祖父母との思い出

２月に入り、私の住む南フランスは、例年になく雪が降り、積もりました。

その雪が降った朝、母方の祖母の誕生日だったので、
国際電話をかけ、「お誕生日おめでとう」を伝えました。

私の祖母は、今年、８５歳になります。

昨年生まれた私の娘と祖母は、８４歳も年が離れていて、２人共「兎年」生まれ。

私の娘は、”こんな大きなおばあちゃんがいる”なんて事、わかってないと思うけれど、
血のつながった家族の家系図が延々とつながり広がるようです。

私がフランスへ初めて訪れたのは、高校２年生の春。

祖父の趣味が「蘭栽培」だったので、ヨーロッパに興味があった私は、
スコットランドで開催される「世界蘭展示会」を観に行く彼らに同行し、
フランスなどの諸国を旅する機会に恵まれました。

これが生まれて初めての海外旅行でした。

１６歳だった当時の私にとって、パリで過ごした３日間は、おもちゃ箱をひっくり返すかのように、
私の価値観を根底から変えました。

当時まだ元気だった祖父も他界し、一緒に過ごしたくても過ごせないもどかしい気持ちがあるものの、
彼とのたくさんの良い思い出が私の記憶に残り、その思い出話を、次の世代の娘に語ることができます。

今度、日本の実家に戻った時は、祖母にとって曾孫の娘と家族みんなで過ごせたら…☆と、願いつつ、
日々、ここ南フランスで子育てをしています。




めったに雪が積もらないラ・シオタが、朝起きると、一面に、雪！！！



哺乳瓶が持てるようになりました☆



大好きな音楽を聴きながら、パパのお腹の上でご機嫌な彼女♪