ももはな日記 ~南フランスでの子育て~

ボンジュール☆
ますますオテンバ娘に成長。
日本から遠く離れたここ南フランスで子育てをしています♪

絵画の旅、南フランス~アルル編~

2014年04月14日 | 2才半~3才
ここ南フランスに住んで、早くも4年。

このブログでは、娘がお腹にできてからの事柄を書き綴ってきたものの、
そういえば、結婚する以前の事についてなんて、全く書いてなかった。

私の本業は、画家。
もう、何度も言わなくても、隣近所の人も、サークルの生徒も、夫の家族も皆知ってる。


この写真は、今年のラ・シオタ市展示会に出品した作品を後ろに、娘と一緒に記念撮影したもの♪
かなり腕がある力作ばかりが出展されていました。


ところで、画家という職業は、ものすごく曖昧な分野で、
「成功」というゴールが、あるようでない。

いくら製作をしても、欲しい!といって、購入してくれる人がいる場合や、
「こんな絵、売れるの?」という変な態度の人もいて、
ここフランスに住んでいても、日本に帰った時でも、
やはり、私の本業のことについて訊いてくれる人は少なくなった。

ここ南フランスにバカンスで滞在するようになって、
結婚する前は、夫といろいろな歴史に残る画家の名所を訪れた。

南仏は、若い頃パリに住んでいた画家が、晩年、移住した場所でもあり、
そう、私の最大の楽しみは、
美術の教科書に載っているような絵画を制作した画家が残した場所に、実際、訪れることであり、
私自身の製作に対しても、モチベーションを高めてくれる。

例えば、アルル。
ゴッホに縁がある場所で、何年か前、夫と訪れた。



この黄色いカフェは、ゴッホの「夜のカフェテラス」という作品に描かれている。
私は、真正面から写真を撮って見た。

アルルには、相変わらず、日本人観光客が多く、
通りすがりに、ガイドブックを片手に歩く日本人を多く見かけた。
もちろん、このカフェは、予約を入れていた日本人団体旅行者が座って食事をしていて、
まるで、東京の表参道のお洒落なカフェか?と思うほど。



このたくさんの花々が咲き、見事な色彩を演出している庭園は、ゴッホが入院した精神病院の中庭。
朝早くから、多くの観光客が訪れながらも、静かな庭で、とても心地よかった。
ここで、夫と朝食をとり、おしゃべりをした時が懐かしい…。



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