林安直の雑感

長野市の林写真事務所。
建築写真を中心に、いろいろ撮ってます。

「二礼二拍手一礼」は面倒だ(汗)

2024年01月27日 | 日記


飯山市の雁木造り 1982.2


アーケードは公有地だが、雁木造りは私有地。前の家の軒下である。

「二礼二拍手一礼」というのが、流行っている。どこの神社に行っても、右を見ても左を見ても、みんなやっている。
とくに若い人なんかが、まじめに「二礼二拍手一礼」をやっている。

この作法、丁寧な作法でいいと思うのだが、「これが正式」とか「これが正しいやり方」と言われると、どうしてもひっかかる。
「神社での参拝に定まった作法はない」というのが、宗教学者の言葉である。調べたら、神社庁でも、「二礼二拍手一礼」なんて言ってない。
「二礼二拍手一礼」なるものは比較的新しいもので、伝統的な作法ではない。明治になって、だれかがそれらしく言ったものらしい。
ところがだ。平成になってからだと思うけど、それが全国的に広まった。不思議だねえ。

「二礼二拍手一礼」は、おれはしない。面倒だからね。
「参拝の仕方がどうこう」なんて、神様は言わないと思うし、神様はそんなに了見が狭くないと思うんだよね。

10
年後20年後、ひょっとしたら、時代劇に「二礼二拍手一礼」が登場するかもしれない。
半分冗談だけど、半分予想()










コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« チック・コリアの名曲「SPAIN... | トップ | 善光寺界隈の古い町並み 1980... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事