メディウム瓶、割れる（泣）

　会社の実験室での出来事。戦意喪失させられてしまいました。
　原料と商品の微生物検査のため、生理食塩水をメディウム瓶というガラス瓶に入れ121℃でオートクレーブを行ない、滅菌しました（高圧蒸気滅菌と言いまして、圧力釜と同じ原理で器具や薬品などを滅菌する方法です）。オートクレーブ後、急いでいたので生理食塩水が入ったメディウム瓶を水に浸けて冷やそうとしたところ……

　ピシッ

　という音が聞こえ、メディウム瓶が割れてしまいました。はじめは何が起きたのか分かりませんでしたが、10秒ぐらいしてから、急冷のためにガラスが耐えられなかったのだと分かりました。メディウム瓶が熱の変化に耐えられず割れてしまうなんて、日本では経験したことがありません。完全に戦意喪失状態となり、やる気がなくなってしまいました。ガラスの品質が良くないのでしょうか。せっかく準備したのですが、今日は微生物検査はできませんでした（泣）。