カメラを続けて20年!

子供の誕生を機にカメラを始めてそろそろ20年。もう子供も被写体になってくれず、あらたな被写体を求め模索中の毎日です。

都会の真ん中でよくぞここまで自然を残した白金台の自然教育園

2024年08月17日 08時30分00秒 | 東京

以前に2023年の残暑に東京都港区白金台という都会の中でも誰もが認める都会の中にある「東京都庭園美術館」の庭園をご紹介しました。

https://blog.goo.ne.jp/momohakase/e/5ec53e5801ec2df0e4e9792b31f5596e


その隣にある「国立科学博物館附属 自然教育園」に行ってきました。その名の通り自然のまま残された園内の池や樹木は都会の奇跡といっても過言ではないと思います。


タイトル写真は自然教育園の中央に位置する「ひょうたん池」を撮影したものです。

うっそうとした雰囲気でしたが、風もなく水面が綺麗にリフレクトしていました。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:28mm相当 1/60sec F4.0 ±0.0EV ISO640



圧倒されたのが、この舞っているような姿の「物語の松」です。

見事な枝振りだったので思わず撮影しましたが、不覚にも後でリーフレットに載っていることに気がつきました。

※Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/60sec F2.4 ±0.0EV 14mm相当 ISO640



園内の見学路においては整備されていますが、それ以外は自然放置というのが基本の自然教育園です。

ゆえにアップダウンのない里山を歩いている気分でした。

※Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/121sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50



入口から程なく近い「路傍植物園」です。

路傍とはよく言ったものです。様々な植物にのっけから歓迎してもらいました。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:28mm相当 1/60sec F4.0 ±0.0EV ISO500



秋でも夏でもやはりモミジはイイです。

夏の方が形の良い葉が多いようです。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:94mm相当 1/100sec F5.4 +2.0EV ISO800



「シュロ」の木が群生していました。

近世に南国から持ち込まれた種だと思い込んでいましたが、平安時代に中国の南方から伝来したとこと。かなり歴史のある種類の木だったようです。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:28mm相当 1/60sec F4.0 +0.7EV ISO800



「おろちの松」です。

2019年に倒伏しましたが、倒れる前は天にそびえる立派な松だったとのこと。

自然教育園というだけあって、自然のままに放置しているそうです。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:44mm相当 1/60sec F4.5 ±0.0EV ISO5000



自然が作り出した巨木のアーチかと思いましたが、そう見えるだけで実際は2つの木の幹が内側に伸びているだけでした。

アーチの中心、ちょっと左側で切れているのが確認できるでしょうか?

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:34mm相当 1/60sec F4.1 +0.3EV ISO400


沢山のマイナスイオンを吸収することができた自然教育園の存在は東京都庭園美術館に行った際にわかってはいたのですが、敷地が広いことや残暑が厳しかったこともあり、寄ることなく帰ってしまいました。

今となっては「何であの時、寄っていかなかったのか!」と思う次第です。


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休日の浅草はいつでも混んでいるため超広角撮影はかなり難しかった

2024年08月10日 08時30分00秒 | 東京

Nikon D7000と超広角レンズSIGMAの10-20mm F4-5.6 EX DC /HSMを抱えてナニを血迷ったか、休日の激混みな浅草を撮影してきました。

Nikon のカメラに搭載されているHDRの一種であるアクティブD-ライティングを使用することで雷門や本殿の影の部分も比較的明るく表現できると思ったからです。


タイトル写真は雷門の表側から見上げるように撮影しました。超広角ならではのダイナミックさを表現できたと思います。

※NIKON D7000 SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC HSMで撮影:15mm相当 1/250sec F5.6 ±0.0EV ISO100



15mm相当で撮影したものをトリミングしました。

計算すると33mm相当の画角になりますが、超広角レンズ特有の歪みもほとんど無く、雷門の騒がしい雰囲気が表現できたと思います。

※NIKON D7000 SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC HSMで撮影:15mm相当からのトリミングによる33mm相当 1/250sec F8.0 ±0.0EV ISO100



同様に30mm相当で境内の仏像を撮影したのですが、後方に写る東京スカイツリーをスクエアサイズに切り取ってみました。横方向を基準として、78mm相当の画角です。

トリムした結果、画素数でいうと300万画素にも満たないのですが、切れの良いレンズなので、ブログであれば十分使用できるという例で投稿しました。

※NIKON D7000 SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC HSMで撮影:30mm相当からのトリミングによる78mm相当 1/250sec F8.0 ±0.0EV ISO100



「五重塔」と「宝蔵門」を見上げる形で撮影しました。

本来ならば影になって見えない社の「庇(ひさし)」の部分もアクティブD-ラインティングの効果もあってか、綺麗に描写できました。

※NIKON D7000 SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC HSMで撮影:16mm相当 1/200sec F7.1 ±0.0EV ISO100



タイトル写真にある雷門の裏側からの写真です。正式名称の「風雷神門」の表記をこちら側に持ってきたあたりが粋だと思います。

※NIKON D7000 SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC HSMで撮影:15mm相当 1/250sec F5.0 ±0.0EV ISO100



仲見世通りから伝法院通りが交差する場所ですが、とにかく人が多く、写真を撮影するどころではありません。

※NIKON D7000 SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC HSMで撮影:30mm相当 1/250sec F8.0 ±0.0EV ISO100



敷地が狭いわけではないですが、浅草寺のように建物が所狭しと建ち並んでいる寺社においては30mm相当だとかなり余計なものも写ってしまいます。

こちらもクリッピングして47mm相当にしてしまいました。

※NIKON D7000 SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC HSMで撮影:30mm相当からのトリミングによる47mm相当 1/200sec F8.0 ±0.0EV ISO100


銀座の街をこのレンズで撮影したときは、いい感じで「私の腕も結構イイかも」と思いましたが、浅草寺を撮影して、まだまだだと痛感しました。

とにかく人が多いのでシャッターのタイミングが計れない。15mmの超広角は構図がとにかく難しい。

ダイナミックないい写真が撮れると思って持参した超広角レンズは、まだ楽しみがいがありそうです。


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桜木町をウォーキングしていたら特徴的な建物を見つけました

2024年08月03日 08時30分00秒 | 横浜

久しぶりに家族と桜木町にやってきました。

夕方から雨が降るということだったので午前中にJR桜木町駅から臨港パーク、JR横浜駅までの約1.5kmをウォーキング兼ねて歩いてみました。


タイトル写真の曲線が特徴の個性的な建物は「横浜ベイコート倶楽部ホテル&スパリゾート」です。

リラクゼーションの施設が揃っているようですが、一度体験してみたいものです。

※Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/8333sec F1.6 ±0.0EV 34mm相当 ISO50



JR桜木町駅からの日本丸に程なく近いところで、サーフボードの上に立って漕ぐSUP(Stand Up Paddle)講座が行われていました。

※Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/4255sec F1.6 ±0.0EV 42mm相当 ISO32



緑の屋根が特徴的な「ぷかり桟橋」と呼ばれる波止場です。

シーバスの乗り場だと思っていたので中に入ったことはなかったのですが、待合所にレストランが併設されているそうです。

※Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/7194sec F1.6 ±0.0EV 31mm相当 ISO50



横浜ベイコート倶楽部から見える、横浜ディスプレイミュージアムをはじめとしたビル群を撮影しました。

ニョキニョキとビルが生えてきたような情景が面白いです。

※Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/6329sec F1.6 ±0.0EV 65mm相当 ISO40



臨港パークからビルの隙間をぬって横浜駅方面に向かう一本道ですが、放射線状構図が映える写真になりました。

※Apple iPhone15超広角カメラで撮影:1/2370sec F2.4 ±0.0EV 14mm相当 ISO25



「横浜アンパンマンこどもミュージアム」です。

もう子供ではなく、いい年をしたオッサンなので、中に入ることはかないませんでした。

iPhone15の超広角カメラで撮影しましたが、ゆがみを修整しました。後ろにそびえ立つ「Kタワー横浜」が、真っ直ぐ過ぎて、ちょっと違和感を覚えます。

※Apple iPhone15 メインカメラで撮影:1/4630sec F1.6 ±0.0EV 28mm相当 ISO50


家族と一緒に巡ったため「数秒」で構図を判断してシャッターを切る、といった写真ばかりですが、トリミングなどの加工をすることでそれなりの写真に仕上がったのではないかと思います。

意外にiPhone15の2倍ズームは画角が狭くなりますが、歪みも発生しない為、上手く撮れると思いました。



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~東京スカイツリー~ レンズを50mm相当縛りにしてWタワーの撮影に臨んだ

2024年07月27日 08時30分00秒 | 東京

東京の二大タワー「東京タワー」と「東京スカイツリー」。この二つの巨大ツリーを一日で巡り、かつ写真を撮る際は50mm相当のレンズのみで臨む。という縛りをつけて撮影してきました。

前回は東京タワーでしたが、今回は東京スカイツリーです。


使用したカメラはお気に入りのOLYMPUS PEN E-P3。使用したレンズはZUIKO DIGITAL 25mm F2.8という10年以上前の骨董品を引っ張り出してきました。


タイトル写真はこの二つの機材で撮影した東京スカイツリーになります。背景を入れていないのでどこで撮影したのかさえもすっかりと忘れてしまいました。

※ E-P3 ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8で撮影:1/800sec F10.0 ±0.0EV 50mm相当 ISO200



浅草駅に最も近い橋である「吾妻橋」から桟橋に止まっている水上バスを撮影しました。

水上バスを主役にもうちょっと近づきたかったのですが、こちらも50mm縛りということでここまでが限界です。

※ E-P3 ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8で撮影:1/500sec F8.0 ±0.0EV 50mm相当 ISO200



ご存じ墨田区役所・東京スカイツリー・アサヒビールビル本社となります。

有名すぎる構図のため特に言及することはないですが、東京スカイツリーを真ん中にした写真は私の中では珍しいかも。

※ E-P3 ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8で撮影:1/800sec F10.0 ±0.0EV 50mm相当 ISO200



墨田区に入り、隅田川から流れる北十間川の源森橋から撮影したスカイツリーです。

このアングルの写真もメディアなどでよく見ますが、やっと自分で撮影することができました。

50mm縛りといいながら、橋上ということで構図がうまく決まらず、iPhone15での撮影となりました。情けない。

※Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/7692sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50



北十間川と併走している東武鉄道の鉄橋です。

やはり気になったのは命綱のように装備されている太いワイヤーです。大いに撮影意欲をそそられました。

パッと見、免震に考慮された造りなのかな?と思ってしまいました。

※ E-P3 ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8で撮影:1/400sec F7.1 ±0.0EV 50mm相当 ISO200



同じく北十間川を行き来する水上バスを見つけました。

川底までの深さが浅いこともあり、小型のクルーザーしか使用できないようです。ここで撮影した屋形船らしき船も小型のタイプでした。

※ E-P3 ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8で撮影:1/500sec F8.0 ±0.0EV 50mm相当 ISO200



東京スカイツリーの商業施設「ソラマチ」から東京スカイツリーを見上げた写真です。

かなりの混み合いだったため、カメラをバックから出すタイミングを逃してしまい、iPhone15での撮影です。

ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8で撮影していれば、解像度の高い、もっと望遠寄りの写真が撮れていたと思います。

※Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/4630sec F1.6 ±0.0EV 52mm相当 ISO40


何だかんだいっても、東京スカイツリーの撮影に関してはiPhone15と併用してしまいました。

また東京タワーに比べ東京スカイツリーの方が混雑していたため、撮影するタイミングをはかる必要がありましたが、同様のカメラマンも多かったので撮影しにくいということはありませんでした。

ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8レンズの切れがめちゃいいので、帰宅したてMacで見返しても爽快な写真が多かったです。

とはいっても、私にとって基本といわれる50mm相当単焦点というのはかなり難儀な焦点距離だったようです。



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~東京タワー~ レンズを50mm相当縛りにしてWタワーの撮影に臨んだ

2024年07月20日 08時30分00秒 | 東京

所有しているカメラの中で、一二を争うほどお気に入りの機種であるOLYMPUS PEN E-P3(2011年発売)の純正ケース(CS-29FBC)を最近入手しました。

撮影に特別影響することはありませんが、昔ながらの「被せる本革タイプ」のその姿は神々しくもあります。



CS-29FBC:ヨドバシ・コムより参照


せっかくなのでそのケースにE-P3をいれて、東京タワーと東京スカイツリーのダブルタワーを巡り、かつ使用レンズは35mm換算50mm程度の単焦点レンズであるZUIKO DIGITAL 25mm F2.8のみという、レンズ縛りも加えて撮影を敢行しました。


タイトル写真は東京タワーの直下から見上げた迫力の一枚です。

E-620などのフォーサーズカメラを使っていた頃、ピントが合致したにもかかわらずPCで確認するとピンボケしているなんてことがありましたが、この東京タワーはガチピンで撮影できました。このレンズ小さいくせに、なかなかの解像感です。

※ E-P3 ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8で撮影:1/500sec F8.0 ±0.0EV 50mm相当 ISO200



東京タワーの駐車場に設置している金網に「野ばら」が咲いていました。「手入れされていない感」があったにも関わらず、結構な大きさまで育っていることにビックリです。

※ E-P3 ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8で撮影:1/160sec F4.0 ±0.0EV 50mm相当 ISO200



東京タワーのような大きな被写体を単焦点レンズで撮影することは、私にとってはかなり難しいようで、どこをどう切り取っていいのかわかりませんでしたが、東京タワーといえばライトアップということを思い出し、ライトアップ機器を撮影してみました。

※ E-P3 ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8で撮影:1/640sec F8.0 ±0.0EV 50mm相当 ISO200



東京タワーの裏にある増上寺の巨大な大殿を撮影しました。あまりの大きさに全体を入れるにはかなり下がって撮影する必要がありました。

※ E-P3 ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8で撮影:1/500sec F7.1 ±0.0EV 50mm相当 ISO200


東京タワーへは何度も足繁く通っている割には隣の増上寺に初めて境内まで入ってみました。50mm縛りの撮影は結構大変ではありましたが、ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8レンズの切れの良さにあらためて感心しました。

タワーもバラもそして増上寺もキレキレのピントで撮影できました。良いレンズは時代を超えて良い写真を撮らしてもらえることを実感しました。




コメント (2)
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