オスがメスをゲットする
自然界では
それは並大抵の事ではない
おなじみのNHKの
「ダーウィンが来た」
昨日の放映は
オーストラリアに生息する鳥
コウロコフウチョウ
一匹のオス鳥に
彼の許可もなく密着取材
毎回の事ながら
その映像の鮮明さ、美しさに
爺は心から敬意を表する
彼の名前は
「ピン太」
NHKとしては大胆なネーミング
爺への皮肉ともとれるが
オス鳥の
メスのハートを射止める秘策
それはダンスのうまさ
それにつきる
かろやかに
羽を交互に広げて踊る
チャームポイントは
胸の鮮やかな青色
その青色を
如何に魅力的に見せて
ダンスを踊るかがポイント
但しなぜか
決して口ばしを見せてはダメ
羽でそれを上手に隠すこと
これは絶対条件
人間で例えれば
胸に札束をぶら下げ
手でアソコを隠し
踊る裸踊り
決してあの部分の魂胆を
悟られてはならない
だが
青色の鮮やかさは鳥の健康度
その選択は強い子孫を残すため
口ばしは鳥の武器
だから隠すのだと
そう解説してた
ピン太君も無事メスをゲット
交尾後
最敬礼でメスを見送る
ありがとうと
見習わなくちゃならねぇぞ
でもねぇ~
この後メスは卵を産み
メスだけがヒナを育てるとか
ずるいぞピン太君
それだったら
爺だってダンスでもなんでも
やっちゃうやっちゃう
そして見送る姿勢は
感謝の意をこめて不動の最敬礼
やりっぱなしのピン太君
ちょっとうらやましいかも