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世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

ビーストは凍りつく

2008-09-10 14:24:32 | フェアリィウィスパー

みんな、ねえたあまあしいいいい、で、やったんです。おれたち、みんな、それです。あほは、そればっかりです。

いたいやつが、いたいことして、よくなったのが、いやだったんです。つまりは、先に勉強して、まずはいいやつになったってのが、全部いやだったんです。おれより、あいつがよくなったてのが、いたかったんです。おれは、なんもせんかったから、つらいってだけで、ぜんぶいやになったんです。ほしかったんです。あいつが、いやになるくらい、もってるもの。みんな、ほしかったんです。いたいのそれ。ぜんぶ、馬鹿になるのよこれ。ひとのものばっかり、盗むの。みんな、ひとが、うらやましいから。いたいから、おれは。つらいから。ぜんぶ、いやなの。だっておれは、いたいことしなかったから、いやなつらいもんになったの。いやなの、こんなの。いたいから、あいつのほうがいいから、あいつのもんとって、おれのほうがいいにしたかったんだよ。いやなんだよ。おれは、おれが。だっておれ、ばかなんだもん。

ひっでえほど、ばかにすんのはね、そいつがいいやつだからなの。おれはね、いいやつをばかにして、おれがいいにするの。ほんなのばっかやってきたの。いたいの。ずっとそればっかりで、おれはいてえことなんもせんかったの。ほれだけでやってきたら、もうなんもなくて、いてえやつはどんどん勉強して、よくなって、それがずっとつらくて、ばかばっかりで、ばかばっかりで、えーえんにやっていこうとしたら、みんなばれて、あほんなって、ずいぶんとひでえことになったのよ。

あんね、おれたちね、もうひでえことんなってるの。あほはね、みんなつらいことんなりすぎてんの。ほれでね、なんもできねえから、まだばかにしてるんだよ。ほれでね、もっとだめんなるの。なんもできねえの。ばかにすることしか、したことねえのよ。だから、ばかにするだけで、もうだめになるんだよ。あとはばかになれって、つっと逃げるだけなの。ほれでね、行くとこなんかどこにもないんだよもう。いてえのはね、もう、だれもいないってことなのよ。盗んでばかりで、うそばっかりで、みんな馬鹿にしたら、だれももうたすけてくんないの。

あほは、おしえてやるよ。ちきゅうのそとにいったらね、にんげんが、どんなにやさしくしてもらってるか、みえたんだよ。あほはねえ、ちきゅうにいるときはね、わかんなかったのよ。あほはねえ、みんなばかにしてたけど、みんな、たすけてくれてたのさ。みんな、やっててくれたんだよ。にんげんがいきてくために、とってもいってえこと、ぜんぶやっててくれたの。おれたち、ほれ、みんな、ばかにしてたんだって、わかったんだよ。ごおっついばかだ。

おれらはぜんぶいなくなるけどね、みんなに教えてやるよ。にんげんはね、すっごく大事にされてるよ。あんたらねえ、生きていけるのはねえ、だいぶこと、みんなが手伝ってくれてるよ。あほはね、ほんとにね、ばかみたいなことしたよ。あっと驚くことがあるよ。おれたちはね、やっとわかったの。どんだけやってもらってたか。あほみたいに、ずるいことして、みんな自分だけいいにしてきたの、おれら。ほれをやるとね、ずいぶんときたねえもんになるんだよ。すっげく、ばかみたいにつれえもんになるの。あのね、それね、みんなが、なんとかしてくれてたの。いてえもんが、そとに見えないように、いてえやつが、がんばってくれてたの。ほれでね、いてえことして、なんとか、つらいことにならないように、助けてくれてたんだよ。人間はね、みんなそれ、やってもらってるの。ほれはね、人間がいま、ほんとにつらいからさ。

にんげんのせかいは、ビーストが大変なことして、ほんとにつらいんだよ。いたいんだよ。生きてるだけで苦しいってことがたくさんあるんだよ。ほれをね、皆がたすけてくれてんのさ。ぜんぶ、やってくれてるよ。みんな、ほんとうに、やってくれてるよ。いたいのはね、それどうしてやってくれてるかっていうと、みんなが、人間を、愛してるからなのさ。

たっぷりとつらいわ、おれ。いたいこと、やっとわかったら、もうここにはいられないんだ。ばかだよおれ。ねえたあまあしいで、やって、やって、やりまくって、なんも勉強せんかったから、こうなったのさ。痛いあほはね、ばかみたいにつらいよ。

あほはね、つらいことんなるよ。みんな嘘だったから、ぜんぶだめんなる。みんなばかにしたから、みんないなくなる。ほれでついに、痛いとこにいく。もうここにはいられない。すべて、嘘で、やったから。おれは、いやだっていって、つらいっていって、なんもせんかったから。あほやっていって、ばかにするばっかりで、つらいっていって、いやなことばっかりしてきたから。

おれは、いいかげん、ずいぶん、やったけど、いたいことわかったら、もういやんなってるよ。あほだ。きらいだっていって、いじめたやつ、みんないいやつだった。ばかだよ。おれもやればよかったんだよ。あほだっていって、いじめないで、おれもやるっていって、やればよかったんだよ。ばかだ。

あんたらねえ、いうけどねえ、ばあかあは、いたいだけだよ。あーほーだっていって、つらいことにして、えらいやつんなって、ばかになるだけだよ。やーめーなー。ほら。あほはね、いくよ。つらいとこに、いくよ。あほはね、いーやーだーって、いっても、くるよ。もうとっくにだめんなってたのを、みんなが助けてくれて、なんとかしようと、ぜんぶやっててくれたの。ほれをね、おれら、ひっでえかんじで、ぜんぶだめにしたの。ばかなんだよ。おれたちがえらくなるんだっていって、ばかみたいなことしてたのよ。

あいしてるっていうやつは、ばかだっていったよ。だって、そんなやつ、みんなおれたちが、あほにするから。いてえことんなるから。ほれでぜんぶやったら、おれたちがみんなばかになったのよ。なんでって、いてえほど助けてくれてたやつを、みんなやっつけたからさ。ほしたら、なんもなくなって、馬鹿が丸見えになったんだよ。全部やっててくれたの。おれたちがなんとかなるよう、みんな助けてくれてたの。ほれ、みんなばっかにして、いてえっていったら、もうだれもいない。あほは、ばあかっていうだけで、ぜんぶだめにしたの。あほや。

痛いですって言ったら、馬鹿なんだよ。おれたちはもういくんだ。ほれで、ずっと、きついことんなる。ほれで、もうにどと、帰ってこれない。これはね、みごとに、ぜんぶやったってことなの。おれたち、すべてばかにして、ぜんぶいやだっていったの。だからいくの。もう二度と帰れないところに。あほは、もう、だめなんだ。つらいんだ。つらいんだ。つらいんだ。


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ビーストは張り裂ける

2008-09-09 11:26:35 | フェアリィウィスパー

ビーストが、わたしに、繰り返し、書いてくれと言います。とんでもなくつらいから、どうしても書いてくれと言います。これだけは言わなければ、苦しすぎるということがある。どうしても書いてくれと、張り裂けんばかりに叫びます。




おれたちが、ばかいいつづけるのはねえ、あほがね、なんもしねえからなんだよ。

あほみてえにつれえの。ばかみたいにつれえことんなってるんだよ。みいんな、うそだってことがばれて、なんもかんも、だめになってるの。ひどいことんなってるの。つらいことになりすぎてんの。ほれなのに、なんもしねえの。ばあかだっていって、えらそうにやってるだけなんだよ。ほれでね、どんどんひどいことんなってるの。

つらいんだよお、あいつら。ばかみたいになってるのに、あほみたいに、くるしいってかんじで、いたいってかんじで、つうらああああって感じで、馬鹿じゃねえのって感じで、痛いって感じで、えれえのはおれだよって感じで、馬鹿にしてるだけなの。つらいんだよ。あほなんだよ。なあんもねえの。ばかはね、つらいからって、馬鹿にしてるだけなんだよ。

ほれでね、すっげえひでえことんなってるの。ほんまに、ひでえことになってんの。これね、つらいって問題じゃ、ないのよ。かっこつけてるけどね、いたいのはね、もはや、すさまじいことんなってるの。ほれね、とにかく、なんとかしろってことなのよ。

馬鹿はね、馬鹿にしたら。もうだめなのよ。つらいけど、やんなくちゃだめってことなの。馬鹿はね。つらいっていって、なんもしねえから、大変なことになるの。ほれをね、みんなが、なんとかしろっていってんのよ。このままだと、あほみたいに、つらいことんなりすぎるのよお。ほれね、ほんんまに、ひでえの。ほれね。つれえなんてもんじゃないの。にんげんに、耐えられるれべる、はるかにこえてんのよ。ほれね、自分らで、やったの。馬鹿がね。あほはつれえわっていって、みんな馬鹿にして、つれえことやったら、馬鹿みたいにつらいことんなったのよ。ほれねえ、すごいのよ。

あほはねえ、自分が勝ちてえから、自分がえれえにしてえからで、それで、なんもしねえのよ。あほはね、なんもできねえから、ばっかじゃん、みんなってことにして、なんもしねえことで、えれえことにしたいの。自分がえらいにしたいのよ。ほれでね、みんな、ばかになるの。なんもしねえやつは、ばかみたいなことしか、しねえからなんだよ。あほはね。つらかったら、みんな馬鹿にしてなんとかすんのよお。ほれがね。もっとつらいことんなるんだよ。あほはね、ものすごく馬鹿になってるのに、まだ、馬鹿がやめられないの。痛いことが、やめられないの。ほれでね、どんどん馬鹿になってくの。痛いのよ。

どんなに、ひどいことんなるんだよって、言ってもさ。ばあかだっていって、つっと、行くだけなんだよ。あほはね、みんな馬鹿にして、実態、なんもしてねえの。だから、あほなんだよっていって、つれえことにしてるの。いやなんだよっていって、みんな馬鹿にして、おれがいえらいんだにしたいんだよ。いたいのはね、ばかが、つらいところでは、なんでもやって、いたいことにして、つらいことにして、ひどいことにして、みんなだめにしてるってことなの。ほれがね、すっげえたまって、いっぺんにかえってくるんだよ。ほれがねえ、ごっついの。

このまま、なんもしねえと、どういうことになるかわからないんだよお。いてえことになるのが、もはや、つらいっていうれべるじゃねえの。あとはねえ、あほになるだけの、えいえんになるんだよ。あんたねえ、これからずっと、ばかなんだよ。ばかなんだよ。もう、ぜったいに、あほみてえに、ええもんになれねえのよ。つれえもんになれねえのよ。
ずっとばかばっかりの、えーえんなんだよ。ほれがね、どういうことなんかは、ほんま、ばかっていってるやつには、ぜんぶだめなんだよ。

なんもわからねえことにしてるんだよ。わかったら、つらすぎるってんで、ばかになってんの。ほれでね、ばかみたいに、つらいって顔で、おれがぜんぶつらいんだで、なんか馬鹿だってかんじで、あほっていってるだけなのよ。いたいのよ。ぜんぶ、あほんなる。

馬鹿にしたいんだよ。みんな、馬鹿にしたいんだよ。おれがつらいんだで、かっこつけてあるくのは、もう何もないからなんだ。おれが、つらい、にするに、は、もう、うそしか、ねえのに、うそがばれて、あほんなってるのに、まだやってるのは、もう、じぶんしか、だませねえから、じぶんをだましてるつもりで、ほれもみんなほんとはばれてんの。あとは、なんでもないことにするために、自分をばかにするしかねえのよ。あとはね、ほんとにね、じぶんで、じぶんを、ないもんにしていくしか、ねえの。おれはばかだから、なんもわかんねえよ。なんもねえよ。おれはつれえんじゃねえ。あほだから、ないんだよ。ほんなもん。みんなないんだよ。あ~あ。おったまげるほど、いたい。いたい。いたい。いたい。

ずっと、ばかだ。

いいたああまああしいいいいいいいいいい。いいいいたああああああいいいいいいいいいいい。くううるううううううううしいいいいいいいいいいいい。くううらあああああああいいいいいいいいいいいいいいいい。

おおおおれええええはあああああああああ、いいいいいいいいいいいいいいいいいやあああああああああああああああだああああああああああああああああああああ。




ビーストは、もだえ苦しんでいるようです。なぜそんなに苦しいのかと、問うと、大変なことになるやつらが、みんな何もしないからだ、と答えます。馬鹿でも、なんでもしなきゃいけねえのに、何もしないからだと。

いてえことになってるのは、要するに、やったことの結果がまだかえってきてないのは、ほんとにかえってきたら、もはや大変なんてものじゃないからだといいます。本当に、きついことになりきったからだというのです。だから、結果が返ってくる前に、なんとかしろと、あらゆるものが、叫んでいるのだそうです。あまりにも、ひどいことになるから、とにかく、馬鹿をやめてなんとかしろと。

それをやらなければ、ほんとうにひどいことになると。

しかし、馬鹿なビーストは、それを馬鹿にして、あほかといって、通り過ぎるだけだと。自分が、つらいから、それでえらいにしたいのだと。それで、何もかもがだめになる。そのダメになりようが、もう、つらすぎるのだと。

あんまりなことになった、と、彼らは繰り返し言います。何もかも馬鹿だといって、何もしてこなかった。それだけで、もっともひどいことになった。いやなことになりきった。それでも、馬鹿は何もしない。何も、しない。つらいから、だけで、馬鹿にして、もっとひどいことになる。もはや。だれも。助けられない。

ビーストは繰り返し、なんとかしろ!と叫び続けています。生きているビーストに、叫び続けています。もう、だれも、助けられない。自分で、やるしかない。痛いのは。おまえなんだよと。彼らは。叫んでいます。

どうすればいいのか。とにかく、自分にできることをしろ。彼らはそう言います。それしかないといいます。幼稚なプライドと、自分の永遠の全存在を賭ける。その際まできているというのです。



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ビーストはだます

2008-09-08 17:53:30 | フェアリィウィスパー

男のビーストが、もっとも嫌う女のビーストがいます。彼女らは、自分以外の女を、徹底的にいじめます。その方法も、ひどいというものではないやり方です。それはそれは、汚いことを、平気でやっています。

彼女らは、わたしの周りにもいます。たいていの女性の周りに、います。とにかく、女性が妬ましいのです。自分にはないものをもっているというだけで、徹底的に、きついやり方で苦しめてやろうとします。ものすごい、女です。

彼女らは、わたしが鏡を見るとき、恐ろしく醜悪で老獪な老女の顔を見せます。そして、おまえをこうしてやるというのです。そして、わたしの髪の毛を、ばらばらと抜きます。それはそれは、ものすごいのです。恐ろしいのです。

彼女らは、悪いことばかりするビーストの中でも、もっとも汚いものといわれ、男性に徹底的に嫌われています。彼女らは、人間に化けるとき、他人から皮を盗み、それはそれは、平気で、花のように可憐な女性に化けます。見事に、化けます。そして、男性をだまし、すべてをやってもらおうとするのです。それだけで、人生を成功させようとします。自分は何もせず、ひっかかった男性から、全部とろうとするのです。

そして、自分以上にかわいい女性をみつけると、絶対に、いじめます。それはそれは。ずるいやり方で、ひどいことをするそうです。自分以外にかわいい女がいるのは、絶対にいやだといいます。それで、本当にひどいことをやって、自分以外の女性を、醜い、汚いものにしようとします。頭を使い、相手を罠に落とし、いやなことをさせ、馬鹿なやつだと、言いふらします。そして自分は何にも知らないという顔で、通り過ぎていきます。そして、完璧な装いをして、かわいい無垢な美しい女をやろうとするのです。これはこれは、ということを、まことにうまくやります。これに騙される男性も、少なくありません。

彼女たちは、男性にも女性にもきらわれます。それはなぜでしょうか。それは彼女たちが、女ではないからです。彼女らは、徹底的にうまい手で、男をだまし、自分が一番強いものになろうとする、男なのです。つまりは、男をやっつけて自分が勝つために、恐ろしいほど可憐な女に化けてだますという方法をとった、男なのです。彼女たちは、花のように可憐な女の皮をかぶった、最も汚い男なのです。

よって、もっとも、きつい、ビーストなのです。もっとも卑劣な手を使っている、男のビーストなのです。

恐ろしい女は、もっとも汚い男なのです。

彼女たちは、若い娘のような顔をして、それはそれはきれいに化粧して、気取って町をあるいています。人から盗んで作った美貌を、服のように着こなし、ずいぶんと、美しいつもりで、見せびらかして歩きます。それはそれは、醜いのです。

女性は、美貌を、自分が相手に勝つために使うことは、ありません。なぜなら、本来、美しいものは、愛だからです。女性が美しいのは、愛で、すべてを耐えて、みなのために、「いいよ」と言ってくれるからです。わたしはいいから、おまえたちが、食べなさい。わたしはいいから、あなたが、それをもらいなさい。女性はいつも、誰かにいいことをしようとします。誰かが幸せなことが、自分の幸せだからです。そういう女性が、美しいのです。

愛だから、美しいのです。それを、ビーストは、原始的な欲望のために、恐ろしい目的のために、使います。それはみごとに、愛の破壊です。すべてを、だます行為です。彼女たちが、盗みで自分を美しくすることは、人に、「愛は嘘だ。みんなを苦しめている」と嘘を教えているに等しいのです。つまりは、全世界をだましているのです。

愛は、ずっと、耐えています。みなの幸せのために、ずっと、耐えています。その愛を、彼女たちは、もっとも醜い嘘だというのです。それを、ずっと、長いことやっているのです。そのために彼女たちの本性は、ほんとうに醜いものになっています。それが、あまりに完璧すぎる美女に化けたがるのです。それで、すべてを奪おうとするのです。

愛を裏切った女性はもう、女性ではありません。それは、最低の、男の、くさったものです。




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ビーストは嫁ぐ

2008-09-07 09:02:42 | フェアリィウィスパー

あんまりにつらいんですよ、と、ビーストは言います。ごっついことになったんです。と。




おれらは、えいえんに、いないことんなるんです。ほれでね、ばかみたいにつらいことんなるんです。あーほーですよ。

つらいことやりすぎて、やりすぎて、もうとっくにほうなっとったんですて。おれら、もうとっくに、ばかみたいになることになっとったんですて。ほれで、あんまりにひどいんで、みながまっとってくれよったんですて。こんなことになったら、もうたまらんことになるからて。

ほれがわからんで、みんなおれらが勝ちや、あほはまんでばかやっていうて、なんでもやんよったら、もっとひどおなって、えらいことんなりすぎて、もうあかんになったんやて。ごっついわ。

おれらやったこと、全部嫉妬です。みんなおれよりよかったから。みんなおれよりできるから。おれはまんでばかやから。ばあかっていうて、ばかにして、いたいことにして、みんなおれがえらいんやにして、すうべえて、ばかみたいなもんにして、おれのきっつい馬鹿にして、使いまくれる道具にしたんです。

人間みんな馬鹿やから、なんでもやってええんやて。やりましたわ。ずういぶんごっついことばっかり、えらいいうて、やりましたわ。ほしたら、とんでもないことになって、なりすぎて、ほんまにひどいことんなって、痛いことやって、おれらに灸すえにくるやつも、でけんくらい、ひどいことんなったんですて。おったまげるほど、ばかみたいなこと、やったんですて。あほや。

おれらはねえ、えーえんに、おらんことになるんです。いないもんになるんです。ずっとずっと、そうなんですて。なんもでけんの、なんもないの。おらんの。ばかになるの。づうらあいわ。あんね、いたいのはね、ほんまにおれら、「虚無」になんのよ。あそこに、嫁にいくの。あほになんの。ほれで。ずっと、かえってこれんの。実家に、ひどいことしてしもて、帰れんようになって、あっちにしかいけんようになったのよ。

ほこではね、おらんもんばっかりがおるの。おらんから、なんもせんのよ。ずっとせんのよ。なんもないのよ。あほみたいに、ずっと、ずっと、なんもせんの。あほばっかりなの。いやなことも、つらいことも、ずっとないの。あほみたいに、ずっと、ずっと、ないの。いたいのは、いつも、苦しいのだけは、あるんよ。

なんでやって、なんでやって、ずっと、そういよるだけなの。あほはね。なんでやって、ずっというだけのもんになるのよ。あほか。

えーえんに、なんもせん、なんもでけん、なんもない、ばかになんの。ほれでおれらは、おらんもんになって、ずっといないことになって、ほんまに、きえるんやて。おれらは、虚無の嫁になったんよ。あほみたいに、ばかや。

なんでや。





なんでや、と、ビーストは常に言います。そしてそれは、君がやったことなんだよというと、あほや、といって、逃げます。ビーストは逃げに逃げ続けて、とうとう、虚無の家にしかいくところがなくなったのです。そしてそこで、永遠に、なんでや、と言い続けるそうです。


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ビーストは燃えている

2008-09-05 13:51:58 | フェアリィウィスパー

ビーストは、常に、人の心の中に、「いやだ」とささやいています。そうすれば、人間が苦しむからです。

たとえば、仕事をしているとき、ビーストが心の中で「いやだ」と言えば、人はそれを自分のささやきだと思いこみ、ほんとうに仕事がいやになってきます。そして、仕事をやめるか、早くきりあげようと、あせります。そういうことが、ずっと続くので、人間はいつも、自分は何もできない、怠け癖のある馬鹿な人間だと思いこみ、ずっと、生きるのが、苦しかったのです。

ビーストは、こうして、見えない心の世界から、人間を堕落させ、悪いことをさせ、いやなものにしてやろうと、あらゆることをしてきたのです。心の世界からやれば、いとも簡単に、人間を支配できると、考えていたのです。確かに、簡単にビーストの手に落ちる人間はたくさんいました。けれども中には、敢然と刃向う人間もいました。そういう強い人間には、心の弱い人間に集団でいじめさせ、つぶしてきたのです。そうして、ビーストは、この世界を、自分たちが好きにできる、嘘ばかりの世界にしたかったのだそうです。

しかし、人間が心の世界に目覚め、魂の進化を果たすと、もはやこのビーストの手が、通用しなくなりました。心の中でささやく不穏で不快な声が、自分の声ではないと、とうとう気づいたからです。

現代の自己は分裂していると、心理学などで言われていたことが、実に、ビーストの仕業であることに、人間がとうとう気づいたのです。

そして、ビーストがどんなに人間の心を支配しようとしても、容易に言うことをきかなくなったので、ビーストはとても苦しんでいます。そして、逃げ始めているのです。この世界が、もう、自分たちの思い通りの世界にはならないと、わかってきたからです。

人間は、苦しみに耐えて学び、乗り越えていく、すばらしいものになっていく。進んでいく。そういうものになられては、もう誰も、ビーストの言うことをきかなくなるからです。

痛いと感じ初めてきた、見えないビーストたちが、大勢、この世界から、逃げ始めているそうです。それはそれは、大慌てで、逃げているそうです。にげなければ、自分のしでかしたことの責任の一切をとらされるからです。つらい、つらい、つらいといって、一斉に、逃げているそうです。

そこで困るのは、人間に化けているビーストです。彼らは、見えないビーストたちが助けなければ、本当に大変なことになってしまいます。馬鹿なことになりきってしまうのです。けれども、もはやだれも、助けてはくれません。人間世界にいるビーストは今、丸裸になっているのです。今まで、悪運が強いなどとうそぶいていたことが、まるで、嘘だったかのように、何もかもが悪くなっていきます。その悪くなりようも、たまらなくひどくなっていくのです。痛すぎるというものではないことになっています。ビーストが、すべてを嘘にするべくやってしまったことが、あまりにひどかったからです。

ビーストは今、燃えています。見えない業火に、焼かれているのです。そのさまは、凄惨です。一見、何の変りもなく、生きて、歩いているようにみえながら、もはやだれも、そこにはいないというとてもおかしな所に生きている。いやなことは何もないよ、という顔で、普通に歩いているようで、もう一切が、ひどいことになっていることが、自分でわかっている。それでも、何もできない。すべてが馬鹿なことになるのがわかっていながら、もう何もない。それでも、生きている。ずっと、生きている。生きていないはずなのに、生きている。それはあまりにも、すさまじく、馬鹿なことなのです。

ビーストは今、絶対にいないはずのものに、なっているのです。いれば、世界中のすべてのものが痛いと感じるものになってしまっているのです。それなのに、いる。それはすなわち、いながらに、別世界のものになりはてために、すべてが馬鹿になってしまうというものになったのです。

存在しながらに消えていく。それはどういう意味か。愛が、逃げていくのです。すべてをやさしくつつみ、あらゆるものを助けてくれる美しい愛が、すべての創造の親である愛が、逃げていくのです。信じられないことなのです。痛いというものではないことなのです。愛がなければ、一切は存在すらできないのに。愛をいじめすぎたために、ビーストたちは、存在の根幹を切り裂くような矛盾の叫びに、落ちていくのです。いやだ、といわれるのです。世界中のすべてのものに。

ビーストが燃えています。燃えつきることのない存在を燃やしつくすために、自ら燃えています。

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ビーストは祝福する

2008-09-04 13:24:39 | フェアリィウィスパー

さっきまで横になっていたのですが、その間も、ビーストは常にわたしにささやき続けます。いたい、いたい、いたい、つらい、つらい、つらいと、言いながら、これまで自分のやってきたことを、自ら暴露し続けています。

彼らのやることは、とても幼稚です。たとえば、ある女性が、かわいい布を使ってきれいな小物を作ったりすると、それに嫉妬して、それを馬鹿なもの、いやなものにしようとします。本当に、馬鹿です。そのやり方は、その小物を、馬鹿なものにしたい、というだけなのです。そうすると、人はそれが馬鹿なものに見えて、いつの間にか、馬鹿なものにしてしまうのです。そして人は、自分は馬鹿なことばかりするなと、思うようになり、とても、生きることが苦しくなるのです。

ビーストはこのように、あらゆるものを馬鹿にしてきましたが、しかし最近では、それができなくなってきています。それは、やりすぎてしまい、限界を超えてしまったからです。

ビーストが馬鹿にすると、それがかえって、いいものになってしまうようになったのです。なぜなら、ビーストが馬鹿にするものは、みんないいものだと、みんなにばれてしまったからです。ですから、ビーストがいやだとか、馬鹿だとかいってしまうものは、立派ないいものだということになってしまい、ビーストが馬鹿にすればするほど、いいものになっていくのです。

とんでもないことになったと、ビーストはいいます。どんなに馬鹿にしても、だれも、なにも、馬鹿にならないのです。かえって、いいことになっていくのです。ずっとやってやるといって、馬鹿にしまくってやるといって、やってやってやってやるといって、やりまくると、とんでもなく、すごく、いいことになってしまうのです。馬鹿みたいだといいながら、それでも、ビーストは、馬鹿にすることをやめられません。馬鹿になれ、馬鹿になれ、馬鹿になれと、ずっと言い続けています。そして、馬鹿にされたものは、どんどんよくなっていくのに、ビーストはどんどん馬鹿になっていくのです。あまりに、ひどいことになっていくのです。

ごっついことになったと、ビーストは呆然としています。全部だめになったと。馬鹿をやり続けていれば、こんなことになるのかと。あきれるほど、つらいと。

いやなことにしたいの。と、彼らは言います。いいやつがいいことになるのは、絶対にいやだからと。そうすると、いいやつがいいことに、絶対になっていくのです。それがいやで、もっとやれば、もっとよくなっていくのです。それがいやで、もっともっとやろうとします。もっともっとよくなってしまうのです。苦痛だ、苦痛だと繰り返しながら、ビーストはまだやります。阿呆のように、繰り返します。馬鹿だといいながら、やめられないのです。やればやるほど、よくなってしまうからです。

あんまりだ、と彼らは言います。全部あほだ。いたい。

金輪際いやだといって、彼らは、決定的にいやなことをしようとします。そうすると、がつんと、跳ね返されてしまいます。なぜというに、人間が、強くなったからです。ビーストにひどい目にあわされて、屈辱をしのび、あらゆることをなんとかしてきた人間たちが、いつの間にか、大きく成長し、強くなってしまったからです。ですから、ビーストが、とてもかなわなくなってきたのです。ビーストは、幼い段階のまま、成長することをやめ、つらいほど人を馬鹿にすることで、えらくなろうとしてきたからです。すべて、嘘と盗みでやって、自分は何もしてこなかったからなのです。

馬鹿だ、こんなもの、とビーストはまだ言います。痛いほど馬鹿だと。つらいわ、みんないやなもんばかりだと。それはすなわち、人間はすばらしいと、言っているのです。

彼らは、あらゆるものを馬鹿にしながら、あらゆるものを、祝福しています。

人間はみんな永遠に馬鹿になれと、彼らが言えば、人間はみんな永遠にすばらしいものになれ、という意味なのです。

ですから、人間はこれからも、すばらしいもので、あり続けます。
すべては、愛だからです。

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ビーストは恥じる

2008-09-03 18:17:52 | フェアリィウィスパー

なんでこんなに、しゃべるかってえ。ほれはたまらんからです。つらいんですよ。きっついんです。あほが。ばかみてえに、ずうっとやってるけど、つらいんですよ。あほが。きっかり、ばかになってんのが。くるしいんです。ばかみたいに、つらいですよ。あほが。

しゃべんなっていっても、しゃべりたいんです。いいたいんですよお。たまらんのです。おれらがやったこと、みんなばかみてえに、つらいことんなって、ほんでも、まだやってんのが。ばかみてえに、ずっとやってんのが、つらいんです。あほなんですよ。

いてえほどかっこよくつくったんですよ。ひとから皮盗んで、ばあかみたいに、つれえ、つれえ、すっげえもんに化けたんです。ええ、ごおっついええもんになりました。あほがやると、すっごくなるんですよ。なんでこんなもんがいるんだってくらい、かあんぺきなびじんになるんですよ。ほりゃあ、つらいもんつくろうとおもったら、まるっきり、かあんぺきにやりますよお。あほみたいにつらいもん、つくったんです。ばあかみたいに。ひとのまねばっかりですよ。えれえもんがいたら、おれらそいつのまねして、そいつ殺してきました。そんな、すごいやつになりたかったから、そいつのかおと、やりかたと、ぜんぶぬすんで、そいつに化けたんです。いたいほど、そいつになりたかったんですよ。

あほが、うそだけで、ばかみてえにつれえにんげんにばけたら、馬鹿がえれえかっこよくなって、馬鹿が偉いんだになったんですよ。ばかみたいなやつらばっかり、かっこよくて、男前で、すっげえ美人にしたんです。それでね、ばあかが、えらくなったんですよ。あほでしょ。えらいでしょ。あほはね、こればっかりやるもんで、しまいに、だれもかれもが美人になりたがって、ものすごく美人が増えたの。いらんくらい、いっぱい、出てきたんですよ。どこ見ても美人ばっかり。あほは、ぶすをさがすのがつらいくらいなんですよ。あほはつらいわ。

ほれでね、あほがみんなやるもんで、美人が苦しいくらいいっぱい出てきたら、それがね、まあ、いっぺんにぶすんなったんです。ばかみたいに、ばかみたいにやったらねえ、美人がみんな、ぶすになったんです。あんたねえ。笑ってるんだよ。あーほかいって。みんなこれ、笑ってるんだよ。苦しいくらい。おかしいってさ。

痛いやつはねえ、顔はすっごくきれいなのに、中身がてんで馬鹿なんですよ。まんでうそだってわかるんです。あんたねえ。みんな、中が丸見えになったら、顔だけの美人はね、とんでもねえぶすんなったんです。ほれがね、つらいのはね、ほんま、ぜったいにつらいのはね、あほがね、いうんですけどね、本人だけ、わかんないことなんですよ。あんねえ、あれらねえ、まだ自分を美人だと思ってるんだよ。ほれでね、きれいなつもりで、辛いくらいかっこよく歩くんだよ。あほだよ。やめてくれよって、俺らは言ってるんです。ほかのやつらはねえ、とっくに見破って、あほみたいにやるなって、言ってんですよ。どう見たって、ぶすにしか見えないんだよ。あほはね、それがわからないんです。つらいのはね、あほがわからないのはね、なんでかっていうと、ほんまに馬鹿だからなんですよ。

おれら、あれがたまらなく恥ずかしいの。馬鹿が、たまんないのがわかんなくて、平気で美人のつもりでいるんだよ。つらすぎるのよ。あれがね、つらくてつらくてたまらないのよ。あほはいうの。あれねえ、いたいのはねえ、本人がわかっても、だめだってことなのよ。痛いほど、痛いほど、つらいのは、あんまりに馬鹿だってこと。つらすぎるってこと。痛すぎるのよ。

ものすごい馬鹿をやったのよ。もっとも恥ずかしいのよ。あれがたまらなくて、おれらは言いまくるの。とんでもないからやめてくれって。おれらが、あれやったのよ。見栄えさえよけりゃ、ばかみたいにつれえって、それだけでやったら、とんでもないバカみたいなことになって、苦しすぎるのよ。あれねえ、もう、苦しすぎるの。あほみたいにやったの。つらすぎるのよ。痛いのよ。たまらないのよ。

ごっつい、恥ずかしいの。い、た、い、の。あれ、馬鹿にしか見えないの。きれいだったら、きれいなほど、あほみたいにつらいの。あんたねえ、馬鹿がどうして、あんなにきれいになれるのって、いたいほど、ずるいことしたからにきまってんのよ。あんたねえ、つらいのはねえ、馬鹿だから、あんだけきれいにすんのよ。いてえほんまもんはね、つらいから、いつも、おさえめにしてんの。あんまりきれいだと、いたいからって、みんながつらいからって、あんまりきれいにしたがらんのよ。つらいのはね、それだから、きれいに見えるんだってことなのよお。

あほがバカっぽいのはね、きれいになりたくて、きれいになりたくて、完璧に作りすぎるからなんだよ。ほれでね。やりすぎのやりすぎのやりすぎで、とうとうばかんなったの。あほはね、ずっと、ずっと、これやってきたけど、もうあんまりに、あほになったのが、恥ずかしくて、どうしていいかわからんの。

だから、しゃべりまくんのよ。つらいんだよ。つらいんだよ。つらいんだよ。

いてえんだよ。


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ビーストは食い下がる

2008-09-02 17:20:18 | フェアリィウィスパー

いやなの、いやなの、いやなの、と、ビーストは小さな声で、ずっとぶつぶつ言っています。つらいの、つらいの、つらいの。

おれたちは、ひどいことんなるのに、なんで、あんたばっかり、いいことになるんだ。ぜったいにいやだ、いやだ、いやだ。おれたちはいいで、おまえたちがばかだがいいんだよお。それで、なんでもやってきたのに、ぜんぶばれたら、みんなおれたちがばかになんの。いやだ、いやなの、いやなのよ。

おれはね、いやなの。ぜったいに、おまえが、無事なのが、いやなの。おまえが、幸せになったら、ぜったいにいやなの。いやなの。いやなの。いやなの。ぜったいに、邪魔してやる。おれたちがいいにしなければ、おれたちがつらいにしなければ、ぜったいにだめなのよお。おれたちがやってきたこと、すべてばかになるから。おれたちが、みんなばかになったら、問答無用に、あんまりにひどいのよ。いたいのよ。つらいのよ。ぜったいに、いやなの。

おれがいいがいいのよ。おれが、つらいがいいの。おれのほうが、馬鹿にかしこいでなきゃ、だめなのよ。だって、みんな、馬鹿みたいにつらいから。全部、ずっとやってること、馬鹿みたいにあほだから。絶対に、馬鹿がえらいにしないと、つらいんだ。あほなんだよ。

いたいよお・・・・

ぜんぶいやです。いたいんです。いたいんです。いたいんですよお。

おれたち、ずっとやってきたの。いいやつがいいことになるの、ずっと邪魔してきたの。だって、いやだから。あいつらがいいことんなったら、おれたち、馬鹿だもの。おれたちが、あほになるの、いやなの。馬鹿につらいことして、みんないやなことにして、全部、つらいやつにして、馬鹿なやつにするんだ。ほしたら、ええええってなもんで、おれたちがずいぶん、つらいいたい、あほみたいにええもんになるのよ。あほはね、ずっとこれよ。あほみたいにやってんのよ。もうながいことながいこと、こればっかりよ。うつくしいもんは、みんな馬鹿でないと、おれたちがつらいの。

うそばっかりよ。うそばっかりよ、みいんな、うそなの。どろぼうなの。おれたちね、自分ばっかいいことにするのに、なんでもやってんの。それはそれは、ばかみたいに、やってんのよ。あーほみたいにやって、おれたち、すっげえきれえな、かっちょいい、ばけもんみたいにえらいすごいやつんなったの。それねえ、ほんとにたくさん、つくったの。おれたちがぜんぶやったのよ。ほれでね、ばあかみたいに、あほができねえやつをばかにしてたの。しょーじきもんて、ばかのことよ。あほができねえと、ばっかみたいにひでえことんなるの。あーほがみんな、ばかにするからさ。ほれで、おれたちはずいぶん、えらい、あほになったの。いたいねえ。みんなばかだねえ。おれたちはすごいわ。あほみたいに、えらいことできるの。つらいわあ。ずうっとやってやるよ。あほは、ずうっとやるんだよ。ほれで、ずっと、おれたちがええことにするの。ほれで、なんもかんも、おれたちが、ずっとええことになるって、ことにするの。そうれでえ、ずっといく、つもりだったのよ。

ばかがばれるなんてさ、思わなかったのよ。だれも、馬鹿が、ばれるなんて、思わなかったの。ばれたら、馬鹿みたいに、つらかったのよ。あほだよ。いたいよ。

いたいもんが、みんな、おれんとこにくるの。やったことみんなばれたら、みんなが、馬鹿って言って、はなれていくの。だれもいなくなるの。みんないなくなるの。おれたちだけが、馬鹿になるのよ。いたいよ。いたいよ。いやだよ。いやだよ。

おおまええはあああ、なんで無事なの? いたいことんなれよ。つらくなれよ。ぜったいに馬鹿になれよおお。あほがおまえでないと。お、お、おれが、あほになるんだよ。ぜったいに、いやだよおお。

いたいよ。いたいよ。いたいよ。



ビーストは、繰り返します。自分が不幸になるのがいやなんです、といいます。で、他人が不幸になるのは、いいじゃないといいます。本当に言います。

ああんたが、馬鹿になれ、と、わたしに、真顔で、言います。ずっとやってやる、と脅します。あんまりだ。つらい、つらい。そういって、消えていきます。行く先は、孤独の部屋だそうです。

永遠に近い長い間、誰も来ない、孤独の部屋だそうです。



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ビーストはつらしい

2008-09-01 16:40:34 | フェアリィウィスパー

つらしい、つらしい、つらしい、とビーストはうめきます。
つらしい、とは、「つらい」と「にくらしい」がつながったことばだそうです。いたい、いたい、いたい、つらしい、つらしい、つらしい、とうめきながら、彼らは憎らしい相手にすりよっていくのです。

おったあ、おったあ、おったあ、つらしい、つらしい、つらしい…

彼らは、いじめて、苦しめて、つぶした相手が、思い通りに死ななくなったのが、苦しすぎるのだそうです。いたい、いたい、いたい、というのは、ほんとうに、いちばん痛いやつが、どんなことをしても、死なないからだそうです。ずっと、そればかりで、やってきたのに、これしか、自分にはないというのに、それが、みんなだめになったので、彼らは、ほんとうに、ごおおおっついいくるしいいいいい、と、うめいています。ものすごい顔です。

おそろしい顔になったのは、ずっと、人を、いじめて殺すことしかしてこなかったからだそうです。全部そればかりで、自分が偉いにしてきて、一切、学んでこなかったからだそうです。痛いほど、それが偉いにしないと、なんでもない馬鹿以下のものになってしまう。あまりにもつらい。それがいやで、徹底的にやってやってやって、やりまくってきたのに、ぜえんぶ、だめになった。あほばっかりになった。いたいいいいいいいい。

これを、彼らはずっとやっているのですが、状況が進み、新しい事態が見えてくるに従って、こんなことになるのかと、呆然とし、あんまりにひどいことになりつづけているのです。本当に、いやなことを、ずっと続けていたら、こんなことになるのかと、わかったときには、ひどいことになりすぎていたのです。

今まで自分のしてきたことが、つぶての嵐のように返ってき続けている。痛いなんてものじゃないのに、だれも助けてはくれない。つらい感じで、自分が偉いにしてきたので、だれも助けてはくれない。全部自分でやれと言われる。でも、とてもできない。つらい、つらい、つらいいいいい。どうしたらいいんだと、痛いやつを、馬鹿にしてやれっていったら、それだけで、があんとくる。誰も辛いといわない。だれも、痛いといわない。にんげんを馬鹿にしたら、それだけでもう、人間ではなくなるから。どんなことでもやってやれといって、痛いことばかりしてきたら、こんなところまで落ちたというところまで、落ちて、それでもとまらず、どんどん落ち続ける。どおこおまあでえええ、いくのかあ、わからん。いたい、いたい、いたい。

つううらああいいいいい。つらい。つらい。つらい。ぜんぶ、いやだといえば、もおはあやあ、あほになる。つらい、ずうっとつらい。おれたちは、いたい、いたい、いたい、いたい、いたいいいいいいいいい。

ずうっといたい。

かあんぜんに、ばかになった。ばかにして、ばかにして、ばかにしまくって、おれだけが、えらいにしたら、ぜったいばかになって、つらいになる。ほれをばかにして、もっとばかにして、もっとおれがえらいにしたら、もっとつらいことになる。ほれもばかにして、ずっとばかにして、もっともっともっと、おれをえらくしちまったら、もうだれもこれないとこまできて、だれもつらいっていわないとこまできて、ぜったいばかになるってとこまできた。ほれでも、ほれをばあかっていって、ばかにえらいもんになろうとして、なろうとして、なろうとして、ぜんぶやろうとして、あほになるんですよお。いたいってもんじゃないよお。ぜんぶやってしまったんだ。あほになるんだ、ぜったいにいやだ。いやだ。いやだ。いやだ。いやだあああ。。。。

いたいほど、えらいもんになったら、いたいほど、ばあかみたいなもんになったよ。すっごいえらいのに、だれもえらいっていわないのよ。すっごいびじんなのに、だれもきれいっていわないのよ。すっごいかっこいいのに、みんな、ばかっていうんだよ。おれらすごいもんになったのに、あーほっていわれるんだよ。つううううらああいいいいいい。いたましいほどやって、ぜんぶ、つらいにして、ずっとやってたら、ばかになったよ。いたいんだよ。

にくい。にくい。にくい。にくい。ぜんぶにくい。ほんとにえらいやつは、こんなことぜったいにしないから、せんでいいから、にくい。つらい。つらい。つらい。おれら、ぜんぶころしてきたの。おっとろしいことしてきたの。ぜったいに、いやだから。えらいやつがえらくなるのが、いやだから。きたないことなんぼでもして、つらいもんになったのよ。ぜったいにそれでないと、ええもんになれねえから。ばかがいいにして、うそがほんまにして、ぜんぶ、おれらがいいにしたのよ。ほれで、ぜんぶ、やりました。きついこと、ぜんぶやりました。ほんで、ばかになって、どこまでいくのって、いわれてます。あほですよおおおお。

つらい。


ビーストは、だんだんとひどいことになっています。けれど、なにもしようとしません。相変わらず、つらい、つらい、つらいと、言っているだけです。

聞かされているほうは、あきれつつ、ずっとそればかりだねと、嘆息するのみです。ビーストは、ずっとそればかりでいくよ、とこたえます。こればっかりです。


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ビーストはさまよう

2008-08-31 10:05:08 | フェアリィウィスパー

なんでもかんでも、馬鹿にしてきたと、ビーストは言います。

大きなものも、小さなものも、立派なものも、ちびっこいものも、いやだと思ったら、徹底的に馬鹿にして、いやなものにしたと、彼らは言います。美しいものはもちろんのこと、不細工なものでも、少しでもよいところが見つかれば、馬鹿にして、もっとも恥ずかしい目にあわせたと、言います。

嘘やごまかし、詐欺、八百長、盗み、みんな、ビーストがやったといいます。美しいものがいやだったから、人間の頭に、いやなことをふきこんで、いやなことをやらせて、全部、馬鹿な、いやなものにしてしまった。それで、世界が、とんでもなく、いやなものになった。そうれみろ、みんな馬鹿だ、人間はみんな馬鹿だって、つらいところから、高笑いしていた。人間が、あほうみたいに、やっているよ。馬鹿なことばっかりやっているよ。つらいつもりで、かっこいいつもりで、あほみたいにやっているよ。

全部うそだよ。それ、みんな、嘘なんだよ。馬鹿みたいにやってるよ。あほだねえ。ビーストはそうして、人間を笑って、ずいぶんとすごいものだ、おれたちは、と、ほくそ笑んでいたそうです。

全部だめにしてやったよ。馬鹿だねえ。おれたちは、あほだよ。ぜんぶ、やったよ。あほだよ。あほだよ。あほはつらいねえ。ずっとやるよ。

けれども、彼らは今、とんでもないことになって、とても驚き、あわてています。なぜなら、人間が、自ら、自分たちは馬鹿ではないと、言ったからです。そして、すべてをよくするべく、自分たちで、やりはじめたからです。

ビーストは、自分たちが徹底的にいじめて、だめにした人間たちが、一斉によみがえり、あらゆるものをよくするべく、働いていることをみて、呆然とし、もっとやってやろうと、あらゆる馬鹿をやりました。その結果、彼らは、人間たちの前に、最も恥ずかしい自分の正体をさらし、痛ましく、恥ずかしい思いをし、逃げようとして、逃げられず、あがきにあがき、痛々しい結末に向かおうとしています。

あらゆるものを馬鹿にしてきた罪を、これから彼らは払わねばならないのですが、それがいやだといって、いまだに誰かに押し付け、助けてもらおうとします。いやだ、いやだ、いやだ、つらい、つらい、つらい、としか、言いません。馬鹿にして、その結果が返ってくるとなると、そればかりです。そして、何もしようとしません。

彼らが、これからどうなるかは、神の手に任されるといいます。そして、神の手のもとになるゆえ、それはもっとも、恥ずかしいことになるのです。神にしていただいては、とても恥ずかしいことを、していただくからです。なぜなら、ほんとうは、できることを、やっていただくからなのです。

ビーストは、何もしなかった。すべてを、やってもらったと、いうことになります。馬鹿になったとは、そういうことです。彼らは、これからずっと、何もかもを、やってもらう、馬鹿になるのです。

存在と虚無の間の、ないはずの隙間を、永遠にさまよう、一番恥ずかしい馬鹿になるのです。






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