ももはな日記 ~南フランスでの子育て~

ボンジュール☆
ますますオテンバ娘に成長。
日本から遠く離れたここ南フランスで子育てをしています♪

歯医者に行く

2017年05月21日 | 5才半~6才

今年のラ・シオタの天候は、本当に、春らしい天気に恵まれず、
雨が降っては、曇り空の過去にも例がないほど、おかしな天候。

ようやく、今週に入って、いつもの青空が続く、南フランスらしい気候となった。

娘の3年間の幼稚園生活も、残りあと2ヶ月ほどとなり、
ただいま、小学校に入学する準備に追われている。

先日、夕食の前菜にと、生ハムやオリーブ等と合わせ、生のニンジンを食べた時、
娘の上奥歯の1本が欠けてしまった。

幼稚園の友達の中には、もうすでに、乳歯から永久歯に生え変わっている子もいて、
娘は、すぐに、「歯が生え変わって、落ちた」と、勘違い。

ママに似て、勘違いしている娘に、
「違うのよ、歯が生え変わったのではなくて、かけたの」と、難しい日本語で説明する事もなく、
慣れているフランス語で、説明。

言葉も使い方で、勘違いは、ドンドン思わぬ方向に行きやすいので、ここは、とにかく、
わかりやすく、理解しやすく、普段使い慣れた単語で、説明して、後で、ゆっくり、日本語で話す。

早速、夫が幼少時代に通った歯医者さんに予約を入れ、
治療してもらい始めた。



教会のある広場の階段をあがり、左奥にある建物2階が、歯科医。


そう、どっちになっても、満6才になり、
小学校入学時には、歯の検査をしてもらわないと…と思っていた矢先の出来事だったので、
ラ・シオタ市内にある歯科医を、夫と「あーでもない、こーでもない」と、吟味。

乳歯から永久歯に生え変わる時期だけでなく、
10代になったら、歯の矯正の可能性もあり、歯医者さん選びは、とても重要。

夫が幼少時代に通った歯医者さんは、男性。
当時、若かった30歳代だったこの歯医者さんも、
30年経った今、腰が少し曲がりつつあるおじいちゃん歯医者さんになってしまっていた。

優しいこのおじいちゃん歯医者さん。診察台に乗っかった娘の口を、丁寧に診察してくださった。

噂では、フランスでは、歯科の予約に2ヶ月ほどかかる、と聞いていたが、
そんな事もなく、日本とさほど変らないテンポで、助かった。

実家なら、夫に訊く事もなく、自分の通っている歯科で、何事もなく、
言葉の不自由さもなく、すべて自分で予約し、連れて行く事ができるのだけど、
やっぱり、こういう時に、「海外生活の不便さ」を感じる。

なにわともあれ、
子どもを育てていたら、必ず、「歯医者通い」は、つきもの。

昔、母親と通った自分も懐かしみつつ、
別な国で、子育てする事になった限り、どこでも同じなんだなぁ…と前向きに感じ、
娘を歯医者に通わせている。