不安定な天気でしたが、雨があがってから久し振りに高ボッチ高原・鉢伏山へ行ってみました。
写真は高ボッチ牧場で草を食む牛たちです。
この牛たちもあと一月ほどすると下界に下ります。
高ボッチ高原・鉢伏山はお花畑と呼べる場所は現在はありませんが、今日は舗装された登山道をちょこちょこと歩くだけで沢山の花を見る事ができました。
「お花畑と呼べる場所は現在はありませんが」と書きましたが、私が小学生の頃は高ボッチから鉢伏山へ向かう谷にはマツムシソウが沢山咲き、斜面を薄水色に染めていました。
その中を従兄弟と一緒に歩いて鉢伏山へ登ったものです。
20年ちょっと前には、現在の鉢伏山荘の北側の斜面はニッコウキスゲのオレンジ色でとても綺麗でした。
全てを温暖化に伴う鹿の食害とは言い切る事はできませんが、高ボッチ高原・鉢伏山の植生に大きな影響を与えている事は否定できないと考えています。