↑メーカ(ELECOM)のHPから引っ張ってきた画像
最近は何かと無線がマイブームのためネット以外は殆どが無線に置き換わりつつある
自分の生活。そしてそれを陰から支える無線技術。
ところが最近マウスのボタンが利かなくなってきて、
これはどうしたものかと思い分解することに決めた。
分解すれば、直せるかもしれないと思ったからである。
しかし、いくらこの辺の技術者と言っても筐体の構造を知らずに
安全に分解できると思ったら…それは甘い。
※仕事ならメーカに"筐体の図面くれ"と言うのが先。
"メキッ"という音がしたと思ったら、プラスチックの破片が床に落ちたり。
マウスの命と共に、自分の何かが切れる。
/^o^\フッジッサーン /^o^\フッジッサーン
つまり、それなりに慎重にやらないと壊すということ。
◇
前口上はそこまでで、以降は分解に入る。
まず、コイツの分解には(この間書いた)ヘックスローブドライバを使う必要がある。
見易くないけど図解をつけてみよう。
穴が星型(頂点6つ)なので、他のドライバで頑張るのは多分辛い。
で、分解後の基板の写真を以下に。
※この形に持ち込むまでになにげに苦労してます。
アホな俺でもわかるとこだけ解説させていただきます。
左が底面と基板、右がホイール。ちなみに今日この記事を書こうと思ったのは、
ホイール周りの構造がうまくできているなぁ、と感心し誰かに教えたくなったことが大きいです。
ホイールを中途半端に浮かせておくにはこう作ればいいのか。
説明が遅れたけど、このマウスは左右2ボタン(⑥)の他、
ホイールを押すことで押せるボタン(③)と
ホイールを左右に倒すことで押せる左右のボタンそれぞれ1つ(①、②)、
つまり計5つのボタン(スイッチ)を持つ。
確信は持てないけど、恐らくアルプス製…だと思う。
④…Bluetoothモジュール
四角で囲った部分だけ別基板になっており、モジュール単位で
外付けしたものと推定。Bluetoothモジュールって何か?
ということだけど、まあコイツがないと無線通信ができませんって感じ。
その辺は、技術職でない人にはどれくらい通じる話なんだろう?
⑤…レーザ送受信モジュール
レーザダイオードと受信器がここにある。
位置検出用。
⑦…LED2色(赤、緑)電池の残量(出力電圧)に応じて色を変えるLED。
のはず。最近触ってないからちょっと間違ったこといってる可能性有。
他、その辺のモジュールが1.5VDCで動いているとは思われず
下方に比較的大きなLCがあるので、恐らくレギュレータで昇圧しているように思われる。
◇
結果、左クリックに使うスイッチは押ししろ?が少なく、
ちょっと筐体上側が基板に対して浮いてしまうと利きにくくなることがわかった。
で、マウスの左ボタンに挟まっているゴミの除去である程度
利きやすさが復活した。よかった。
で、彼は今会社のノートパソコン用マウスとして活躍中です。
おつかれさん。まだ世話んなるぜ。
引っかかる可能性は以下の二つのいずれかと思われます。
①マウス裏面のネジは4個で、一部外れていない
②電池の-(マイナス)端子を接続する部分が外れていない
恐らく②の可能性が高いと考えますのでこちらの詳細を記載します。
分解前のマウスでも確認できますが、
-端子接続部はワイヤを折り曲げたバネになっており、
さらに基板に直付けされています。
本文中の一番下の写真の左上部にバネがあることが確認できますね。
このバネを筐体から分離するために、基板を垂直下強く引っ張ってください。
ワイヤと同程度の径の溝にワイヤが嵌っているだけなので、
引っ張れば破壊することなく分離できます。
他、不明点あればお尋ねください
同じマウスを分解しているのですが、
ネジをはずしてもどこかが引っ掛かっていて外れません。
ネット検索して分解方法探していたらこちらのブログを拝見しました。
どうやって外したか教えて頂けませんか。