日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

取らぬ狸の皮算用 2015春

2015-04-21 23:41:49 | 旅日記
今年の大型連休は花見の旅を見送り、目的地を九州に振り替えると先日申しました。九州での大型活動といえば思い出すのが、鹿児島に五連泊した三年前の秋です。当時の活動が、北海道を泣く泣く断念したことによる瓢箪から駒の産物だったのと同様、今回も思わぬ形で九州への長旅が実現しようとしています。
現在のところ、中二日で五連休となる前半に休みをとり、もともと五連休の後半と合わせて10日を確保する予定です。前半と後半の谷間の二日は、現地に車を置いて帰京するという、このblogではおなじみの奇策を採用します。その二日も休んで12連休にしたいのはやまやまながら、職場環境からしても調整が容易ではないため、前半の五連休を死守できれば十分と考えています。
大まかな経路としては、大阪からフェリーで志布志に渡り、鹿児島に三連泊してから一時帰京し、後半は宮崎、別府と転戦して、四国経由で帰京します。これは、鹿児島滞在を宿泊事情に余裕がある前半に回すとともに、長距離フェリーが混み合う復路を、短距離、中距離のフェリーと自走の組み合わせで乗り切るという算段があってのことです。

代替案も決まり、あとは旅支度を整えて出発するだけ、といいたいところなのですが、これも取らぬ狸の皮算用となる可能性が出てきています。というのは、連休前半の天候がよろしくなく、九州上陸の日こそ晴天が予想されているものの、その後は曇、雨と移り変わる予定なのです。初日と最終日が移動中心になる関係上、実質的に活動となるのは中間の三日に限られます。そのうち一日しか晴れないのであれば、九州の果てまではるばる行く価値も相当程度減じられるでしょう。これに対し、東北はおおむね晴れると予想されており、場所を選べば花見もできます。その結果、花見の旅を連休前半まで延長し、後半は北陸でキャンプをするという、さらなる代替案も浮上してきました。
このように、九州か東北かの両極端で揺れ動いているのが現状です。直前まで状況を見極めてから決断します。
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