monoろぐ

古典和歌をメインにブログを書いてます。歌題ごとに和歌を四季に分類。

木枯らし

2011年10月14日 | 日本古典文学-和歌-冬

おのづ から染めぬ木の葉を吹きまぜて色々に行くこがらしの風(玉葉和歌集)

もみぢ葉の秋の名残のかたみだにわれとのこさぬ木枯らしのかぜ(続拾遺和歌集)

さびしさは馴れぬるものぞ柴の戸をいたくなとひそ峰のこがらし(続後拾遺和歌集)

世の中に吹きよるかたもなきものは木の葉ちりぬる木枯らしの風(続後撰和歌集)

かくばかり身にしむ色は秋もあらじ霜夜の月の木がらしの風(続千載和歌集)

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