笑子のフォト俳句ブログⅡ

写真と俳句で日々を紡ぎます

旅小春~松島へ その18 円通院へ

2023-12-08 00:00:01 | 旅行・北陸
石庭に木の葉はらりと円通院 笑子
せきていにこのははらりとえんつういん


瑞巌寺のお隣さんにあります 「円通院」
仙台藩主二代忠宗の次男光宗の霊廟です

 光宗は文武両道に優れていましたが
正保2年(1645)9月に19歳の若さで江戸で亡くなりました
その死を悼んだ忠宗公により円通院が同年に開創され
お霊屋(三慧殿)は正保4年(1647)に完成しました



支倉常長がヨーロッパから伝えた西洋文化の影響が強く
 厨子の右扉の内部には日本最古といわれる西洋バラが描かれています
金箔の地に白・赤・緑の三色を用い、 材料には緑青やサンゴ
使用しているので、永久に変色することはありません

この厨子に描かれた薔薇が見たくて来ました!美しかったです!




境内には小さいながら立派な薔薇園もありました(#^.^#)


苔も美しい、そろそろ夕方に近づき
光が弱くなってきました~
最後の目的地に向かいます



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ふたたびの金沢へ その五

2023-11-10 00:00:01 | 旅行・北陸
風揺らす紅葉に酔うてゐる二人  笑子
かぜゆらすもみじにようているふたり


金沢市役所前のアメリカ楓通りは
アメリカフウ(モミジバフウ)の並木道 になっていて
ちょうど見頃を迎えていました♪

その横の「石川四高記念文化交流館 」へ・・



こちら併設の「石川近代文学館」には
 泉鏡花、徳田秋声、室生犀星等、
石川県ゆかりの文学者の資料展示 があり
特に室生犀星のコーナーなど
興味深く見学させていただきました

資料は撮影NGでしたが館内の様子を少し



廊下や階段など趣がありましたよ


公園から建物の裏側を眺めた感じ↓
光線の関係で透けた緑の葉と屋根瓦がとても美しく見えました


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ふたたびの金沢へ その参~ひがし茶屋街へ

2023-11-08 00:00:01 | 旅行・北陸
快晴を戴く旅や秋麗  笑子
かいせいをいただくたびやあきうらら




【秋麗】秋のよく晴れた日をいう
春の「麗か」にかよう、美しく輝き、心がうっとりするような日和

金沢を旅したのは11月3日文化の日・快晴・暑い(;^_^A・・・


今回、最も!楽しみにしていた場所がここ「ひがし茶屋街」

最高に素敵な処なので・・・・激混みです(;^_^A


なので下の方は写せません(笑)

ここでもし空いていたら絶対寄りたいと思っていた
【志摩】さん♡
ラッキーにも見学することができました\(^o^)/


【志摩】は
文政3年(1820年)に建てられたお茶屋の建物で
江戸時代そのままに保存され、学術的にも貴重な文化遺産として
国の重要文化財に指定されています

 
 
そのため、
見学の際、カメラやバッグはすべてロッカーに預け
スマホのみ持ち込みが許されます(;^_^A


お茶屋は2階を客間として押し入れや物入れ等は作らず
あくまでも遊興を主体とした粋な造り となっています
見学出来て!本当に良かったです(感涙)

1階の「寒村庵」 でお茶をいただき至福の時間♪


・・・つづく
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ふたたびの金沢へ その弐~暗がり坂へ

2023-11-07 00:00:01 | 旅行・北陸
石段のひとつ跨ぎの神の旅  笑子
いしだんのひとつまたぎのかみのたび



【神の旅】
陰暦十月、諸国の神々が出雲大社へ集まるために旅立つこと 
男女の縁を結び給うために集まるという (*'ω'*)♡

1枚目の写真は 金澤表参道
その歴史は古く、真宗大谷派金沢別院(東別院)の門前町として
発達したそうな、参道脇には仏具屋さんなどが並びます

そこから無料の茶屋休憩所など寄りつつ
久保市乙剣宮(くぼいちおとつるぎぐう )
泉鏡花ゆかりの神社とか


ここの境内を抜けて主計町茶屋街へと通じる石段の坂道
「暗がり坂」 へ
今回絶対撮りたかった処(#^.^#)


日中も日の当たらない暗い坂道なのでこの名で呼ばれているそうで
暗闇坂ともいう そうです



情緒があってその雰囲気に強く惹かれます
文豪・泉鏡花の生家が近くにあったことで
幼い頃によく遊んだと言われています ♪


この界隈の旦那衆が主計町・東山のお茶屋へかよった坂・・


つづく・・・・
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ふたたびの金沢へ その壱

2023-11-06 00:00:01 | 旅行・北陸
神の留守百万石の街へいざ  笑子
かみのるすひゃくまんごくのまちへいざ


【神の留守】
陰暦十月(神無月)は全国の神が出雲へ旅立ってしまい
各地の神社に神がいなくなること
季語的には初冬の季語になります 

金沢に行ってきました!!
しかも、日帰りです(;^_^A

自宅から車で15分の本庄早稲田駅から乗り換え含め
新幹線の旅は約2時間半で金沢駅に到着しました


金沢へは1度、桜の頃に空俱楽部のオフ会で訪れていましたが
その時は富山の夜明け撮影がメインだったので
どうしても金沢市内を再訪したくて(;^_^A

今回も金沢在住のjurakuさんにご都合つけていただき
ご案内していただくことができました(^_-)-☆

金沢といえば!まず兼六園口のこの
【鼓門&もてなしドーム】が超有名!
「金沢は雨や雪が多いため『駅を降りた人に傘を差し出すおもてなしの心』をコンセプトに誕生 」とのこと!
なんと温かなお持て成しの心でしょうか(*'ω'*)



改札で出迎えてくれたjurakuさんと金沢散策にレッツゴー!
金沢市内巡りにはバス利用が大変便利ですが
駅前のバス乗り場は既に長蛇の列!

私が最も楽しみにしているところへ歩き始めました
1番最初に気になったスポットをパチリ

金沢駅からほど近い横安江町の端の交差点近くに
「極楽橋跡」という石碑 がありました


極楽橋跡・・・昔は金沢城の惣構堀があったようです 
気になるところについて jurakuさんが丁寧に説明してくださって
見聞を広める最高の街歩きがはじまりました♪



・・・・つづく
コメント (19)
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