ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

Kenny Rogers with Kim Carnes and James Ingram - What About Me?(1984年の洋楽 Part46)

2020-11-26 23:30:08 | '84年洋楽
1984年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart46はKenny Rogers with Kim Carnes and James Ingramの"What About Me?"。
最高位は11月17日付の第15位。年間チャートは年度の途中でもあり圏外でした。

さてこの3人のコラボレーション、これが実現するとは驚きでした。
3人ともラブバラードのスペシャリストといって良いでしょう。さらにはデュエットのスペシャリストとも言えますね。
それだけラブバラード、デュエットソングの大ヒットをたくさん持っている3人が結集した曲でありました。
Kenny Rogersですが、デュエットソングでは、Dolly Partonとの1983年の2週間の1位、"Islands In the Stream"があります、こちらをどうぞ→→→
Kim Carnes についてはもちろん"Bette Davis Eyes"のウルトラヒットがありますが、1980年に4位を記録したKenny Rogersとのデュエット"Don't Fall In Love With A Dreamer"。こちらをどうぞ→→→
そしてJames Ingram、Patti Austinとの1983年の2週間の1位の大ヒット"Baby Come To Me"があります。こちらをどうぞ→→→

さて"What About Me?"、ラブバラード・デュエットのスペシャリストが集まったのだから、コテコテのラブバラードになりますよね。
あまりにやりすぎと思うかたもいらっしゃるかもしれませんが、やっぱり良い曲なのです。
曲の作者はKenny RogersにDavid Foster、そしてなんとRichard Marxの3人の共作です。

Richard Marxですが、ご存知の方が多いと思います、後に大ヒットを連発するロックスターですが、初めてのヒットは1987年に最高位3位を記録した"Don't Mean Nothing"ですから、この時点ではまだまだ無名の時代でした。
そのRichard MarxをKenny Rogersが取り上げたのですね。Kenny Rogersのアルバムには他にも曲づくりに参加し、バックボーカルも務めています。

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22 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
エルトン・ジョン? (星船)
2023-08-28 13:35:22
太ったボンジョビさんこんにちは。
元バンドでなしが難しいですな。ロッド・スチュワートも違うか。エルトン・ジョンは元バンドあったけ?
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Unknown (太ったボンジョビ ( ´-ω-`))
2023-08-28 12:52:44
うーん、ちょと考えましたが…
白人、ソロ、元バンドでなし、No.1のビッグヒットあり
ここまで限定するならビリージョー、その前だとプレスリーまで遡るんですかね?
まして初ヒットがNo.3てなるとビリージョーも漏れますかね?
やっぱり売れる自信もあったんでしょうねー、結構スゴいですな😃
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メジャーになる前に (星船)
2020-11-29 20:26:50
blackmore1207さんこんばんは。
そうでしたか、Vixenの"Edge of a Broken Heart"はRichard Marxだったですか。知らなかったです。この曲もRichard Marxがまだメジャーになる前の曲でしたね。さすがいい曲書きますね。
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名バラードでNo.1 (星船)
2020-11-29 20:24:02
hannahさんこんばんは。
いやいや、ありますよ。
Kenny Rogersは最後のtop40ヒットだったかもしれませんが、James Ingramはこの後、大ヒットを連発します。Linda Ronstadtとのデュエット"Somewhere Out There"の第2位のヒットの後、名バラード"I Don't Have The Heart"が1990年についに単体でNo.1ヒットになります。
Kim Carnesも"Crazy In The Night"というTop40ヒットがありました。この曲も良い曲でした。
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Heartといえば (星船)
2020-11-29 20:14:11
太ったボンジョビさんこんばんは。
そうですか、ないのですか。
Heartといえば、80年代の曲の中では"Never"が最高だと思いますが、こちらもないとは、私は歌わないですが、それでも残念ですね。
恥ずかしながら'Til Tuesdayというと"Voices Carry"しか知りませんでした。"What About Love"は最高位26位ですか、聞いたことあるはずですが、思い出せませんでした。いま一度聞いてみます。
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Unknown (blackmore1207)
2020-11-29 20:05:13
こんばんは!今考えると凄いメンツですよね!
何となくレコード会社主導の感じがします(笑)
ケニーというとシーナイーストンとの「We've Got Tonight」は好きでした。オリジナルは確かボブシーガーですがこちらも良かったですね。
リチャードマークスが関わっていたのは知らなかったです(ビックリ!)
こんな時代から活躍していたとは? 
因みに彼の楽曲ではやはりVixenの「Edge of a Broken Heart」がダントツであります!(今でも良く聴きます)
1984年の末はいよいよあの女性の曲がダントツに!(笑)
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来年のリクエスト予約 (hannah)
2020-11-29 18:25:41
星船さん、こんばんは。
僕の記憶違いかも知れませんが、この3人ともこの後のTop40ヒットの記憶はないのですが、その後Top40ヒットはあったでしょうか。
それと、来年の6月頃の♪Voices Carry♪をリクエスト予約されましたね。(笑)
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Unknown (太ったボンジョビφ(^Д^ ))
2020-11-29 13:40:40
いやぁ~★⛴️さん、ワラバウラブは私の行きつけのパブはJOYSOUNDなので、ワラバウラブもneverもないんですの、というかDAMカラオケで一回やっただけかな?
意外とHeartは知られてないんですよ、残念です。
よって誰でも知ってて私も好きなALONEになってしまうのでした。
でもワラバウラブだともう一曲のティルチューズデーの方を推しております。
みなさんはバリバリの社会人でしたでしょうが、86年年末、この曲は小ヒットながら、鬱ソングとしては最高峰でしたよ。
明るい曲好きの方には不向きかな?
来年出てきそうなボイシーズキャリーよりも好きなんですけどね。
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世紀の大ヒット (星船)
2020-11-28 20:08:44
hannahさんこんばんは。
"Don't Fall in Love with a Dreamer"、いい曲でしたよね。曲の作者にはKim Carnesの名前もありますね。
でも、この時にはまさか"Bette Davis Eyes"で世紀の大ヒットを出すとは、思いもよりませんでした。
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Moving Pictures (星船)
2020-11-28 20:00:20
太ったボンジョビさんこんばんは。
そういえば、Moving Picturesの"What About Me"、良い曲だったなぁ。良い曲を思い出させていただきました。最高位29位ながら年間チャート88位に入る超ロングヒットだったです。この曲ですね。↓
https://blog.goo.ne.jp/mou-at40-billboard/e/9fdcb53670eb015a4717e5bf53099185
ハートのWhat About Love?も良い曲ではありましたが。
太ったボンジョビさんならカラオケで熱唱しているのかと思っていました。
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思い出すのは (hannah)
2020-11-28 18:21:59
星船さん、こんばんは。
K.RogersとK.Carnesのデュエットといえば、やっぱり思い出すのは80年の♪Don't Fall In Love With A Dreamer♪ですね。
K.Rogersはまさに絶好調の時期でした。
K.Carnesもこのデュエットヒットのあと♪More Love♪(♪Bette Davis Eyes♪よりも、こっちの方が好きかも)が10位のヒットとなり、翌年の大ヒットにつながったのでしょう。
一時期プロデューサーのV.Gareyも売れっ子になりましたね。
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Unknown (太ったボンジョビ(・。・))
2020-11-27 23:39:07
ケニロジャならスルーザイヤーズ
キムカンならミステイクンアイデンタティ
JIならベビカムかヤモビゼな私ゆえに、このワラバウミーは好き嫌い云々でなく、全くフシを覚えておりませんでした。
リクエストコーナーでかかればサビは大概覚えているのに、このお三方のはなんか分散していたのかな?
前の年のムービングピクチャーズのワラバウミーも私にはもうひとつでした。
無理やり脱線ですがワラバウつながりで、ワラバウラブならハート、ティルチューズデー両方グッと来るメロウな曲で大好きでした。
それとTLCのワラバウチョーフレンズは投げやり90年代ギャルポップとしては凄くイイです。
ではおやすみなさいましまし。
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意外な曲が (星船)
2020-11-27 22:32:02
hannahさんこんばんは。
全米Top40を聞いていると、意外な曲が上がってくることが多々あり、そこが面白かったですね。こんな組み合わせが実現するとは、メンバーだけでもワクワクしました。
"Voyeur"は超個性的な曲で、まずヒットはしない傾向の曲ではありましたが、この曲でのキム・カーンズのボーカルは素晴らしかった。
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Unknown (星船)
2020-11-27 22:29:27
ハリジョージスンさんこんばんは。
この曲、良い曲ですよね^^
大物3人が集まってますが、やっぱり紅一点キム・カーンズのボーカルが素晴らしい!
"Take it to the limit"大ファンですが、Randy Meisner & Richard Marxバージョンは知りませんでした。YouTube見ましたよ。感激しました!良いものを見せていただきました。ありがとうございました。
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まだまだ捨てたもんじゃない (hannah)
2020-11-27 22:01:15
星船さん、こんばんは。
ブリティッシュインベージョンあり、映画音楽の台頭ありの時期でしたが、このような正統派のコラボが上位にランクされるのは、まだまだBillboard Hot100も捨てたもんじゃないですね。
♪Island In The Stream♪の驚きの№1もそうでしたが、流行り一辺倒にならないところが、奥深いところです。
K.Carnesも♪Voyeur♪のズッコケを払拭できたでしょうか。
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驚くべき曲 (星船)
2020-11-27 21:32:00
240さんこんばんは。
そうなんですよ、この曲は驚くべき曲ですよね。この3人が集まるって、なかなか想像できませんで、曲の作者も驚きの方々でした。曲も良いんですよね。地味な曲ではありましたが素晴らしい曲でした。
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ハスキーな声で (星船)
2020-11-27 21:29:51
音時さんこんばんは。
いやー、曲調からは、持ち胡乱コテコテのラブバラードだと思っていましたが、意外や意外、キム・カーンズをめぐる三角関係の物語だったのですね。
この曲の特徴はおっしゃるとおりやっぱりキム・カーンズですね。キムがハスキーな声で歌う「What am I gonna do~♪」のパートのところ、最高です。
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Richard Marxには (星船)
2020-11-27 21:25:09
hannahさんこんばんは。
デュエット曲っていい曲たくさんあるのですよね。"We've Got Tonight"も良い曲でした。あんまりデュエットばっかり聞いていると飽きますが、たまに聞くとグッときます。
Richard Marxにはびっくりしました。もちろんこの曲がヒットした当時は、Richard Marxが誰だか全く知りませんでした。まさかこんなビックネームになるとは。
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Unknown (ハリジョージスン)
2020-11-27 20:32:32
こんばんは。初めて聴く曲なので、前情報や記事を読まずに先入観無しで聴きました。良い、これは良い!三人での歌い回し珍しいし、斬新。歌詞は音時さんのブログで確認させて頂きました。で、ソープオペラ(昼メロ)に出てきそうな内容。少し危険な状況を夢見る奥様方に受けたか?(んなわけないか)。河合奈保子のヒット曲か?(んなわけないか)。曲のきらびやかさは、フォスターらしいけど、リチャード君が共作者とは!その後「曲、だいぶ書きためたし俺もソロデビューするで!」てなったんやろな。
ここから、この曲の内容からハズレます…。リチャードはイーグルスの特にランディ・マイズナーのファンらしく(ちなみに僕もランディーの大ファン)自身のコンサートに、ランディーとティモシーBを呼び『Take it to the limit』を三人で熱唱してる動画観たことあります。またPOCOの再結成アルバム『Legacy』に、ブルース・ガイチとの共作の「Nothing to hide」を提供、リードボーカルはもちろん、ランディーで「Take it~」を彷彿させるワルツバラードで、超イイ曲です。「Take it~」&ランディーのボーカルが、好きな方は是非とも!
そういえば、ランディーは、キム・カーンズとデュエットしてたなぁ。脱線してスミマセン!
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美しい (240)
2020-11-27 06:32:53
おはようございます。
この曲の存在は知りませんでした。こんな3人が組んで、歌っていたんですね。
ソウルフルなジェイムス、紅一点…とはいえかなりハスキーなキム、王道のケニー・ロジャースからしたら、こうした個性的な2人、自分とは全く被らないキャラの2人を入れることで曲が引き立つことが分かっていたんですね(もちろん当初違うメンバーだったとはいえ、この3人で良かったのでは?)。
あ、フォスター&マークスっていうのも驚きです。
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二人を愛してしまった女性 引き裂かれる心… (音時)
2020-11-27 01:20:25
http://neverendingmusic.blog.jp/archives/27122481.html
思わず、メアリー・マッグレガーかい!と全米トップ40ファンの方はツッコむところですね!トリオの曲というのも珍しく、どの部分を誰が歌っているのかで訳し方に変化をつけるのが面倒でした(^▽^;)。
でもこの曲最初からこの3人が歌う筋書きではなかったようですよ。Wikipedia情報にも書いてあった情報を掲載しておきましたので、後で私めのブログにお越しくださいませ。
 女性の声が唯一無二のキム・カーンズなのが、トリオ曲の完成度を上げているなとも思いました。
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奇跡のコラボ (hannah)
2020-11-27 00:09:31
星船さん、こんばんは。
歌う3人も奇跡のコラボならば、作者も奇跡のコラボですね。
歌う3人については、星船さんお書きのように、これまでのコラボの実績は言うまでもありません。
賛否はありましたが、K.RogersとS.Eastonの♪We've Got Tonight♪は見事な曲でした。
そして作者ですが、K.Rogers本人以外がなんとD.FosterとR.Marxですか。
D.Fosterはすでにビッグネームでしたが、まだ駆け出しのR.Marxは曲作りプラスでバックヴォーカルと裏方で活躍ですね。
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