エルフ（妖精）と結婚したいと言って憚らぬ君へ

※僕のことじゃないよ。本当だよ。そう言ってるんだから間違いない

このタイトルに釣られてしまった夢見る男子のため。
DQ4で主人公の代わりに敵へ突進し羽帽子を残して消し飛んだ彼女への想いを断ち切れぬ君へ。
涙を流せと言われ心ない打擲の果てに力尽きた彼女に対するやるせない想いを断ち切れぬ君へ。
今日はエルフと結婚するということについて現実ベースで考えてみる。
実際やることは行間を読む作業とも言える。

◇

さて、エルフ（妖精）と結婚したい。
あなたならどうする？
　①イメクラで"シルフと結ばれるシチュエーションで"と頼んでみる
　②日本にいなそうなので海外（スカンジナビア諸国）に行ってみる
　③ハヤカワ文庫

…選択肢を考えてみたものの、どの選択肢もあまりに現実的すぎる。
早くも読む気が削がれる人がいるだろう。

②に棚からぼた餅はあっても、後の選択肢なんてもうね、
　①…男側がイメージとかけ離れた現実に怒って帰る
　③…すまん、実はハヤカワ文庫のことよく知らん。グインサーガ？
ものすごく現実に貼り付いてしまう結果に、思わずがっかりしてしまう。

◇

そもそも"エルフと結婚したい"というのは、どういうものを求めているのか？
　・抱いたらぽっきり折れそうな白くて細い体？
　・血管を感じさせない透明な皮膚？
　・緑の髪？
　・それらを統括した均整の取れた美しさ？
などと色々考えがちである。結構見た目のことが取り沙汰されやすい。

しかし、それだけでは若干不足していて、俺の見解では、
　・若干浮世離れした世界観を持っている　
ことの方が上記したよりも重要なのかな、なんて思っている。
"見た目より中身"と解釈してもらっても構わない。

シンシアは"ねぇ○○（君の名前）。わたしたちずっとこのままでいられたらいいのにね"と言った。
その時の台詞が"宿屋のおやじの視線超ウゼェwww"
だったら、モンスターの襲撃で身代わりになって死んだとわかっても多分泣かなかっただろう。

"エルフと結婚"などと言うととかくドン引きされがちで
物質的なエルフと結婚するのはまず無理ということばかりがクローズアップされるが、
実際はそこまで現実味のない要求ではなく、"俺のエルフ（妖精）"と思える人なら
いないともいえず、結婚することも案外可能かもしれない、というようなことを最近思う。