ももはな日記 ~南フランスでの子育て~

ボンジュール☆
ますますオテンバ娘に成長。
日本から遠く離れたここ南フランスで子育てをしています♪

あけましておめでとう、2107年

2017年01月14日 | 5才~5才半
アレよ、アレよと、2107年を迎えました。

昨年の娘は、
10月・11月と、元気そのもので、幼稚園にも、楽しく通い、何事もなく過ごしていた矢先、
12月に入って、高熱が3日も続く大風邪をひき、幼稚園でのクリスマス会を、危うく欠席するくらい、
体調が悪くなりました。

新生児の時から幼稚園にあがる3才になるまで、病気らしい病気になった事がなく、
過去、こんなに高い熱を出した事もない娘。

この度の風邪は、もし、赤ん坊だったら、緊急に病院を訪れないといけないくらいだった…。
夜、高い熱を出した経験がなかった分、かなり、緊張した。

5才ともなると、
「汗が出たから、着替える」「何か飲みたい」「お腹すいた」「一緒に寝て」「おしっこがしたい」と、
身体の不調や欲求を、言葉にして、周りの大人に伝える事ができるので、看病もしやすく、助かった。

これが、まだ歩く事もできない赤ん坊だったら、一日中愚図ってばかりで、心配で、一時も休めない。
身体の体調管理が、一人で出来ないのが当たり前な幼児。

新しい年を迎え、健康が何よりも大切な事だと感じる今日この頃…。




昨年も、ラ・シオタの港に、イエスキリストの生誕を祝うオブジェが設置されました☆




良い天気の日は、こうして、散歩が楽しめる☆



冬がやってきた。

2016年11月10日 | 5才~5才半
11月。

今週に入って、とうとう、アルプスからの冷たい風が吹きつける寒い冬がやってきました。

娘の登園にも、コートが必須。
冬用の帽子に、タイツやブーツも、活躍する季節が到来。

幸い、この冷たい風が吹くだけで、カラッとした青空が特徴の南フランス。
雪が吹きつけ、歩くにも歩けない天候ではなく、ブーツも濡れないので、足元はかなり楽。

先月末、近くの子どもセンターで、「ハローウィン祭り」があったので、
娘も、張り切って、「魔女」に変身して、参加☆



こんなカボチャのデコレーションも、お出迎え♪



ガイコツだって、踊ってる♪



この日は、気温が高く、太陽もポカポカだったので、薄着の仮装姿でも、全然、大丈夫でした。



たくさんの参加した子ども達は、美味しそうなビスケットや飴や、ピザを配ってもらって、食べたよ♪



年長クラスに入って

2016年09月27日 | 5才~5才半

9月に入り、幼稚園の最終クラス・年長さんになった娘。

娘の通う幼稚園では、1昨年から、新しいプログラムが導入されたため、
年中クラスと年長クラスの園児が一緒の教室で学ぶようになった。

「年長さんになった自覚」も芽生え始めた彼女は、同い年の友人と遊びたがり、
ちょっと体格も小柄な年中さんや、今月入園したての可愛い年少さん達とは、遊ぼうとしない。


登園の様子。歩いて、6分から7分くらいで、幼稚園に到着。
途中、カタツムリを見つけて、指をさしている娘。


先日、
隣のクラスの窓ガラスに向って、石を投げる子がいて、
先生に、こっぴどく叱られている様子を、傍で見ていたらしく、
「私は、Mちゃんとは遊ばない。
先生が、一緒になって遊んで、石投げたら、”ゆるさない!”って注意したから。」

シャンプーをしながら、そう娘は「今日の出来事」を説明してくれる。

こういった先生の園児に対する接し方は、私が育った感覚に合っているので、家でも通用する。

大きくなればなるほど、子どもの考え方が複雑化していくので、一筋縄にはいかない。
「なんで?」「どうして?」の疑問は、日常茶飯事。

ママ友やパパ友と、いつも雑談する際、こういうテーマが多く、
子ども自身をよく知っていて、子どもの世界や心理を理解している親と話すと、頷く事が多い。

例え、年齢的に若くても、いろいろ知っていて、真剣に子どもを育てている人と付き合うと、
「なるほどー。」と感心する。

逆に、いくら、おじいちゃん・おばあちゃん世代の人でも、若いときに、真剣に子どもと向き合い、
一緒に過ごす時間を大切にしてこなかった人と接すると、
「なんだか、この人は、トンチンカンで、合わないなぁ~。」と感じる。

国によって、子どもに対する考え方も、全く違うので、
「自分の考えが一番正しい。」と思っている人と接すると、ビックリするし、話が合わない。

9月は、季節も夏から秋にかわるので、
気温の変動も激しく、みんな体調を崩しやすくなってる。


もうすっかり、秋になったラ・シオタ。


幼稚園に入園したての頃は、「幼稚園に行くと、みんなと遊べる」とルンルン気分で、楽しんでいた娘。

ところが、
4才から5才になり、「幼稚園は、学習するところ」と、考え方が変った。

週末を楽しみにしながら、月曜日から金曜日まで、パパが仕事に行くように、
娘は、幼稚園に通うようになり、
どこにでもいる普通の園児となった彼女の成長を、静かに見守っている。


週末は、パパと一緒にミニゴルフを楽しんでいる。


ママの作った日本語教材

2016年08月22日 | 5才~5才半

幼稚園の夏休みも、やっとこさ、あと1週間ほどで終了。

今年は、日本へ里帰りをした時、
書店やコンビ二で売ってある子ども用学習教材を見つけては、
娘や日本語教室の生徒のために、いろいろ考え、注文したり、購入して、フランスに帰国。

夏休みは、長い。

毎朝、アラームをセットして起床。
以前、アラームなしで、起きたら、もう、9時過ぎて、10時前だった。
びっくり。
1日くらいなら、平気だけど、毎日、こんな時間に起きると、大変。

朝ごはんを食べながら、娘と、ひらがな練習。

最近、ほぼ、彼女は、ひらがなが読めるようになったため、
日本語教室で作った教材を、自分の子にも、使うようになった。

以前、まだ娘がいなかった頃、移民局のフランス語学校へ通う合間合間に、日本語教室の教材を作ってた。
今、それが、娘にも使える。



手作り教材のため、デザインやイラスト、フランス語での問題文など、すべて、オリジナル。
面白そうな練習問題を与えると、どんどん、こなす。

もともと、ただ、単純に、ごく普通に、怠慢なだけなので、いざ、本気を出すと、できる。
けれど、やっぱり、「これが済んだら、テレビ観れる」と言って、テレビ観たさで、
しぶしぶ、夏休みの母子サマースクール。

「ママは、意地悪だ。パパは、テレビを、いつも家で観てるのに、私には、観せてくれない。」
だから、ママは、意地悪らしい。
「パパ、今、外で仕事してるでしょ?だから帰ってから、家で、テレビ観てるの。」

いつも、こんな会話になる。

今まで、普通に使っている日本語を、いざ、自分の子どもに教えるとなると、
親子なだけに、かなり、根気が必要となる事が、身に沁みて、わかった。

性格が、鈍ではなく鋭な娘。
プラス、頑固なところがパパそっくり。

こんな子、我が子じゃなかったら、とっくに、先生の私から「教室には、もう、来なくていいです」と言っている。

もうすぐ、長かった夏休みが終わる。




フランスの書店で見つけたフランス人のための日本語「ひらがな」学習本。
左側に、平仮名の書き順。右のページは、フランス語で発音の説明と単語と、その訳。



フランス語は、アルファベットのHを発音しないので、
多くのフランス人が「はひふへほ」を、「あいうえお」と発音しがち。

頑固でフランス語が1番素晴らしいと思っているフランス人は、
「はひふへほ」なんて発音できなくて何が悪いのよ。と言った態度。

アンパンマンのキャラクターに出てくるバイキンマンより、タチが悪い。

その国の言語を学ぼう、という姿勢がなく、母国語ばかりを誇りに思っているフランス人は少なくない。




夏休みの母子サマースクールは、日本語だけでなく、こうした「図工」もある。



娘は、こういった工作が好きで、日本語教室の時とは、打って変わって、モチベーションが高い。


五才の誕生日、おめでとう☆

2016年07月25日 | 5才~5才半

先日、娘は、5才の誕生日を迎えました。

幼稚園が夏休みの間に、誕生日を迎える娘は、
今だかつて、友人に祝ってもらった事がなかったものの、
幼稚園終了間際、
生まれて初めて、園長先生の計らいで、「7月生まれの誕生日会」をしてもらいました。

夏休みに、わざわざ、誕生日パーティを開催するほどの力量も気力もないママとパパは、
今年も、家族3人だけで、娘の誕生日会を開催。



ロウソクの火が多すぎたかなぁ~。ふーっと、火を消したよ♪


今年は、出産した時と同じ、日曜日だったので、なんだか、5年前をよく思い出した。

夜明け前のあの陣痛、とか。
朝食に、バナナを食べようとしても、陣痛の痛さで、食べれず、
そのまま、病院に行き、食べ損なった、とか。

5年経った今でも、あの陣痛の痛みは、忘れられない。

いろんな細かな書類や、妊婦である身体の調整を、夫と四苦八苦しながら、こなしていけたのは、
何もかも、初めての経験で、それが当たり前だったから。

駆け足で過ぎていった5年。

今では、娘は、自分でトイレも行けるし、冷蔵庫のドアを開けて、好きなモノを取り出し、
勝手に食べることもできる。

シャワーも、1人で入って、自分の名前を綴ることだって、できる。

あんなに小さくて、でも、元気に産声を上げ、お腹から出てきた赤ん坊が、こんなにも成長する。

「すべての時間の結晶が、娘の成長に集結される」と、感じさせられる今日この頃。



今年は、去年と打って変わって、手作りケーキ。
夫が、「チョコレートケーキは、甘すぎて食べれないから、レモンケーキを作って」と、リクエスト。
パパの誕生日でなくて、娘の誕生日なんだけどなぁ…と思いながら、作りました。



今年の誕生日プレゼントは、木製ミニゴルフセット。
本物のゴルフボールが入ってました。
パパもママも、娘以上に、ハマッて、遊びそう♪