長瀞の古寺に華やぐ花樒 笑子
ながとろのこじにはなやぐはなしきみ

【樒の花】晩春の季語です
山中に多く自生するモクレン科の常緑小喬木
四月頃、葉の付け 根に芳香のある淡黄の花をつけ
秋には星形の実を結びます
古くから仏教と深く関連がある植物で
邪気払いやお清めのために使われてきました
みなさん、樒の花ってみたっことありますか?
私は葉っぱの方には見覚えがあったのですが
初めてみました

薄緑のとっても美しい花でした
この花の言葉は「猛毒」「甘い誘惑」「援助」で
その花言葉の通り
樒の葉・花・果実・種子など全ての部分に
「アニサチン」という猛毒が含まれています
「毒物及び劇物取締法」により植物で唯一「劇物」に指定されているそうです(◎_◎;)
樒の名前の由来にはいくつかの説がありますが
四季を通じて常に美しい緑色の葉を保つことから
四季を通じて常に美しい緑色の葉を保つことから
「四季美」と称され、それが転じて「しきみ・しきび」と
呼ばれるようになったという説が有力 だそうです
樒の咲いていた道光寺さんの竹林と桜の写真もアップしておきます
