芳川地区で撮影した常念岳です。
山頂部分は吹雪いているように見えます。
北アルプスの山並み。
≪ちょいと情報≫
今日は機会があって、上高地の木道についての話を聞く事が出来ました。
上高地にも多くの木道があるようですが、設置されてら年数の経過とともにコンパネを張って補修している木道も結構あるようです。
そんな中、昨年150mの木道の改修工事(再設置)が行われたそうで、その事についていろいろと興味深い話を聞く事が出来ました。
以下、興味を引いた内容の要約です。
上高地は国立公園ですので、木道を改修工事(再設置)を行うには沢山の許認可を受けなければならないとの事で、
特別名勝及び特別天然記念物
国立公園特別保護地区
水源涵養保安林及び保健保安林
砂防指定地
鳥獣保護区特別保護区
河川保全区域内
国有林野 土地の形質変更の承諾
等に関し許認可が必要との事です。
また公共工事であるので
入札公告
開札、落札候補者審査
工事請負契約
起耕測量、地元説明
施工計画書、施工体制台帳など書類提出
施工協議、材料検収、現場立会
指導監査、竣工検査
修補指示、合格通知、代金支払い
という流れになるとの事です。
私が山に行って何気なくその上を歩いている木道ですが、その設置や修復には大勢の方の努力や苦労が有って設置されていることが良く分かりました。