MT MANIAX

苦難の時にこそ、われわれは隣人に対して寛大であらねばならない。そうしていれば世界はわれわれにとって寛大なものになるはず。

Amazonで催眠術入門書に付けられたカスタマーレビュー

2009年01月24日 | 日記
 Amazonで面白そうな本がないか探していたところ、文庫・新書の売れ筋本100でとある本が目に留まりました。催眠術の掛け方に関する入門書です。なぜ目に留ったかと言いますと、カスタマーレビューが26件もついていたためです。どのようなカスタマービューが書かれているのか気になり、読んでみました。

「初心者にはとてもわかりやすいと思いました」
「値段も安いし良書です」
「この本に出会い催眠の胡散臭さがぬぐい取られました」
「催眠術にはすごく興味が出ました」
「内容的にも、平易な文章が多く使われ理解しやすい内容でした」
「非常に読みやすく分かりやすい催眠の入門書で、オススメできる内容である」
「ぼくが読んだ催眠術の本では一番分かりやすかったですね」
「催眠術に関する正しい知識が得られます」

 これらのように、催眠術の知識を得るには最適の一冊というような感想文は、私にとっては面白みがありません。一番期待したのは「この本のおかげで催眠術をかけるのに成功しました!」「私も催眠術をかけるのに成功した!」「10回挑戦しましたが失敗したので★1つ」というようなレビューでした。
 そんなレビューがあるのかどうか期待に胸が膨らみながらレビューを読んでみたところ……ありました。

「私はこの本で催眠術を身につけることが出来ました」
「この本、普通に読めば、普通に催眠術が出来るようになります。ぼくは一度読んだだけで簡単に出来るようになりました」
「女のわたしでも簡単にできました」

 何気なく他のレビューに紛れているこのような感想文はなんだかめちゃくちゃ面白いです。この人たちは何を考えながらこの本を読み、どんな気分で催眠術を試みようとしたのでしょうか。興味があるなあ。

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