球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

食の秋、食の秋、食の秋 ~北海道旅行一日目~

2010-09-23 | 趣味(旅行・娯楽・読書・食)
3回に分けて書いているので順繰りに出していきます。

9/23 総歩数:19602歩


◆執筆フェーズ1 9:35~ 列車にて
色々中略が入りつつも、とにかく僕は北海道(新千歳空港)に到着したのだった。
今回は一人旅でなく、諸事情からA子という人と一緒にいる。まぁそういうことだ。必要に応じて言及しようと思う。

早速ひんやりとした空気が感じられて、寒い方が好きな自分としては嬉しくなってくる。
有り体にいえばテンションあがってるって奴だけど、あの言い回しはどうも下品で好きになれず。

新千歳空港から札幌に向かう急行(エアポート快速、特に工夫のない名前ではある)から草稿している。
一つには移動時間が多いため深夜にまとめて書くのは負担だということがあるし、
第二にはこうして移動時間中にも作業を中断させないことがノートパソコンを始めとする
モバイル機器の面目躍如と考えるためである。



結構快適。しかし電車には酔う酔う…

本来は出張中にこういうことを行えるとなんとなくカッコいいし何しろ暇つぶしになるのだが、
情報漏洩の都合なんかで電車内でのPCの使用を禁じられることも多く、
というわけでこうやってプライベートで使うのが一番本来の機能を生かすことができるわけだ。
単なる急行でありながら座席は進行方向が顔を向く向きに設置されており、作業環境は比較的快適である。
何しろ東京と比較してその涼しさは確かなもので、とても快適。一部では寒いとの声も上がっているようだけど…
…次は北広島という駅だそうである。さらにその次は新札幌という駅だそうである。
いつも通り日本の車窓からをやってみようと思うが、列車が高架にあって近くにはコンテナらしきものが多数、
2階建てくらいの建物も多数。あまり創作意欲を駆り立てる風景とは言い難い。
…いつしか上記した駅も通過し、ほどなく札幌にも到着するようなので一旦ここで中止。


◆執筆フェーズ2 14:50~ 長い長い待ち時間の腹いせに
札幌に着いてからまずホテルに荷物を置きに行き、道庁旧本庁舎(今は売店や資料館、観光地の機能)→時計台の順で観光した。
時計台はものすごくしょぼいものを期待していたので、実際見てみて割合まともであることが判明しガッカリ。

人は集まってるんだけどね…

時計台がしょぼいというより周囲の建物が大きすぎることが問題に思われた。
結局良くも悪くも期待を裏切る場所ってのはあるものだと思う。

で、現在はとあるスープカレー屋に来ている。正確には長い待ち時間の後に、ようやく席まで案内された状況だ。
しかし、ここから料理が届くまでの待ち時間が非常に長くなりそうな危惧があるため、店内で堂々とPCを広げ書いてしまうことに決めた。
(何しろ店に入るまで約1時間待っているしそこから料理が来るまでにも似たような時間がかかる感触があるから。)
このような時というのは一緒に待つ客がある種の集合体になって敵のような味方のような、
要はまったくの他人ではなく、微妙に気にせざるを得ない存在になる。


 時間の過ぎ方
13:50 店の在処が分からず店に電話をかける。よくわからん説明を頂くも、なんとか自力で探し出す。
   このとき既に順番待ちが発生。前方には3人。1人と…

…ここまで書いたときに料理が来た。
僕の2つ前にいた人は多分50分を待ちぬいたと思われるが、結局15~20分の間で料理自体は提供された。
これでも運の良かった方なのかもしれない。


ちょっと食べてから慌てて写真を撮った。
スープカレー自体は非常に旨く辛く、\1,000超と少々高いながらもまぁ許せる旨さではあった。
てか、旨い。しつこいね。インドネシア風と言っていたが、特に香りの強い草が入ってはいなかったことくらいしか
挙げられず、インドネシア風という言葉との関連性はいまいち。

隠れ家的な店なのか、単に場所が分かりにくいのかというと後者のような気もする店ではあったけど、
味的には満足のいく味。お勧めレベルは最大値を5として
 待ち時間など…2
 料理…5
 価格…3
 総合…3というところか。
こう評価してみると、味はOKにも関わらず総合が3になるわけで、食べログとかで平均4を超える店とかって
結構すごいのかもしれない。いくら評価者毎のばらつきがあったとしても、それで4を超えるわけだからね。

◆執筆フェーズ3 22:00~ 歩き旅の終わりに
フェーズ2に加えてやったことは
 ・クラーク博士の像を見に行く
 ・土産物屋を見に行く
 ・"けやき"にて夕飯
の3点。

・クラーク博士の像を見に行く
・土産物屋を見に行く

 ためには、札幌からバス1本 or 最寄り駅まで電車+バスの乗り継ぎで羊ヶ丘展望台という場所に行く必要がある。
 こう書くとバスで1本で行けばいい感じがするが、バス1本で行く場合は昼の結構早い時間に終バス?が来てしまうため、
 我々は後者の方法で行くことにした。昼飯で手間取ってしまったため時間は結構過ぎていて、バスが羊ヶ丘に着くころには
 もう陽は沈んでいた。


俺を待つクラーク(偉そう)

クラーク博士は結構な人気があった。"Boys be ambitious!"の言葉ばかりが異様に有名になってしまった気がするが、
この地に残されている資料を参照すると、すぐれた人柄と功績で北海道の人々に支持されていることが感じられる。
今なおこの地に生きる外国人って、どれだけの功績なのだろうね。

しかし、本当にいいように使われているのは上記の名言ではなくその銅像のポーズである。
土産物屋を回ってみると、もう下品なくらいにこのポーズのクラーク博士グッズが売っている。

クラーク博士キティちゃん。このポーズを取らせればいいと考えている安易さが許せないのか、
仕事を選ばないキティちゃんに対して憤慨しているのか、我ながらよくわからない。


(こう言ってしまうと悪口みたいになってちょっと抵抗があるものの)また、下品なのは店舗の売り込みの方針かもしれず、
最近流行の"食べるラー油"関連の品が続々と出されていた。

多分旨いのだと思う。

これらの節操のなさに閉口しつつも、当分補給のためクラーク博士キャラメルを購入した。
当然箱には例のポーズの博士が書いてあるが、写真を取り忘れたのでまぁググってもらえればと思う(すみません)。

 ・"けやき"にて夕飯
大学時代の後輩から思わぬ電話がかかってきてちょっとしたアドバイスに答えるというイベントがありつつ
結構満足して札幌に戻って、夕飯はラーメンを頂くことにした。
しかし、色々あるだけに結構選択が難しい。札幌…味噌ラーメンは僕の中で一番評価が難しいラーメンだから。
味噌ラーメンは他のラーメンに比べまずいこと(はずれを引く確率)が少ないが、
逆に感動的に旨いものも少ないと考えているからである。
豚骨や塩、醤油ラーメンはもう少し当たり外れがはっきりしている。

その中で、すすきの(札幌の少々南、大阪で言う梅田となんばくらいの距離)にある
"にとりのけやき"という店を選択することにした。観光雑誌のやつが旨そうに見えたから。
これまた人気店(観光者に?)で、またしても待ち時間が発生したものの、
こちらはラーメン屋のため基本的に客の回転が速く、さほど待った感は無かったのが救い。
画像はこれ↓


どうやらピリ辛だったらしいが、昼間の結構辛いカレーに慣らされた僕はその辺は何も感じなかった。
スープの表面だけを掬うと脂分と塩味ばかりが立ってしまい味噌の特徴である
"油はないが濃厚"という良さが消えてしまうように思えた。
個人的には割と普通のラーメンだったが、A子が喜んでくれたのでよかった。
旨い味噌ラーメンだったのかも。

ということで一日札幌の街をほっつき歩いていたため脚は棒のようになり、
ホテルに着いたら結構くたくただった。

宿泊ホテルはRichmond hotelというこれまたチェーン系のホテルなのだが、
金沢旅行時のドーミーインホテル以上の満足感があった。
広い部屋、幅広のベッド、充実のアメニティ、大型テレビ。清潔感もあるし、文句なし。
一泊\6,400/人と一人旅で使用する宿にしては少々割高だけど、プラス分に見合った良い部屋であったと思えた。
まぁ僕が使う分にはアメニティと大型テレビはどうでもよいのだけど。

結構お勧めなので、札幌にお立ち寄りの際はご利用いただいて損はしないのではないかと思います。 
ということで今日の分はおしまいです。
コメント
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