温かな雰囲気の店「馬来西亜マレー」＠祖師谷

夫婦でカレー屋さんをやっているところって、
ありますよね。
神田の「葡萄舎」さんや飯田橋の「き作亭」さんなど、
あ、南浦和の「クマネコ」さんもそうですね。
で、そんな中でもこの「馬来西亜マレー」さんは、
夫婦がいい感じで雑誌に載っていたので気になってました。
思わず、『こういう人が作るカレーは美味しいんだろうなあ』
と思わせる何かがあるのか。

やはり、人気のお店なんですね。
予約が必要とのこと。
場所は「祖師谷」
ちょっと遠いけど、予約して女房連れて行ってきました。

１３：００に予約し、１０分前に着。
聞くと入っても大丈夫とのこと。




素敵なリースですね。
店内もアットホームな空間。
窓から見える場所には植木鉢がごろごろ。
これに女房が反応（まあ、それは後の話し。）

この店の特徴は？
ん～、そこは勉強してこなかった。
見た目で何にするか決めていると、

お店の奥さんが「初めての方ですか？」
「ええ・・・」
（ん～、世田谷が似合う物腰の柔らかな人だなあ～）

「では、ちょっと説明しますね。」
と言って、メニューの全部を説明していただきました。
もう、この対応だけで感激です。

そういう訳で、メニューは注文したものしか撮ってないので、
HPを見ていただだきたいです。



クリック
この左のバクテーは頼みたかったのですが、
「カチャンアラカルト」と「イスパハーニセット」を頼みました。




「カチャンアラカルト」のサラダ
シェアできるように取り皿も持ってきてくれます。
このサラダはポテト、サイコロ状にカットして、
とっても家庭的な味、美味しいです。


これこれ、見た目のよさ、これに惹かれたんですよ。
スープ状のカレーとそうでない部分のカレーのバランス。
ひよこ豆とオクラとレーズンの色合い、いいですね。


そして、「イスパハーニセット」
野菜は素揚げしてから煮込んでいるようで、
形はしっかり残っていますが、とても柔らか。
こちらはスープカレーですね。


で、このお店のオリジナル唐辛子。
これが結構辛い。
ちなみに料理は初めに辛さを聞かれますので、
辛くできますが、このスパイスを途中で入れることもできます。
小さじ1/4程度でも十分辛かったように思います。


あ、お茶もポットで置いてくれます。
（何茶だか？）




「カチャン」は見た目どおり、玉ねぎから丁寧に作り上げているのがわかります。
ひよこ豆も十分煮込まれて、オクラのシャキっとしたアクセントも効いて、
美味しいです。辛さも少し辛くしてもらっていたので、なかなかいい感じ。
カレー自体は欧風っぽいのですが、どうやって作るのか
ちょっと掴めないオリジナル。





こちらは、最初に辛さの注文を特にしなかったので、
スープに野菜の甘みがでて、ちょっとポトフっぽいかな。
オリジナル唐辛子でちょっと辛みをつけていただきました。
野菜自体にはカレーの味が染みていないので、
細かく切り分けていただきます。

実は食べている途中、よく見ていると
お店の奥さんとご主人が、あちこちの方に声をかけ
気を配っているのがわかります。
よくこれだけのものを調理して、
接客まで丁寧にこなしていけるものだと感心していました。

HPを見ると、この店の定休日は火水木。
この休みに仕込みを十分行うんだろうなあ。
おそらく、予約が必要としているのも、
この接客を大事にしているからなんだろうと・・・

物事に対して几帳面に接しているだろう店主の姿勢を
垣間見る思いがしました。

その姿勢はここにも、ありました。
杏仁豆腐を試しに１つ注文しました。
ブロ友に杏仁豆腐に精通した方がいるのですが、
その方の作った杏仁豆腐にそっくりの味。
すごくおいしかった。




で、最後にチャイ。
ん～、おいしかったあ～　満足です。

で、お店が少し落ち着いてきたところで、
窓の外にある植木鉢の話を女房が奥さんと話していました。
今は咲いていないけど、エビネをご主人が育てているんだとのこと。
しかも、品種改良までしているらしい。
すご！

できる人は何でもできるんですね。


馬来西亜マレー：世田谷区祖師谷4-21-1
※行く場合には予約してくださいね。