ももはな日記 ~南フランスでの子育て~

ボンジュール☆
ますますオテンバ娘に成長。
日本から遠く離れたここ南フランスで子育てをしています♪

娘の部屋作り

2013年01月16日 | 1才~1才半
我が家に長女が誕生して、1年と半年が経つ今日この頃。

私たちの巣である小さなアパート(2世帯住宅の2階部分)には、
誰も使用していない部屋があり、そこを娘の部屋に改造し始め、早2年…。



そう、未だに完成する事もないまま、愛する我が子はスクスクと成長。

フランス人気質なのだろうか…?この作業のトロさは。

日本人では在りえないほどの部屋作りのスローペース。



パパである夫が所有している大量のCD、大量の本、大量のDVDが散乱し、
音楽機材が部屋の大部分を占め、足の踏み場がない。

写真に撮って、お見せするわけにもいかず、
娘に「ここは将来あなたの部屋になるのよ」と言い続けても、モノは片付かず…。


私だったら、即効、ゴミになる小さな紙切れ一枚も、夫にとっては、思い出の品々。。。

センスは私以上にあるんだから、あともう一分張り、パパ。
がんばって、可愛い我が子のために、ステキな部屋にしようね。




「Pierre de Cassis」”カシ”というラ・シオタの隣にある港町で採れた石で造られた流し台。
我が家でお気に入りの場所♪




モロッコレストランにありそうなテーブルを、私の書斎にしている。


やったぁ~!!歩く、歩く♪

2013年01月15日 | 1才~1才半
2013年が明けました。
娘が生まれて、早くも2度目のお正月を迎えました。

5日目の自分の誕生日に、日本語教室の新年会があったので、ものすご~く喉が痛くても、参加。

その日の夕方、新年会から帰って…。
とうとう熱や寒気に襲われ、久しぶりに本格的な風邪をひいてしまいました。

そうはいっても、夫の年末・年始休暇もあっけなく終了し、
先週の月曜日からは、私1人で娘と過ごしていたので、
いくら身体がしんどくても、家事は続行…。

授乳中、
ゲホゲホと咳がひどく出て、娘にうつすんじゃないかとヒヤヒヤ。汗

こんな時、実家の母親が恋しい。
なんと、つい先日、実家に電話をしたら、母親も同じように風邪をひいて、何年ぶりかに寝込んだ、とのこと。

遠く離れていても、2人して同じように風邪をひいてしまった2013年の幕開け♪苦笑。

そうこうしているうちに、今週に入って、な~んと!!
娘が、何もつかまらないでも、テクテク1人で歩くようになりました☆

夫も私も、ホッと一安心。。。

今月で娘は1才半を迎えるものの、
ギネスブックに載りそうなくらい、こんなに歩く時期がゆっくりだとは、思わなかった。

夫は、かなり焦っていて、「なんで歩かないんだ?」と落ち込んでいた時もあり、
「歩く要素(肉体的機能)は揃っているのに、本人に歩く気力がないからなのよ」と説明。

2人共、「歩け、歩け」と、娘に念力を送っていた毎日でした。

ようやく、今週に入って、
彼女は、自然と無意識の意識で、自分の行きたい方向に足を進める事ができるようになりました☆




1人でヨチヨチと歩けるように♪




ぬいぐるみも、2つ同時に持って、移動ができるよ☆

日本語教師に復帰

2012年12月12日 | 1才~1才半
以前から、何度もこのブログでお伝えしているとおり、私の本業は「画家」。

ラ・シオタに住むようになって、1年ほど経った頃、夫と私、友人夫妻と4人で、
日本文化紹介を目的としたサークルを結成。
そのサークルの中で、日本語教室の先生を担当することになりました。

新学期の9月から始め、ようやく起動に乗った頃、妊娠が発覚。

お腹が見る見る間に大きくなっていくので、辞めることもできたものの、
周りの日本人友人に教室までの送迎をしてもらい、
手伝ってもらいながら、「ひらがな」や「カタカナ」を紹介。
そして、折り紙や着物の着付け、お茶などの文化も時折、紹介。

日本語教師とヒトクチに言っても、
小学生に国語を教えるのとは、ちょっと違う。

日本語を母国語としない中学生や高校生、そして大人に教えるというものなので、
「正しい日本語を自分が今まで使ってきたか?どうか」が問われている感じがします。

国際的視野感覚も必要で、歴史的背景なども説明して、日本を紹介。

あくまで、協会(サークル)で、ビジネス目的で教室を開いているのではないので、
日本が好きな人たちで、ワイワイ集って、楽しい一時を過ごす。といった雰囲気♪


一昨年は、出産の1ヶ月前まで教室に通い、そのあと、日本人友人にバトンタッチ☆
出産がちょうど夏休み期間だったので、そのまま、2011年9月から2012年の6月まで、
産休に入りました。

そして、今年9月。
再び、日本語教師として復帰。

新しい生徒たちに囲まれ、フランス語を忘れないためにも、楽しく授業を開いています。




この季節になると、アーモンドとバニラ、蜂蜜を入れ練りあわしたパイを食べます♪
中に、サントンという陶器で出来たフィギアが入ってるよ☆
娘も、王冠をつけて食べました。




11月、まだそんなに寒くない時を見計らって、ビーチまでお弁当を持って散歩に行きました。






ラ・シオタもクリスマスのイルミネーションで一色☆
パパ・ノエル(サンタさん)や雪だるまと一緒に記念撮影♪

秋を満喫・・・♪

2012年10月31日 | 1才~1才半
アレヨアレヨと10月も過ぎ、11月に突入。
ラ・シオタも木枯らしが吹く、寒い冬がやってきました。

毎日、太陽ギラギラ快晴続きだった夏から、風が強くて、ザーッと雨が降ったりと、スッキリしない天気となっても、
それでも、やっぱりここは南フランス。
つい最近まで、秋らしい気持ちのいい天気が続いたラ・シオタ。

家の中は温かいし、天気を見計らって青空の中、散歩にもいける♪
散歩に行くと、公園で歩く練習☆
私の指をしっかり持って、ヨチヨチと一生懸命に歩く。
頭とお尻が重たそうで、動きがぬいぐるみのコグマのようで、可愛い☆
ラ・シオタ市の中心にある広い公園で、芝生や噴水もあり、
いつも、家族連れやべビィカーを押すママ、サッカーボールを蹴る男の子たちで賑わっている。

娘の成長は著しく、「食欲の秋」なのか何なのか?とにかく、よく食べる。
私の食べるスピードが遅いので、彼女は、「おかわり!」と赤ちゃんコトバで言って、
プラスチックのお皿を、私に差し出してくる。
好き嫌いもなくて、夫の嫌いな魚も、私が苦手なグリーンピースも、娘は全然平気。
子どもが嫌いになりそうな野菜も肉も魚も、何でも食べる。

先日は、ラ・シオタを旅行中の日本人女性と出会い、日本からのお土産をいただいた。
本当にステキな出会いで、ラ・シオタが大好きな彼女とお喋りをすると、なんだかエネルギーが湧いてきた☆
とてもポジティブな彼女のモチベーションを感じて、すごく嬉しかった…。

日本人友人の中には、フランス嫌いの人やここ南フランスのラ・シオタがあまり好きでない人もいて、
「あぁ日本に早く帰りたい!」と平気でフランスの愚痴をこぼす人もいるけど、
私は、それがあまり好きでない。

そりゃ、確かにフランスの嫌なところも目に付くけど、でも、自分が選んでそこに住んでいるにも関わらず、
やたらめったら、「フランスなんて日本に比べて…」とネガティブな点ばかりを話されると、
ウンザリする。

先日お会いした日本人女性は、それとは対照的で、私の住むラ・シオタが好きで、本当に波長が合い、良かった。
娘のために日本からお土産を持ってきてくださり、心遣いが温かい。

早速、彼女のお土産を使って、娘にオニギリを握って、お吸い物と焼き鮭で、久しぶりの日本食を作った♪
娘は、夫の嫌いな海草の海苔もパクパク…。
ご飯粒をほっぺたにつけて、美味しそうに食べていた。

実りの秋で、栗やワインの美味しい季節♪
ボジョレのシーズンは、私たちの結婚記念日にもあたり、やっぱりこの季節は、夫も私も幸せな気分になる。

娘の成長を見守りつつ、私たち夫婦は、冬ごもりの支度をしている今日この頃…。


市営の公園で、歩く練習♪



広くて、いろいろ発見できて、一生懸命歩いて、気持ちいいね☆



おにぎり、美味しい~♪

幼稚園に入る前に

2012年09月14日 | 1才~1才半
9月に入り、フランスでは、新学期が始まりました。
日本は4月、ヨーロッパやアメリカ等では9月に、ひとつ学年があがり、
新しく幼稚園、小学校、中学校、高校、そして大学がスタートします。

日本で生まれ育った私には、なかなか馴染みにくいけれど、フランスに住むようになって、早くも3年。
だいぶ慣れてきたかなぁ~?

さて、我が子は?というと、
今年7月に1才になったばかりなので、幼稚園に入るのは、2014年の9月。

夫は、フランスで生まれ育ったから、もちろん、フランスの義務教育を受けてきて、
幼稚園にも通ったけれど、彼の場合、冬生まれだったため、2才半ほどで入園した、との事。
近所の歩いて10分くらいにある市立の幼稚園は受け入れを拒否されたので、
カトリック系の私立の幼稚園に入ったらしい。

親元を2才半ほどで離れて、幼稚園に入ったんだ…。

私は、4才まで専業主婦の母に育てられたので、生まれた国どころか、育った環境も何もかも違い、
いつも、食卓で、娘を間に置いて、
夫婦で、あい向いになって、食事をしながら話をしている最中、ビックリする事が多い。


夫婦共働きの親の場合、
子どもは、生まれてすぐに保育所に預ける家庭も多いので、
何が「良い」とか「悪い」とか、そういった問題ではなく、
親の都合によって、子どもの育ち方、その子の生き方が変わってくる。

「幼稚園に入るのは、まだ先」と、のんびり構えていた私と夫は、
9月になって、嫌でも我が子の成長に合わせて、
親である私たちが「やらなければならない事」「準備しておかなければならない事」が見つかったので、
ちょっと慌ててしまった感じ。

例えば、トイレのしつけ。
自然におむつが取れるようにするには、どうしたらいいんだろう…?
夫も私も、親としては、まだまだ新米なので、子どもの成長過程で、疑問点が沸々と湧いてくる。

お互いインターネットで調べて、「あーだこーだ」と自分の見解を言って、
話し合い、解決していく。
その話し合いに、当の本人の娘も、赤ちゃん言葉で参加してくる。笑

親の考え方ひとつで、子どもに与える影響は絶大。

ましてや、国が違うので、夫の意見と私の意見が合うはずない。
けれど、娘にとって親は2人なので、2人の意見が合わないと、先に進まない。

日本に里帰りをした時、パンツ型になった「履かせるおむつ」を娘に装着して、
なんて優れものなんだ!と感心していた。
イチイチ寝かせたりしなくても、立ったまま履かせる事ができるので、
フランスにもあればいいのに…。と思っていた矢先、「フランスにもある」と、夫が見つけてきた☆

この「履かせるおむつ」と、「普通のパンツ」で、
少しずつ赤ちゃんから脱皮して幼児になれるように練習しよう♪

自分の好きなように、夫と話し合って、娘を育てたい。

毎日、目くるめく娘の成長が著しい中、
幼稚園に入るまでに、彼女が1人で出来る事を、親はさりげなぁ~く手助けし、見守っていきたい。

ちなみに、言語について。
簡単なフランス語は、娘に語りかける時にも使うけれど、基本、日本語で彼女とは話す。
夫は、覚えた簡単な日本語は、彼女に言ってみる。けれど、基本、フランス語で話す。

あまり言語に関しては、夫婦は心配していない。
今から完璧な幼児なんて、なんだか面白くない。
学校のテストの点数より、人として生きる上、もっと大切な事がある…と、
夫と娘を観ていて、しみじみ感じる今日この頃。


お絵かき帳に描いてみたり。


大好きな「ノンタン」の絵本を読んでみたり。