monoろぐ

古典和歌をメインにブログを書いてます。歌題ごとに和歌を四季に分類。

「鎌倉武士」用例

2016年06月10日 | 日本国語大辞典-か行

 「鎌倉武士」という用語の用例は、日本国語大辞典で「浄瑠璃・曾我虎が麿」(1711年頃)を早い例として挙げていますが、400年以上さかのぼる用例があります。

鎌倉武士、入道して高野の蓮花谷に行ふありけり。
三木紀人『今物語』講談社学術文庫、1998年、235ページ


「舌」用例

2016年06月10日 | 日本国語大辞典-さ行

 「舌」という単語の「②舌状をしているものの総称。」という語釈の用例は、日本国語大辞典では、「応永本論語抄」(1420年)の例を早い用例として載せていますが、100年以上さかのぼる用例があります。

二日△乙酉。天晴△工等ヲ召シ、宮寺ニ於テ、御戸ヲ開カルルノ処ニ、鎖ノ舌折ルルト〈云云〉。
(吾妻鏡【建長四年(2)五月二日】条~国文学研究資料館のデータベースより)