ももはな日記 ~南フランスでの子育て~

ボンジュール☆
ますますオテンバ娘に成長。
日本から遠く離れたここ南フランスで子育てをしています♪

ママの作った日本語教材

2016年08月22日 | 5才~5才半

幼稚園の夏休みも、やっとこさ、あと1週間ほどで終了。

今年は、日本へ里帰りをした時、
書店やコンビ二で売ってある子ども用学習教材を見つけては、
娘や日本語教室の生徒のために、いろいろ考え、注文したり、購入して、フランスに帰国。

夏休みは、長い。

毎朝、アラームをセットして起床。
以前、アラームなしで、起きたら、もう、9時過ぎて、10時前だった。
びっくり。
1日くらいなら、平気だけど、毎日、こんな時間に起きると、大変。

朝ごはんを食べながら、娘と、ひらがな練習。

最近、ほぼ、彼女は、ひらがなが読めるようになったため、
日本語教室で作った教材を、自分の子にも、使うようになった。

以前、まだ娘がいなかった頃、移民局のフランス語学校へ通う合間合間に、日本語教室の教材を作ってた。
今、それが、娘にも使える。



手作り教材のため、デザインやイラスト、フランス語での問題文など、すべて、オリジナル。
面白そうな練習問題を与えると、どんどん、こなす。

もともと、ただ、単純に、ごく普通に、怠慢なだけなので、いざ、本気を出すと、できる。
けれど、やっぱり、「これが済んだら、テレビ観れる」と言って、テレビ観たさで、
しぶしぶ、夏休みの母子サマースクール。

「ママは、意地悪だ。パパは、テレビを、いつも家で観てるのに、私には、観せてくれない。」
だから、ママは、意地悪らしい。
「パパ、今、外で仕事してるでしょ?だから帰ってから、家で、テレビ観てるの。」

いつも、こんな会話になる。

今まで、普通に使っている日本語を、いざ、自分の子どもに教えるとなると、
親子なだけに、かなり、根気が必要となる事が、身に沁みて、わかった。

性格が、鈍ではなく鋭な娘。
プラス、頑固なところがパパそっくり。

こんな子、我が子じゃなかったら、とっくに、先生の私から「教室には、もう、来なくていいです」と言っている。

もうすぐ、長かった夏休みが終わる。




フランスの書店で見つけたフランス人のための日本語「ひらがな」学習本。
左側に、平仮名の書き順。右のページは、フランス語で発音の説明と単語と、その訳。



フランス語は、アルファベットのHを発音しないので、
多くのフランス人が「はひふへほ」を、「あいうえお」と発音しがち。

頑固でフランス語が1番素晴らしいと思っているフランス人は、
「はひふへほ」なんて発音できなくて何が悪いのよ。と言った態度。

アンパンマンのキャラクターに出てくるバイキンマンより、タチが悪い。

その国の言語を学ぼう、という姿勢がなく、母国語ばかりを誇りに思っているフランス人は少なくない。




夏休みの母子サマースクールは、日本語だけでなく、こうした「図工」もある。



娘は、こういった工作が好きで、日本語教室の時とは、打って変わって、モチベーションが高い。