娘の小学校生活がスタートして、早2ヶ月。
まさか、自分の子どもが、フランスで生活し、成長し、フランス語を操り、
フランスの小学校に通うなんて、10年前からしたら、全く想像していなかった。
ここフランスに来て、実際、親として経験すると、ビックリする事が多く、
インターネットで検索したり、夫に聞いたり、ママ友と話したり。。。
最近、ふと、気がついた。
フランスの小学校には「時間割」が存在しない。
日本では、小学校から「時間割表」がある。
各教科書やノート、連絡帳などの確認を、まだ自分で出来ない低学年の子どもに代わり、
保護者が、カバンの中身を揃えていくのが、当たり前。
そこで「あれ?そういえば、時間割表がないなぁ~。」と、気がついた。
一体、授業の割り当ては、どうなっているんだろう?
見た感じ、どうやら、各クラスの先生が、各教科の時間割を自ら調整。
なんて、大ざっぱで、自由なんだ…。
「今週は、国語の進みが良かったけど、算数は充分でなかったから、
もう少し算数の時間数を増やそう」みたいな。
「このページの発音練習は、みんな出来るから、とばして、次のページ」とか。
小学校1年生は、まだ、教科自体、誰にでも分かる程度で、
家庭で、子どもの宿題も見てあげる事が出来るけど、これが、高学年や中学生になったら…。
「算数」は、日本とフランスの比較科目に適していて、
時計の針を読む練習は、日本では、1年生の後半から2年生にかけてなので、この辺りは、同じ。
足し算の練習は、アッという間に終わり、今、引き算の練習。
掛け算は、日本同様、2年生だと思う。
「体育」は、なんと!1週間に、たったの1時間しかない。
日本人からすると、物足りなさを感じる。
しかも、フランスの学校は、1単位90分授業。
まるで、大学生になったかのよう…。
休憩が10分あって、また90分授業。
その後、お昼ご飯休憩が2時間。
午後からの授業も、90分。
そして、休憩が10分あって、また、90分授業。
計算すると、午前中3時間授業。午後3時間授業。合計、1日6時間。
1週間の内、4日学校に行くので、合計24時間授業数。
小学校から、90分授業だなんて、6歳児の子ども達が、一体どう集中して学べるんだろう?
日本人のママからすると、疑問に感じることは尽きないけれど、
先生は、フランスの教育のプロ。
淡々と楽しく授業されている様子で、子どもを通じて、益々、親である私は、学んでいる。
秋休み。
まだ、遊びたい盛りの娘にとって、「ハローウィン祭り」は、一大イベント☆
子どもセンターで、準備をして、10月31日は、仮装したね♪
ラ・シオタ市秋の最大イベント「中世祭」
今年も、家族3人で観覧。
少しずつアルファベットをつなげた単語が読めるようになり、
近くの本屋さんで過ごす事も多くなった。