「おこひる」は「農作業の合間に食べる簡単な食事(間食)」の意。
例文
※秀吉と父母の会話
秀吉 「とうちゃん とうちゃん もう そろそろ
おこひるに しねーかい。
おらー もう はらへっちまって たうえなんか
できねーじ。」
父親 「そーだなー、そろそろ10じに なる ずらで
おこひるに するか。」
母親 「ほんじゃー あすこの あぜに ひろげるかいね。
じゅんびできたら こえかけるで きとくれや。
ひでよし、こえかけるまじゃー しっかり
たうえ するだぞー、わかったなー。」
秀吉 「あーい。
かあちゃん かあちゃん きょうは きなこむすびは
あるだかい。」
母親 「あー、かあちゃん はやおきして
ちゃんとつくって もってきたるで
しんぺー すんな。」
例文の標準語(?)訳
秀吉 「お父さん お父さん もうそろそろ
農作業の合間に食べる簡単な食事にしませんか。
私はもうお腹が減って田植えなど
出来ません。」
父親 「そーですね、そろそろ10時になるでしょうから
農作業の合間に食べる簡単な食事にしましょう。」
母親 「それではあそこの畔に食べられるように準備をしましょう。
準備が出来たら声をかけますので来てください。
秀吉、声をかけるまではしっかりと
田植えをするのですよ、分かりましたか。」
秀吉 「はい、分かりました。
お母さん お母さん 今日は黄粉をまぶしたお握りは
有りますか。」
母親 「ええ、お母さんは早起きをして
忘れずにつくって持ってきてありますから
心配しなくて良いですよ。」