベトナム語のリンゴを最初に訳した人が、似たようなものをTAOと訳したのが続いているのだろう?」
自分にとっては「リンゴとTAO」は全く違う果物である。
それぞれ美味しい。しかし味からするとやはり日本のリンゴがおいしいと思う
自分は群馬県の沼田市が故郷だ、リンゴで有名な土地である。旬の沼田のリンゴは
実に美味である。もう何年も食べてないが? 食べてみたいものだ。
あの味は、世界中でリンゴを食べたが、「世界一」だと思う。
今日のハノイの最高気温は30℃だそうである。すでに半そでで仕事しながら、社員からもらった「TAO」を
食べながら、そんな事を考えた。
社員がくれた「TAO」である。多くの教本は「TAO=リンゴ」と訳しているが
全くの別物だ、直径は3-5センチと小さい、ほのかな甘みがある。酸っぱさも強くない。
このTAO日本語訳は「ベトナムリンゴ」だろう。
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