ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する私と、皆さまにお届けするブログです

ホール&オーツ Daryl Hall & John Oates - How Does It Feel To Be Back(1980年の洋楽 Part17)

2016-09-23 22:14:10 | '80年洋楽
1980年の洋楽を紹介するシリーズのPart17はDaryl Hall & John Oatesの"How Does It Feel To Be Back"。
最高位は9月13日の30位。年間チャートは残念ながら圏外でした。

ダリル・ホール&ジョン・オーツ、ブルー・アイド・ソウルデュオとして70年代初めにデビュー、1972年に「追憶のメロディ She's Gone」が少しだけヒットしましたが、Top40には入りませんでした。
初めての大ヒットは1976年の「微笑んでよサラ Sara Smile」全米4位を記録する大ヒットとなり、その後「追憶のメロディ She's Gone」も再度ヒットチャートを上げってきて6位を記録、一躍大スターになりました。
77年に"Rich Girl"がNo.1を記録、その後、多少低迷しながらもコンスタントにTop40ヒットを出し続け、ポップス路線を強化して1981年の「Kiss on My List」のNo.1ヒット以降大ヒットを連発する80年代を代表するアーティストになります。
特に「Kiss on My List」以降はダリル・ホールがリードボーカルを取るAOR路線でNo.1を連発、ジョン・オーツの影が薄くなるのですが、この曲"How Does It Feel To Be Back"はジョン・オーツがリードを取るロック色の強い曲でソウルフルなジョンオーツのボーカルとポップなダリル・ホールのボーカルがうまくマッチした曲です。この頃のジョン・オーツ主体の曲、結構イイんです。


コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 1980年9月20日付 ビルボード ... | トップ | 全米最新 Billboard Hot100 2... »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
偶然ですが帰宅時の車内で聞いていました (地味JAM尊)
2016-09-24 02:37:58
J・オーツ歌うまいですよね。
ポゼッション・オブセッションとか。
コーラスも含めて、(裏方っぽいけど)本当のデュオなんでしょうね。
返信する
Unknown (めった)
2016-09-24 22:55:48
日本では第一弾シングルを“hard to be in love with you”にしましたね!“wait for me”のポップ路線が売れ筋とにらんでの判断でしたね。チャート的にはここから快進撃、サラアレンさんの功績も見逃せませんね。
返信する
Unknown (RW)
2016-09-25 12:45:49
小生は80年代の華やかな時代の彼らには今一つ馴染めず、70年代(やや黒っぽく、ブルーアイドソウルと呼ばれていた頃)の方が好きですねエ・・。その象徴曲は1976年(大学1年)に下宿のラジオから毎日流れていた「サラスマイル」と、「シーズゴーン」(追憶のメロディ)。小生は「ウェイトフォーミー」を最後に彼らへの興味を殆ど失ってしまい、80年代以降の垢抜け過ぎたホール&オーツを斜に構えて冷たく見ておりました。華やかで明るい作風とは対極の1977年の名盤「裏通りの魔女」は、ソウル色の強い楽曲やダイナミックなロックナンバーがバランスよく配置され、起伏に富んだ展開・全体構成が光る歴史的な名盤で大好きです。
返信する
ジョン・オーツ (星船)
2016-09-25 18:03:58
地味JAM尊さんこんばんは。
ジョン・オーツの歌、とても良いですよね。私も大好きです。
ダリル・ホールのハイトーンのボーカルとジョン・オーツの渋い声とのコーラスがホール&オーツの一番良いところではないでしょうか。
返信する
モダン・ヴォイス (星船)
2016-09-25 18:44:24
めったさんこんばんは。
この曲が入ったアルバム「モダン・ヴォイス」はホール&オーツの転機となったアルバムではないでしょうか。
この曲"How Does It Feel To Be Back"と"You've Lost That Lovin' Feeling "のあと3枚目のシングル「Kiss on My List」でNo.1を記録し、「Kiss on My List」のポップ路線での快進撃が始まりますね。
返信する
Unknown (星船)
2016-09-25 18:49:09
ローリングウエストさんこんばんは。
私もホール&オーツの最も好きな曲は「シーズゴーン」(追憶のメロディ)なのです。ダリル・ホールのポップスセンスとジョン・オーツのロックンソウルセンスがちょうどよく融合したデュオが本来のホール&オーツだと思ってます。
この曲、そして次の"You've Lost That Lovin' Feeling "は良い曲だったのですが「Kiss on My List」以降の華やかなポップス路線はダリル・ホール・バンドみたいでらしくないですよね。
返信する

コメントを投稿

'80年洋楽」カテゴリの最新記事