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サッカー愛する皆さまご機嫌いかがでしょうか? ・・・盛り上がりましょう!

【備忘録】台中サッカー部1983(4)

2016-04-04 22:54:11 | Weblog
金八先生の「腐ったミカン」の話ではないが・・・
当時、いわゆる「ツッパリ」といわれる生徒がどこにでもいた時代。

我が中学には、金八先生に登場するようなツッパリはいなかったと
記憶している。
「~風」程度はいたかもしれないかな(笑)

普通、そういう「ツッパリ」といわれる生徒たちは、運動部には
所属しないものだが、市内をみまわすとツッパリといわれる生徒が
運動部に所属している中学も存在していた。

どの季節の大会であるかは定かではないが、ある季節の大会の1回戦で
そういう中学と対戦した。

その試合、チームに覇気がないと感じていた。
主将としてチームを鼓舞するも、ついてこないことに「なぜ?」を
感じていた。

のらないチームに起こったのは、ハセのあり得ない「オウンゴール」
だった。

いつもと違うけど、変わらない。
右に開いたマサルにボールが渡り、チャンスとみた自分はハーフェーライン
後方から、約60メートルを猛ダッシュでゴール前に駆けつけ
同点ゴールを奪う。

そこでもチームを鼓舞するが、やはり変わらない。


試合後に知った事実なのだが、いろんな場所で相手チームから
何人かのメンバーが脅されていたそうだ。
ツッパリに免疫のない我中学故に
萎縮してしまったことが、変わらない理由だった。

大会の決勝で、またその中学と対戦することになった。
試合前、顧問の先生が

「何かあったら俺が出るから、安心しろ」と・・・

先生からの不安を取り除く言葉に、チームは一変!

ピカなどは、一番のワルをマークしていて前回は萎縮しまくりだったのに
その一番のワルにフェアなタックルを仕掛けたにもかかわらず
相手が威嚇し「ぶっ○○す!」と言葉を浴びせてくると

「俺が何をした!」と威嚇に対抗する力強さを見せた。
欽ちゃんの値千金にゴールで、我が中学は調理をものにした。


我々のことを守ってくれる先生。
先生への信頼が増した出来事だったと記憶している。


余談だが・・・
この試合は活躍できた認識が、自分には無い。
相手に威嚇されたということを試合前に聞かされ、みんなが先生の
言葉で不安を一掃したのに

自分だけは萎縮してしまったからみたい(笑)



雅104