ワクチン接種の帰り道(もちろんワクチン接種もバイクで行った)
珍しく開いていた「スーパー」に寄った。そこで「珍しいバイク」を見た。
日本でも発売されているが、ほとんど見たことがない。
ホンダのジュリオというバイクだ、確か50CCで珍しい「2ストのバイク」
以前から「レトロな雰囲気がかっこよくて気になっていたバイクだ」
なんとそれが「ハノイで見れるとは思わなかった」
このようなバイクはもっと評価されてよいと思うのだが?
ハノイ市内ではこの50CCバイクで充分なのだが、郊外に行くとちょっと辛いかもしれない。
ネットで調べたら、このバイク、どうやらベトナムでも買えるようである。
ホンダは以前にブログで紹介したが、「クレア」という4ストの50CCバイクも
現地のTACOモーターというメーカがライセンス生産で5万円という安価で売っている。
(実は自分はこのクレアを日本でチョイ乗り用に所有している)
街乗り用に本気でこれが欲しいと思った。
実はこのアイデア、以前ベトナムの初めての自動車会社である「ビナスキー」というメーカの
会長に提案したことがあるのだが? 実現しなかった。
つまり、一から自動車全てを作ることは現在のベトナムでは無理がある。
だから、例えば「型落ちの日本の軽自動車」の権利を得て、あるいは共同で
まずは作ってみるのはどうか?というものである。
このバイクもそうであるが、日本で売れなかった車やバイクでも
デザイン的にも機能的にも優れたものはたくさんある。その資源を
ベトナムにもってきて、生産しながら「そのノウハウを取得」するのである。
いいアイデアかと思うのだが。
道が狭くインフラの整っていないベトナムに、タイと同じような「大型のピックアップトラック」や
セダンが走ってるのを見ると、そのうち「タイやインドネシアのように交通渋滞、そして空気汚染大国」
になってしまう気がする。
ハノイなどは「許可された車以外は軽自動車クラスを義務化する」などの方策も面白い
日本のスズキやダイハツなどはもっと積極的にベトナムへのアプローチをすべきだ。
そんなことを考えた。