ももはな日記 ~南フランスでの子育て~

ボンジュール☆
ますますオテンバ娘に成長。
日本から遠く離れたここ南フランスで子育てをしています♪

楽しい料理教室♪

2015年10月27日 | 4才~4才半

先日、いつも仲良くしているママ友のお家で、今となっては?恒例となった「料理教室」をしました☆



こんな「料理教室」なんて、専業主婦でなければ、無理。

今の時勢、フランスでも、共働きが多く、
日中、何もしないで?家にいて「子育て」だけしているママは、もしかして、少数派?

問題なのは、
ここフランスでは、2週間もの学校休暇があるので、その間、一体、誰が子どもの面倒を看るのか?という事。

共働きな夫婦でも、近所に、お祖父ちゃんやお祖母ちゃんが住んでいれば、
ポンッ!と子どもを家に置いて、自分は、急いで仕事に行ける。

フランスでも、そういう家庭、いっぱい!

私の夫は、つい最近まで、妻である私が、どこか外に働きに行って、
娘は、自分の親に看てもらえばいい、と考えてた。

でも、「それじゃあ、ダメだ。」と、はっきり意識し始めた。
母親じゃないと、ダメだと感じている。

稼ぎ手である父親の彼の概念が、しっかり確立しないと、あこがれだった専業主婦は、
いつまでも、「あこがれ」のままで終わり、娘を預け、朝から晩まで、どこか外の職場で働かなければならない。

フランスでは、「共働き」が基本概念なので、
専業主婦でいる私に対して、「なんで外で働かないのか?」と、
近所のフランス人は、不思議に思い、噂話をする。

外国人妻であっても、言葉の不自由さなんか、ほっといて、
「どこでもいいから、あなたの奥さん、働きに行ったら?」と、夫に、尋ねてくるらしい。

都会からしてみたら、有り得ない光景が、ここ小さな港町ではある。
隣人や、さほど親しくない知人の私生活さえ気になり、批評する。

私も夫も、性格上、そういう人の噂話が好きではなく、
ましてや、自分達の事を、あれこれ批判されるなんて、過去にもなく、好い気がしない。

「料理教室」は、余暇を使って、「国際交流」する手段であって、
別にビジネスにするつもりも、本職にするつもりもない。

この日は、朝10時半頃にお邪魔し、
ちょっと休憩し、11時半頃に、ボチボチと準備スタート。

夫は、日本食でも「ガストロノミー」(食文化に通じていて、高級食材を扱った料理を好む)なので、
庶民的な日本料理の「お好み焼き」や「どんぶり」等、見向きもしない…。

ママ友は、青味魚も、生の魚も平気。
とても日本食に興味があり、自然と日本食を披露するモチベーションが高まり、
今回は、簡単に作れる庶民の味「親子丼」を紹介☆



あらかじめ炊いておいた日本米を持参して行ったので、アッというまに、出来上がり♪

みんな一緒に食事をして、とても楽しい料理教室でした。



みんな上手にお箸使って、食べてたよー☆



秋、フランスの天気

2015年10月07日 | 4才~4才半
幼稚園が再開し、早くも、1ヶ月が経つ10月始めの土曜日。
南フランスのカンヌやニース周辺では、大雨洪水災害があり、20人もの尊い命が奪われた。

ラ・シオタでも、歴史的に初めての「竜巻」が起こり、ものすごい勢いの大雨。
去年は、晴天に恵まれた「折り紙教室」を開催した商店街イベントの秋祭りも中止。

たまたま、今年は、夫の仕事が入っていたので、毎週ある日本語教室は、お休み。

久しぶりに、家で、ゆっくりとした土曜日の午後を過ごしていて、
娘は、大量に降り注ぐ大雨を、窓から、ずっと見続け、興奮していた。

お気に入りの傘をさして、「外に出たい。」と、言い続ける。

フランスの秋の天気は、いつも、こんな感じで、大雨や台風みたいな風が吹きつけ、足元が悪く、
旅行に最適とは、いえない。

雷も、容赦なく、すごい。

危ないので、幼稚園も、天候を見ながらの登園になる。

こんな大荒れ模様が、何時間か続いた後、
すっきりと晴れ、秋らしい木漏れ日が、鮮やかに色づいた木々の間から差し込む。

以前、新婚旅行で、
イタリアのフェレンチェに行った事がある。

秋のヨーロッパは、本当にキレイで、良い天気に恵まれると、足取りも軽く、とても楽しめる。

思い出も、色あせる事無く、いつまでも心のキャンバスに、鮮明に、残っている。



フェレンチェは、妊娠する直前に行った最後の旅行。
まさか、お腹に赤ちゃんができるとは思っておらず、夫と私は、次の旅行先の計画していた。

ドームの隣にある塔に登り、天気の良い午後のフェレンチェの街並を見渡すことができた。



世界で最も古い美術館を観賞した後、宝石店が軒を連ねる橋を渡った。
フェレンチェは、ルネッサンス発祥の地。
ラ・シオタとは、規模も質も何もかも桁違い、街全体が、美術館のような、宝石箱のような感じ。



この橋を渡り、大きな庭園を散策。
紅葉した木々を背景に、モニュメントも、一層、引き立って見える。

やっぱり、秋は、魅力的☆