有馬もとの補助犬訓練士ダイアリー

聴導犬・介助犬国際認定インストラクター(日本聴導犬協会)有馬もとのプライベートブログです。

109 猪口大臣、藤野真紀子議員にお目にかかりました

2006-02-13 21:42:57 | 身体障害者福祉
↑衆議院会館には、身体障害者補助犬法のことで日参した思い出があります。そのときは、議員の方々への陳情でしたので、大変緊張して、あまり良い思いではありません。このたび、料理の鉄人の陳様たちが開催してくださっております「聴導犬支援のためのチャリティ・ランチ・パーティ」のご縁で、衆議院の藤野真紀子様とお目にかかり、応援していただけることになりました。
 2月11日には、名古屋市で開催された藤野先生主催の「ウーマンズ・アカデミー・in 愛知」の発会式で、猪口邦子大臣(内閣府特命担当大臣)と、佐藤衆議院議員とのご講演を拝聴することができました。みなさまご存知のように、お三方は、小泉チュルドレンでいらっしゃいます。各々の分野でも、秀でたみなさまなので、お話も深い知識に根ざした格別の内容でした。
 特に、猪口大臣の「少子化」への憂いとともに、参加された方々(主婦の方が多かったような気がします)への期待。議員として「地域のやさしさを紹介するのが、仕事」というお言葉がとても印象的でした。
 藤野様は「食育」の分野で、少子化やお子さんたちの健全な成長に寄与されていますが、食は、本当に「命の源」。栄養成分も大事ですが、「おいしい」とか「あたたかい」とかの記憶がどれほど、人間形成を豊かにするか、栄養成分表では想像できないような人知を超えるものがあるではないでしょうか。
 (福)日本聴導犬協会では、児童への情操教育として、補助犬の候補犬へのボランテリアをお子さんたちにお願いしております。候補犬へのブラッシングや歯磨きなどを、協会に来てくれる宮田小学校のお子さんたちにお願いしています。それは、協会犬たちからの「やわらかい」とか「あたたかい」、「(ブラッシングやマッサージで)気持ちよさそう」「心臓がドキドキしてるね」といった、触(しょく)育を目指している部分があります。
 藤野先生の食も、私どもの触も、音は、同じでした。それと、とても人間の原始的な本官的な部分に密着しているという点でも通じるところがあるような気がします。
 議員の方たちへの賞賛は、ほとんどさせていただいたことがないのですが、あのおやさしいお人柄、目配り、気配り、お心配りを拝見すればするほど、人生の先輩として、藤野先生に出会えたことは「宝」を得たのと同じと、感謝しております。

 


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