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笑子のフォト俳句ブログⅡ

写真と俳句で日々を紡ぎます
🌳R6年森林公園アンバサダー🌳

こんな処にあの人の別荘が!!!!

2025-04-30 00:00:01 | 学び
某の別荘抱き若葉山  笑子
なにがしのべっそういだきわかばやま


ツツジ山からの帰り道
私が絶対行きたかったとこころに寄り道
寄り道と云っても 家から激近い処・・・

実はごく最近 
家の近くの「円良田湖」の湖畔に
オフロードパークがオープンしました


ここは通常は四駆のオフロードのコースなのですが
時々相方さんが趣味としている
二輪のハードエンデューロレースの企画もあって
近くていいね!なんて話のついでに

相方さんが 
「すぐそばに三島由紀夫の別荘があるよ」っていうのです
え~~!ここに住んで35年ですけど!初耳なんですけど
本当なの???
相方さんが子供の頃はみんな知っていたというのですが
すっかり忘れていたっていうのです

それで私も俄かに信じられないので少しググってみると
マジで三島由紀夫の別荘があるって
三島由紀夫の奥さんが晩年に住んだ別荘 らしいです

そういえば私の生まれた町の古い旅館「田島屋旅館 」には
三島由紀がお泊りされたと子供の頃聞いた話を急に思い出しました

・・・・・それで連れて行ってもらいました



別荘は木々に囲まれ鬱蒼と・・・



当然 立入り禁止になっていました


もちろん三島由紀夫さんの親族さんの所有のはずですが
町のほうでも動いてきれいに整備とかされて
記念館的になったらいいのになぁ・・・・・
文学ファンにとってはかなり魅力的な物件と思います

上毛野はにわの里公園へ

2025-01-18 00:00:01 | 学び
冬晴や楯持つ埴輪雄雄しけれ  笑子
ふゆばれやたてもつはにわおおしけれ


土屋文明記念文学館と道を隔てたところにあるのが
上毛野はにわの里公園です



高崎市井出町・保渡田町にまたがる
広さ12.9ヘクタールの歴史公園には園内には
国指定の保渡田古墳群やかみつけの里博物館があります

 

 5世紀後半から6世紀初めにかけてつくられた大型前方後円墳
榛名山麓を治めた有力な豪族の墓とのことです

この古墳の上から ワークショップに参加した
土屋文明記念文学館が見えます ↓の大きな建物



ここのはにわの里公園は本当に規模がすごくて
埴輪好きにはたまらないスポットなのですが
私も10年ぶりくらいに訪れました(;^_^A


発掘調査所見にもとづいて1500年前の姿の古墳を再現
内堤の一角には、人物・動物の形をした埴輪群像が復元されています 


かみつけの里博物館では 大変珍しい
「こもち勾玉」の企画展を見たのですが
ここもまたSNSがNGの為写真はなしです(;^_^A

入り口にいた可愛い埴輪さんをパチリしてきました



高山社跡

2024-05-17 00:00:01 | 学び
石積みは桑の貯蔵庫風薫る  笑子
いしづみはくわのちょぞうこかぜかおる


ナイアガラ藤園の帰り道
群馬県藤岡市の「高山社跡」を見学


「高山社跡」は 世界遺産『富岡製糸場と絹産業遺産群』の
構成資産のひとつでありますよ~

 

ここは
「養蚕改良高山社」の創始者・高山長五郎(生没年1830~1886)の生家で
養蚕法「清温育」の研究と指導を行っていた場所でなのです
簡単にいうと「お蚕の学校」ですね


長五郎は明治6年(1873)「養蚕改良高山組」を組織
自宅で養蚕法の改良と組合員への指導を行いました



明治17年(1884)には「養蚕改良高山社」と改称し初代社長に就任
その後 教えを請うものが増えたため明治20年(1887)
藤岡町に事務所と伝習所を移し自宅は高山分教場として後進の指導を続けました

こちらの入場券は「入学證」 になっていますよ

 

高山社跡はまだ長屋門や貯蔵庫などがあるのみで
これからまだまだ時間をかけて整備が進んでいく途中の感じでした

金笛醤油へ

2024-02-21 00:00:01 | 学び
麹の香ふはり漂ふ春の闇  笑子
こうじのかふわりただようふはるのやみ


遠山記念館を見学したあとは
「金笛醤油」の「しょうゆ楽校」へ
すごく楽しい社長さんのご案内で


お醤油が出来上がるまでの工程を見学させてもたいました
学びにもなったし普段見れない場面もあって
とっても楽しい30分でした


発酵の匂い 大好き❤
「小雪と発酵おばあちゃん 」の番組も大好き(#^.^#)


しょうゆソフトまことに美味でした♪



こちらもお近くへお越しの際は是非是非オススメしますよ★
レストランもあり、バウムクーヘンも絶品です



遠山記念館2

2024-02-18 00:00:01 | 学び
かつてここ迎賓館や春の部屋  笑子
かつてここげいひんかんやはるのへや


昨日幾つか遠山記念館のことで問いをいただきましたので
少し説明を付け加えます

ここ遠山記念館は
日興證券の創立者・遠山元一(1890-1972)が
幼い頃に没落した生家を再興し、母・美以の住まいになるように
昭和8年から2年7ヶ月の歳月を費やして完成させて大邸宅です

 当時の最高技術の大工・左官ら、そして
全国から集めた今日では手に入れることのできない材料を
ふんだんに用いて建てられています
1枚目の雛飾りの間のあるところは
貴顕の来客を接待するための迎賓館のような役割を果たしていたので
格式のある書院造りの大広間があるスタイルになっています

昨日載せた下の写真の畳が変わっているので質問をいただきました

 

囲炉裏のある居間は古くは家族が団らんする空間で
関東の田舎家ではこのような縁無しの坊主畳が用いられました

ここの畳は複雑な形をしていますね
これは遠山記念館のある川島町出身の現代彫刻家である長澤英俊(1940-2018)の美術作品で
「浮島/Isole galleggianti」(2009)というタイトルが付いています

この辺りは川に囲まれた地域で氾濫すると水浸しになり
高い土地が島のように残った 、それを畳の現代芸術にしたものだそうです


ちょっと光線の都合で見えにくいですが畳の向こうに土間があります
これは磚(せん)と呼ばれる黒い艶消し瓦を敷いた半土間を二方に設け
枯山水の庭と室内をつないでいます 


桐材を用いた欄間には、踊り桐が透かし彫りにされています
この桐と、襖の菊が組み合わさることで、菊桐の意匠としています



今回はほんの一部の紹介になりましたが
館内はフラッシュ撮影をしなければほぼ撮影OKとのことです
建物全体が贅に贅を尽くした感じで圧倒されました 
川島町にこれほどの建物があるのを今回初めて知って驚きでした