ももはな日記 ~南フランスでの子育て~

ボンジュール☆
ますますオテンバ娘に成長。
日本から遠く離れたここ南フランスで子育てをしています♪

あけましておめでとう、2016年

2016年01月15日 | 4才~4才半

あれよあれよ、と、2016年が明けました。

結婚し、フランスに嫁いで、5年?いや、6年?(ちょっと、計算ができない)

日本の私の実家は、「冬は、雪が降る」ため、道路も雪で遮断されやすく、
しかも、フランスから日本へ帰る飛行機も、北路を通るので、いつも、
年末・年始は、ここ暖かい南フランスにて、何事もなく、過ごしている。

でも、6年も、同じところで、過ごしていると、
「年越し蕎麦」も「おせち料理」も、「お雑煮」にも、全く親しむ事ができず、
それに、娘にも、夫にも、日本のお正月を味わってもらいたい気持ちになる。

娘は、雪さえ、知らない。
フワフワの綿毛を、雪に見立てて、雪だるまを作るのが精一杯。

こういう気持ちって、贅沢なんだろうか…?

確かに、本物のサンタクロース風な人にも会えるし、フランスの伝統的なクリスマスを味わう事もできて、
しかも、夫のクリスマスの手料理も美味しいから、それは、それで、良い。

贅沢を言っているわけではなく、
やっぱり、故郷のお正月を味わう機会が、この先、娘と夫にあれば、どんなに良いか?と、感じる。

ちょっとは、違った国で、お正月を過ごしてみるのも、人生の中で、あっても良いって感じる。

昨年のパリは、大変だった。

すべてが上手く行くとは思わないけど、せめて、治安が良く、安心して過ごせる毎日であれば…と、
願わずにはいられない。





ここ南フランスでは、伝統的工芸「クレーシュ」
すべてが、ミニチュア陶芸作品で、できている。



ラベンダー畑まである☆

このクリスマスの時期は、こうして、クレーシュを、各家庭で組み立てて、イエス・キリストの生誕を祝う。



全体写真。
滝が流れている…。

今年も、3人の王様が、イエス・キリストの誕生を祝いにやってきた日(1月6日)に、
隣人のダイナミックなクレーシュを、娘と観に行きました♪



年末・年始、
娘と夫は、映画館へ足を運び、ポップコーンを食べながら、楽しく観賞しました☆

クリスマスがやってきた☆

2015年12月24日 | 4才~4才半
今年も、残りわずか。

毎日、バタバタとしていて、ブログを更新するのも、おろそかになりつつ、
暇を見つけて、やっとこさ、書けるかな?

11月のフランスは、本当に、大変でした。
もう、どこにいても身近になってしまったテロ。

15年ほど前になるけれど、アイルランド共和国に住んでいた私は、
もちろん、ロックバンドのU2が好きで、今回、パリでコンサートをすることは、
夫から聞いていた。

昨夜は、予定されていた11月14日分ののコンサートが中止になり、あらためて、
12月初めに行われたパリでのコンサートが、TVで放送されていたので、夫と一緒に観賞。

今週に入り、娘は、2週間、幼稚園の冬休みに突入し、
早速、ラ・シオタ市の旧市内で行われていたクリスマスのパレードに参加♪

楽しい思い出を、いっぱい作って、ステキなクリスマスを過ごしたいね☆



サンタクロースのお家で、サンタさんとツーショットの写真が撮れました☆
生まれてから去年まで、サンタさんを怖がっていた娘。
今年は、サンタさんに会えて、嬉しそうだった…♪



町中に、突如現れたメリーゴーランド♪
娘は、赤い車に乗りたくて、でも、子ども達に人気があって、順番待ちして、やっと乗れたよ☆
アコーディオンの音色も、本当に、クラシックで、メルヘンでした♪



娘の大好きなキャラクターが、パレード☆
一緒にお手々をつないで歩いて、とってもご機嫌でした♪



娘が一番気に入っていたのが、このピンクの服を着たキャラクター。
この女の子と手をつないでいたくて、家に帰りたくなくて、グズリまくり…。泣






楽しい料理教室♪

2015年10月27日 | 4才~4才半

先日、いつも仲良くしているママ友のお家で、今となっては?恒例となった「料理教室」をしました☆



こんな「料理教室」なんて、専業主婦でなければ、無理。

今の時勢、フランスでも、共働きが多く、
日中、何もしないで?家にいて「子育て」だけしているママは、もしかして、少数派?

問題なのは、
ここフランスでは、2週間もの学校休暇があるので、その間、一体、誰が子どもの面倒を看るのか?という事。

共働きな夫婦でも、近所に、お祖父ちゃんやお祖母ちゃんが住んでいれば、
ポンッ!と子どもを家に置いて、自分は、急いで仕事に行ける。

フランスでも、そういう家庭、いっぱい!

私の夫は、つい最近まで、妻である私が、どこか外に働きに行って、
娘は、自分の親に看てもらえばいい、と考えてた。

でも、「それじゃあ、ダメだ。」と、はっきり意識し始めた。
母親じゃないと、ダメだと感じている。

稼ぎ手である父親の彼の概念が、しっかり確立しないと、あこがれだった専業主婦は、
いつまでも、「あこがれ」のままで終わり、娘を預け、朝から晩まで、どこか外の職場で働かなければならない。

フランスでは、「共働き」が基本概念なので、
専業主婦でいる私に対して、「なんで外で働かないのか?」と、
近所のフランス人は、不思議に思い、噂話をする。

外国人妻であっても、言葉の不自由さなんか、ほっといて、
「どこでもいいから、あなたの奥さん、働きに行ったら?」と、夫に、尋ねてくるらしい。

都会からしてみたら、有り得ない光景が、ここ小さな港町ではある。
隣人や、さほど親しくない知人の私生活さえ気になり、批評する。

私も夫も、性格上、そういう人の噂話が好きではなく、
ましてや、自分達の事を、あれこれ批判されるなんて、過去にもなく、好い気がしない。

「料理教室」は、余暇を使って、「国際交流」する手段であって、
別にビジネスにするつもりも、本職にするつもりもない。

この日は、朝10時半頃にお邪魔し、
ちょっと休憩し、11時半頃に、ボチボチと準備スタート。

夫は、日本食でも「ガストロノミー」(食文化に通じていて、高級食材を扱った料理を好む)なので、
庶民的な日本料理の「お好み焼き」や「どんぶり」等、見向きもしない…。

ママ友は、青味魚も、生の魚も平気。
とても日本食に興味があり、自然と日本食を披露するモチベーションが高まり、
今回は、簡単に作れる庶民の味「親子丼」を紹介☆



あらかじめ炊いておいた日本米を持参して行ったので、アッというまに、出来上がり♪

みんな一緒に食事をして、とても楽しい料理教室でした。



みんな上手にお箸使って、食べてたよー☆



秋、フランスの天気

2015年10月07日 | 4才~4才半
幼稚園が再開し、早くも、1ヶ月が経つ10月始めの土曜日。
南フランスのカンヌやニース周辺では、大雨洪水災害があり、20人もの尊い命が奪われた。

ラ・シオタでも、歴史的に初めての「竜巻」が起こり、ものすごい勢いの大雨。
去年は、晴天に恵まれた「折り紙教室」を開催した商店街イベントの秋祭りも中止。

たまたま、今年は、夫の仕事が入っていたので、毎週ある日本語教室は、お休み。

久しぶりに、家で、ゆっくりとした土曜日の午後を過ごしていて、
娘は、大量に降り注ぐ大雨を、窓から、ずっと見続け、興奮していた。

お気に入りの傘をさして、「外に出たい。」と、言い続ける。

フランスの秋の天気は、いつも、こんな感じで、大雨や台風みたいな風が吹きつけ、足元が悪く、
旅行に最適とは、いえない。

雷も、容赦なく、すごい。

危ないので、幼稚園も、天候を見ながらの登園になる。

こんな大荒れ模様が、何時間か続いた後、
すっきりと晴れ、秋らしい木漏れ日が、鮮やかに色づいた木々の間から差し込む。

以前、新婚旅行で、
イタリアのフェレンチェに行った事がある。

秋のヨーロッパは、本当にキレイで、良い天気に恵まれると、足取りも軽く、とても楽しめる。

思い出も、色あせる事無く、いつまでも心のキャンバスに、鮮明に、残っている。



フェレンチェは、妊娠する直前に行った最後の旅行。
まさか、お腹に赤ちゃんができるとは思っておらず、夫と私は、次の旅行先の計画していた。

ドームの隣にある塔に登り、天気の良い午後のフェレンチェの街並を見渡すことができた。



世界で最も古い美術館を観賞した後、宝石店が軒を連ねる橋を渡った。
フェレンチェは、ルネッサンス発祥の地。
ラ・シオタとは、規模も質も何もかも桁違い、街全体が、美術館のような、宝石箱のような感じ。



この橋を渡り、大きな庭園を散策。
紅葉した木々を背景に、モニュメントも、一層、引き立って見える。

やっぱり、秋は、魅力的☆

幼稚園(年中クラス)始まったよ♪

2015年09月03日 | 4才~4才半

とうとう、長いようで短かった2ヶ月間の夏休みも終わり、
娘の幼稚園が再開☆

季節は、9月に入り、残暑ながらも、朝夕は、空気が新鮮で、
夫は、出勤にジャケットが必要となってきた。

娘は、年少組に混じって、年中組に入り、去年同様、園長先生とクラスの担当の先生と一緒に生活。


今日、木曜日は、初めての給食☆
今まで、午前中の11時半までの幼稚園生活だったのが、年中クラスになると、午後からの授業が入り、
朝8時半から、夕方16時半まで、しっかり、園生活♪


お昼ごはん。
ママ、一人で食べるのなんて、妊娠して以来、全くなくて、
いつも一緒だった娘が、横にいないだけで、なんだか、ソワソワ…。

実家の母に、「こんな気楽な時間、何ヶ月ぶり?何年ぶり?」と、メールするくらい。

不思議な気分。。。

娘が横にいるだけで、うるさくて、自分のゆっくりした時間が欲しい。。。って、いつも思ってた。

なのに、いざ、彼女が横で食事をしていないだけで、なんだか淋しくて、落ち着かない。

お昼ごはんも、いい加減な料理。
自分しか食べないから、作る気もない。


今年の夏休みは、夫が有休を、ホンの数日しか取らず、
いつもながら母子で過ごした。
父子で過ごした日数は、数えるほど。

フランス人は、働き者の日本人からすると、かなりのんびりしているイメージ。
でも、けっこう、働くフランス人もいる。(苦笑)

それでも、夏休み最後の土曜日、ママが日本語教室をしている間、
大好きなアニメを観に、パパと娘、2人で近くの映画館へ行ってきた☆

私が、幼少時代、土曜日の午後は、母が、ピアノ教室をしていたので、
父、そして弟妹とで、アイススケートや図書館に行って過ごした記憶が多く、
なんだか、時を経て、同じような感じ。

土曜日の夕方、
仕事から帰って、夫が、映画のチケットを見せてくれて、すごく嬉しかった…♪

こんな当たり前な家族で過ごす時間が、どんなに大切か。

今日、幼稚園から帰った娘は、
「初めて給食を食べて、どうだった?」と、パパとママの質問づめに、困惑していた。。。



同い年の仲良しな友達のお家で、楽しくプールで遊びました☆


シオタパーク(ショッピング・モール)に行って、マクドナルドのハンバーガーを食べたよ☆