penso che ・・・

サッカー愛する皆さまご機嫌いかがでしょうか? ・・・盛り上がりましょう!

悪いのは誰?悪いのは何?

2011-02-13 21:52:05 | Weblog
録画予約した「シュツットガルト×ニュルンベルグ」戦
出場が予想されていた岡崎くんがスタンドから観戦しているではないですか?

午前中「サンスポ」を購入し、事情が解りました。
下手すればこの移籍は“無効”になるかもしれないとのこと。

選手の意思が尊重されるべきとは思いますが
「契約」がより尊重される世界で、選手本人の他に
現所属チーム、移籍先のチーム、代理人が介在します。

三者(四者)間の「合意」なしには移籍は成立しません。
当初の報道では合意が成されていたものと思っていました。

「移籍金」の捉え方で揉めているようです。
清水は移籍金が発生すると主張。一方のシュツットガルトは移籍金が
発生しない。

ビジネスの世界ですから、どちらの主張も当然のことでしょう。

シュツットガルト側からすれば「2匹目のどじょう狙い」は当然でしょう。
ただ、降格争い中であるので、ある意味「ギャンブル」に近い移籍と思えます。

清水はどうでしょう?
快く送り出すという考えはなかったみたいですね。
アクションは水面下であった筈なのに、契約期間が近づいていたことは
解っていたはずなのに・・・

棚から牡丹餅的な発想でいたのかもしれませんね。


ブンデスリーガを中心にJリーガーの海外移籍が顕著なシーズンとなり
報道では、日本の資産の流出危機と煽っています。
海外移籍を「夢」と煽り、真反対の「危機」も煽る。

協会の反応も「静観」の構えなのか?
どっちつかずの対応にも思えます。所詮彼らは「強化」を大義とした
金儲けしか企んでいませんので、金にならぬことには
足を突っ込まないのでしょう。

犠牲になっているのは、残念ながら岡崎くん1人のようです。


そもそも、欧州シーズンと日本のシーズンの違いが招いたことであるように
思います。

日本のシーズン終了後に契約が満了を迎える時期には
欧州は冬のマーケット真っ只中なのです。
認められる日本人選手が僅かな人数しかいない現状では
安く仕入れること、若しくは「レンタル移籍」を画策するでしょう。

その部分を欧州勢に突かれてしまったというところでしょう。

いずれにしても、選手のレベルもサッカーチームのレベルも
欧州から遅れをとっているということですな(苦笑)
サッカーチームはより遅れをとっているみたいですね。

日本独自の文化を謳うのも良いですが、
だとしたら、「世界」を語るのは止めるべきということです。



雅104