林安直の雑感

長野市の林写真事務所。
建築写真を中心に、いろいろ撮ってます。

久々の東京(吉原散策) 4

2023年10月09日 | 日記

吉原公園とか吉原交番とかあるが、「吉原」という地名は残っていない。
まあ、いろいろ差し障りがあるからね。昔も今も、特別な場所だ。


吉原は、幅3〜4mの堀(お歯黒どぶ)に囲まれていた。まるでお城だね。


今に残るお歯黒どぶの石垣


手前が日本堤。土手を少し曲がり下って、吉原大門。



吉原の大門跡


大門の浮世絵。大袈裟でなく、人でごった返していたらしい。
最盛期、3,000人の遊女がいたというから、その規模がわかる。


葛飾応為(北斎の娘)の「吉原格子先之図」。こういう光景をこの目で見たかった。


大門から土手までの曲がり坂を「五十間通り」と呼んだ。
土手を崩したので、今は平らだね。


土手の入口の柳が、有名な「見返り柳」。横の道が、昔の日本堤。
昭和になって、土手は崩されたが、今も「土手通り」と呼んでいる。


見返り柳と日本堤。向こうが浅草方面。


賑やかだった日本堤。その昔、たくさんの籠が行き交ったとか。


土手通りにある老舗。人気店らしく、早くから客が並んでいた。


帰る途中、あしたののジョーの像を見つけた。台東区の泪橋は、ここが舞台らしい。
吉原を後にして、三ノ輪駅から銀座へ。


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