今日は、ツマグロヒョウモンのメスです。オスは先日読んでみたのですが、メスのほうは、オスとは少し違うことが書いてあるみたいです。
オスは、いと高きところにおわす方が、あなたを愛していると、やさしく言って傷ついた人をなぐさめてくれる。でも、メスは、もっと深く、人の心に踏みいってくれるようです。
いじめられすぎた人に、少し感情的になってまで、味方をしてくれる。そんなことばが書いてあります。それを今日は、詩風に書いてみました。
何度も言いますが、わたしが書くのは、だいぶオブラートにつつんでやわらかく書いてます。虫の文字が言っていることばは、もっときつくて、直接的ですよ。
なお、何日か前にかいたキアゲハの記事ですが、どうやら画像はキアゲハでなくて、アゲハのようです。なので、直接読んだ写真を添付しておきました。キアゲハは、「ばかだ」と言っていますが、アゲハは「平凡だな」て感じのことを書いてあります。どっちもよく似てますが、アゲハのほうが、やさしいようです。どうでしょう。
とにかく、ツマグロヒョウモンの手紙を読んでみましょう。
あおじろい刺が弱いからといって
あでやかな薄紅に笑えないからといって
だれが
小さなばらをいじめたの
おまえがわるいのじゃない
わたしはみんな わかっているから
わるいのは
たばこにまぜた きつい嘘を燃やして
いらだちの虫を焼き尽くさねば
生きていけぬほどに苦しい
弱虫のほうなのだ
おまえはまだ 小さなばら
よわさにつけいられて
みんなこわされてしまったのだ
おまえはかわいいばら
わたしはみんなしっているよ