日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

花見の旅in信州 2015 - 前夜

2015-04-10 21:39:33 | 旅日記
都内での花見に二度の週末を費やしたところで、今年も北上を開始します。信州への出発が明日に迫りました。
今季は誤算が二つあります。まず、桜前線の動きが例年とは異なることです。例年一週間弱開きがある西日本と関東の開花にほとんど差がなく、四国または九州で花見を先取りすることができませんでした。しかも関東からの北上が早く、例年ならば四月の第三週に回るはずの信州が、当初の想定よりも一週間前倒しとなったわけです。
最大の誤算は、四月に入ってからの天候が全く振るわないことで、今日までの10日中7日は日照時間0となっています。今日も昼過ぎから雨が降り出し、明日の昼まで降り続いて、夕方にまた降るとの予想です。曇時々晴の日曜を挟み、週明け二日はまたも雨。これにより、週末の前か後を休んで三日の日程を確保するという目論見は、あえなく崩れ去りました。主戦場となる伊那の桜は今週末で見納めとの予想が出ており、天候の回復を待って日帰りで再訪するという強行策もとれません。十年来信州で花見をしてきた中でも、これほどの天候不順は異例です。
天候は振るわず、日程も去年より一日短い二日となるため、残念ながら多くを期待するのは難しそうです。明日の予報からしても、例年と違って夜明けと同時に高遠へ乗り込む理由はなく、まずは甲府にでも寄ってから一日かけて伊那に移動し、日曜に望みをかけるのが現実的ではないでしょうか。二日限りの日程では、松本、安曇野と掛け持ちする時間もないと思われますorz
このように、出発前から何かと意欲を削がれる状況ではあります。特に土曜は事実上使い物にならないでしょう。宿をとらず日曜に日帰りしても、収穫には大差がないかもしれません。とはいえ、去年は一日に詰め込もうとして時間との激烈な戦いに陥っており、日帰りではかなりの強行軍になることが経験上分かっています。たとえ悪天候であっても、一日が二日になれば何らかの使い道はあるものです。まずはこの雨が早く上がってくれることを願っています。
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