梅が香の小径巡りて会果てぬ 笑子
うめがかのこみちめぐりてかいはてぬ
梅の専門家ガイドツアーの最終回になります
「実ウメ」「花ウメ」の園芸学的分類についてのコメントがありましたが
「実ウメ」は果実の収穫が主体で、「花ウメ」は花の鑑賞が主体という
「園芸学的な分類」であり、厳密な区別はなしとのことでした
たくさんある樹木の中で、ウメほど日本の文化に大きく
かかわっているものはないのでは、と大坪先生も仰られていました
歴史の浪漫を感じさせてくれる梅
そして春の百花に先駆けて咲く梅は
私たち日本人の精神文化に深く関わっている
花も実も楽しめ生活にも関わっている梅なのですね
ここからは 森林公園の梅園で
いいなって思った梅の種を載せてみます
【関守】一重 緋梅性 小輪でかわいいお花です♡
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【緑萼枝垂】花ウメ・花色は青白 お花は中大輪
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【姫千鳥】
紅梅系・緋梅性 明るい紅色をした一重咲きの小輪
紅千鳥という品種は雄しべの一部が花弁化するが本種は花弁化しない
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【幾夜寝覚】このネーミング!!!素敵
緋梅系・紅梅性の淡い紅色をした八重咲きの大輪
梅も奥が深いですね!!!
3月末には「椿の専門家ガイドツアー」があるのですが
このころは 多分・・・桜追っかけ隊の真っ最中と思うので
申し込みはしませんでした
専門家ガイドツアーには初夏から
紫陽花・昆虫・キノコ、野鳥・・・などなど参加しましたが
本当に学びって楽しい!!と思う時間です
追記です!
昨日、大坪先生の手にあった書籍の件ですが
大坪先生(著)「ウメ ハンドブック」です
【説明】
日本国内で見られるウメの品種を紹介したハンディ図鑑。
庭木や梅園に植えられている代表的な品種を120種掲載。
各品種の特徴を押さえた写真を使用しており、絵合わせで識別を楽しめる。
鑑賞時のコツや庭ウメ・鉢ウメの育てかた、全国の梅園情報も収録。
ウメの鑑賞をより楽しむための一冊・・・との事
Amazonなどでも取り扱っています(#^^#)