「新春歴史ミステリー
古代ローマ1000年史」
1月3日のTBSの番組
ゆっくり録画で見た
大好きな「歴史」に
大好きな「ミステリー」
大好きな「ローマ帝国」
とくりゃ~
見ないわけにはいかない
そして久しぶりの
見ごたえのある番組だった
そしてそれが
爺の大事な日曜日を
台無しにする不幸を呼ぶ
ちょっとした幸福とともに
繰り返す番宣
妻が簡単に引っかかった
「天と地と」
これを見ると妻おっしゃる
爺はこれでも歴史には
とてもうるさい
そして案の定
カメラワークでは
隠し切れない
エキストラ不足
川中島合戦が全く迫力不足
謙信が信玄との一騎打ち
いるはずの旗本は一人もいない
討たれるの覚悟した信玄
それを見て
ニコッとして引き上げる謙信
オイオイ
お前らじゃれあいか?
ジェームス三木さん
いいかげんにしてよ
まぁ~ど素人の妻は
それなりに
楽しんでいたようですが
番組が終わって
次の番組表を見る爺
「あっ!深夜に
また古代ローマの番組がある」
「何~や違うかった」
「ムラサキ 太古のロマン」
「ロマンをローマと見間違ちごうた」
一人で、ぼけツッコミ
それを妻は聞き逃さなかった
「あっ!それ染物の話や」
「着物の検定試験に出てた」
「本でしか見てないので
そんな番組見たかったんや」
大喜びの妻
爺の頭をなでなでしそうなぐらい
爺のちょっとした幸せ
「一緒に見よう」
これが大不幸の始まり
言っておきますが
爺は着物には興味ありません
もちろん
染料なんてぜ~ぜん関心なし
いまさら
植物の根をすりつぶして
染め上げるなんて知識
いりませんから
話しかけてくるので
居眠りもできない
苦痛の一時間
無駄な知識が頭に入る
残り少ない人生
爺にとって大事な知識が
これのせいで
トコロテンのように
押し出されていく
何がロマンだ
何が太古だ