ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

1980年6月14日付 ビルボード 全米 Top40 Don't Fall In Love With A Dreamer - Kenny Rogers & Kim Carnes

2016-06-18 08:59:44 | 1980年ビルボードTop40
1980年6月14日付ビルボード All American Top40、3週目の1位はLipps,Inc.の"Funkytown"。Lipps,Inc.ですが、アメリカミネソタ州ミネアポリスで結成されたディスコソングユニットで、もちろん初めてのヒット曲で1位を記録しました。

2位は前週と変わらず、Paul McCartney & Wingsの"Coming Up"、表記はWingsではありましたが1978年に5位まで上がった"Goodnight Tonight"以来のTop5ヒットです。
3位も前週と変わらず、Ambrosiaの"Biggest Part of Me"。Ambrosia、1978年に3位を記録した"How Much I Feel"以来のTop5ヒットとなりました。
4位は6位からアップ、Bette Midlerの"The Rose"、ベット・ミドラー自身が主演し、ロック歌手ジャニス・ジョプリンがモデルとなった映画「The Rose」主題歌。ベット・ミドラー、ヒット曲はたくさん持っていますがこの曲で初めてのTop5ヒットです。
5位は7位からアップ、Bob Seger & the Silver Bullet Bandの"Against The Wind"。Bob Segerですが、1978年に4位を記録した"Still The Same"以来のTop5ヒットです。

この週12位はKenny Rogers with Kim Carnesの"Don't Fall In Love With A Dreamer"、邦題は「荒野に消えた愛」。
最高位は5月24日から3週連続続けた4位、年間チャートは33位のヒットとなりました。
バラードの大ヒットを60年代後半から数多く持っているケニー・ロジャースとキム・カーンズのデュエット曲、キム・カーンズとしてはジーン・コットンとのデュエットで名バラード曲「You're a Part of Me」に続く2曲目のTop40ヒットです。キム・カーンズですが、ご存知の通り翌年の1981年に「ベティ・デイビスの瞳」が歴史に残る大ヒットを記録します。
ケニー・ロジャースはカントリー歌手として「The Gambler」など良い曲をたくさん持っているのですが、1970年代後半からはあまりにもバラードに傾斜し、カントリー歌手というよりもポップスバラード歌手となってしまいましたが、この曲「荒野に消えた愛」はカントリー色が強く、キム・カーンズのハスキーボイスが良い雰囲気を出しています。
日本語訳、情報はめったさんがブログに詳しく紹介されています。ぜひこちらもご覧ください。


今週 先週 song / artist
1 1 FUNKYTOWN / LIPPS, INC.
2 2 COMING UP / PAUL MCCARTNEY & WINGS
3 3 BIGGEST PART OF ME / AMBROSIA
4 6 THE ROSE / BETTE MIDLER
5 7 AGAINST THE WIND / BOB SEGER
6 5 CALL ME / BLONDIE
7 11 IT'S STILL ROCK AND ROLL TO ME / BILLY JOEL
8 10 LITTLE JEANNIE / ELTON JOHN
9 9 CARS / GARY NUMAN
10 13 STEAL AWAY / ROBBIE DUPREE
11 12 SHE'S OUT OF MY LIFE / MICHAEL JACKSON
12 4 DON'T FALL IN LOVE WITH A DREAMER / KENNY ROGERS w/KIM CARNES
13 15 CUPID / SPINNERS
14 18 LET'S GET SERIOUS / JERMAINE JACKSON
15 8 HURTS SO BAD / LINDA RONSTADT
16 14 BRASS IN POCKET / PRETENDERS
17 17 STOMP! / BROTHERS JOHNSON
18 20 LET ME LOVE YOU TONIGHT / PURE PRAIRIE LEAGUE
19 16 SEXY EYES / DR. HOOK
20 19 LOST IN LOVE / AIR SUPPLY
21 21 WONDERING WHERE THE LIONS ARE / BRUCE COCKBURN
22 27 SHINING STAR / MANHATTANS
23 25 SHOULD'VE NEVER LET YOU GO / NEIL SEDAKA & DARA SEDAKA
24 23 RIDE LIKE THE WIND / CHRISTOPHER CROSS
25 22 BREAKDOWN DEAD AHEAD / BOZ SCAGGS
26 34 TIRED OF TOEIN' THE LINE / ROCKY BURNETTE
27 30 WE LIVE FOR LOVE / PAT BENATAR
28 28 LADY / WHISPERS
29 45 ONE FINE DAY / CAROLE KING
30 33 TWILIGHT ZONE/TWILIGHT TONE / MANHATTAN TRANSFER
31 32 WE WERE MEANT TO BE LOVERS / PHOTOGLO
32 35 NEW YORK, NEW YORK / FRANK SINATRA
33 29 ANOTHER BRICK IN THE WALL / PINK FLOYD
34 37 TWO PLACES AT THE SAME TIME / RAY PARKER JR. & RAYDIO
35 41 ANSWERING MACHINE / RUPERT HOLMES
36 50 MAGIC / OLIVIA NEWTON-JOHN
37 65 MORE LOVE / KIM CARNES
38 42 ALL NIGHT LONG / JOE WALSH
39 39 NEW ROMANCE / SPIDER
40 49 I'M ALIVE / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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バラード歌手ですね (ミュウ)
2016-06-19 12:01:25
バラード歌手といえば、ライオネルリッチーがいますが、ケニーロジャースもそうなんですね。

この曲はピアノが素敵です。
実に盛り上がる曲だと思います。
効果的な男女のデュエットですね。
返信する
荒野に消えた愛 (星船)
2016-06-19 18:20:47
ミュウさんこんばんは。
この曲、ホントピアノが実に良いですね。
また、ケニー・ロジャースとキム・カーンズの2人のハスキーボイスのかけあいもこの曲の素晴らしところですね。
返信する

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